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クロフネツツジ(黒船躑躅) 2019.04.22 -- 2

2019.04.22(21:00)

190403 こども植物園 クロフネツツジ1

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2019.04.03
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ

 時季遅れにならないうちに、ツツジの紹介を始めよう、と思う。
 最初は「ツツジの女王」と言われるクロフネツツジ(黒船躑躅)だ。
 クロフネツツジは、ツツジ科ツツジ属の落葉低木で、大輪の花を咲かせることから「ツツジの女王」と呼ばれる。


190403 こども植物園 クロフネツツジ2

 花期は4、5月。花冠は淡い桃色または白色で、花冠上方の3弁に赤茶色の斑点があるのが特徴だ。雄しべは10本。
 中国東北部、ロシア極東部および朝鮮半島に自生するらしいが、江戸時代初期に朝鮮半島から日本へ、園芸用として渡来したそうだ。名前の「黒船」よりも早い時代に渡来したことを考えると、名前の由来はどうもよくわからない。
 
 色合いが淡い。それが好きで、私はたいへんよい印象を抱いている。


190403 こども植物園 クロフネツツジ3


〈注〉
 今晩はこの記事の前に「オトメツバキ」(乙女椿)の写真記事があります。
 併せてお楽しみいただければ幸いです。

ヒゴツバキ(肥後椿)「熊谷」 2019.04.21 -- 2

2019.04.21(21:01)

190403 こども植物園 肥後椿熊谷1

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2019.04.03
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

 『つばき 名花の紹介と栽培』/安藤芳順・著(保育社)によると、
 文化の中心が完全に江戸に移り、江戸でツバキが庶民の間に根を下ろした文化・文政の頃、熊本では花卉園芸が発達を遂げた。そういう環境の中で、ツバキも肥後六花のひとつとして流行し、ツバキの花形に独特の領域を開いた、という。
 現在でも「肥後椿」と言えばそれだけでどんな形のツバキの一群か、通じてしまう。
 咲き方は一般に「梅芯咲き」と言われる。雄しべが梅の雄しべのようにぱあっと広がっているのだ。


190403 こども植物園 肥後椿熊谷2

 写真は横浜市こども植物園の管理事務所の前に植えられている「熊谷」だ。
 熊本市農林水産振興総室精算流通課内の「肥後つばき協会事務局」が認定した品種一覧表には「肥後熊谷」と「今熊谷」が掲載されているが、ネットで写真を調べたところでは、ここへ植えられたのは「肥後熊谷」のように見える。
 とりあえず、掛け札の通り「熊谷」としておこう。


〈注〉
 今晩はこの記事の前に「ブタナ」の写真記事があります。

ネコヤナギ(猫柳)の雄花 2019.04.08 -- 1

2019.04.08(20:00)

190315 こども植物園 ネコヤナギの雄花

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2019.03.15
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 ネコヤナギについて、「そうか、下記のようなことなのだ」とようやく合点がいきました。

 ・雄花・雌花ともに花穂に細い毛があるが、雄花は花が開く前は葯の色で赤く見える
 ・はじめは紅色の雄しべの葯は、黄色い花粉を出して黄色くなり、その後に黒くなる
 ・雄花は、雄しべが2本あるが、花糸は合着して1本になっている
 ・雌雄異株だが、観賞価値の高い雄株が栽培されることが多く、雌株はなかなか見つからない。

マグノリア 2019.03.28 -- 1

2019.03.28(21:00)

190315 こども植物園 マグノリア1

 撮影場所:横浜市環境支援センター
 撮影日:2019.03.15
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ

 ハクモクレン(白木蓮)という木は、3月後半になるとあちらこちらで目に付くが、基本的に大きい木が多く、木全体にびっしりと咲くくらい花付きがよい。
 前回こども植物園付近の道路際で撮影したハクモクレンがそのよい例である。

 だとすると、上の写真はほんとうにハクモクレンなのだろうか。
 横浜市環境支援センターの立て札はそうなっていたが、どうも何か別種の花を見ているような違和感が感じられる。木が小型で、花がずいぶんと大きい。
 ハクモクレンをベースにした園芸種なのではあるまいか。

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《参考:ほんとうのハクモクレン》

20190315 環境支援センター ハクモクレン再録

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これはほんとうにハクモクレン(白木蓮)なのか?

190315 こども植物園 マグノリア2

 似たような花は横浜イングリッシュガーデンでも見ていて、同ガーデンは見映えのよい園芸種の植物をこれでもかというくらい集めていて人気がある。


190315 こども植物園 マグノリア3

 モクレン属の仲間には園芸種が多いので区別が難しく、こういうときにはマグノリア(Magnolia)と呼んでおく手がある。マグノリアはモクレン属の呼び名そのもので、「呼び名がかっこいいから」とこの呼び方が流行っているが、園芸種であろうが何だろうがモクレン属であれば「マグノリア」なのである。

ハクモクレン(白木蓮) 2019.03.18 -- 1

2019.03.18(21:00)

190315 環境支援センター ハクモクレン1

 撮影場所:横浜市環境支援センター・沿道街路樹
 撮影日:2019.03.15
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ


190315 環境支援センター ハクモクレン2


190315 環境支援センター ハクモクレン3

港の曙 〜 横浜生まれのツバキ 2019.03.17 -- 1

2019.03.17(21:00)

20190202 こども植物園 港の曙1

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2019.02.02
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

 本日は横浜市こども植物園から、横浜生まれのツバキを紹介しておきたい。
 「港の曙(みなとのあけぼの)」という品種。
 「関東月見車」と「ヒメサザンカ」の交配品種とのこと。


20190202 こども植物園 港の曙2

 「ヒメサザンカ」は琉球列島の固有種で、通常のツバキ属(ヤブツバキやサザンカ)とはやや系統が異なっているらしい。花に芳香があることで知られており、ツバキ科の中でもっても強い香りのため、交配して芳香性のツバキの品種を創り出すためによく利用される、という。
 そうとは知らず、「港の曙」の香りを確認しなかったのが残念だ。
 来年の宿題にしておこう。

セツブンソウ(節分草) 2019.02.14 -- 1

2019.02.14(22:30)

190212 こども植物園 セツブンソウ1

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2019.02.12
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 セツブンソウ(節分草)は、キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草。
 季節の花だから撮るには撮ったが、構図がもう少しよければ…とか、陽が当たっていれば…とか、数多く画面に入れられれば…とか、不満の多い撮影だった。
 撮影場所は横浜市こども植物園だ。
 多摩NTの住人 さんのように、自宅の鉢植えなどで育てていれば、工夫もいろいろできるだろうけれど、まあ仕方がない。

190212 こども植物園 セツブンソ2

 色合いが可愛いが、白いのは萼片。花弁は先端が2裂して蜜腺になるので、黄色いのが元々の花弁。雄蕊が多数あって葯は淡紫色に見えている。黄色ないし橙色の蜜腺でもなく、青紫色の雄しべでもないのが雌しべだが、複数あって、付け根のところが暗い赤色に膨れている。

加茂本阿弥(かもほんあみ) と 白玉(しらたま) 2019.02.10 -- 1

2019.02.10(23:10)

【加茂本阿弥】

190202 こども植物園 加茂本阿弥1

 撮影場所:横浜市環境支援センター
 撮影日:2019.02.02
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

 加茂本阿弥と白玉はよく似ている。
 名札がなければ、私にはこのふたつはとても区別が付かないと思う。
 両方とも、太い筒蕊が特徴的だ。
 ついでに、撮影がとてもやっかいなのも特徴だ。見るところ、咲き始めるとすぐに傷み始める。白い花弁に黄色や茶色の染みができて拡がっていく。


190202 こども植物園 加茂本阿弥2

 京都に光悦寺というのがあって、本阿弥光悦の一族や職人らが移り住み芸術家集落となったその光悦の屋敷跡が寺になったそうだ。一度訪れてみたいと思いつつ、まだ実現していない。
 洛北にあり、西賀茂に近いから、加茂は賀茂の字が変わったのかも知れない。
 なお、「加茂本阿弥」には「窓の月」という別名もある。


180220 小石川植物園 加茂本阿弥

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2018.02.20
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 すぐ上の写真にみ、昨冬に小石川植物園で撮影したもの。


【白玉】

190202 こども植物園 椿白玉

 撮影場所:横浜市環境支援センター
 撮影日:2019.02.02
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 白玉は、白玉椿とか玉椿とか古歌に詠われているので、それが名前の由来かも知れない。
 加茂本阿弥も白玉もどちらも販売されているので、別種であることは間違いないだろう。

クロガネモチ(黒鉄黐)の実 2019.02.07 -- 1

2019.02.07(18:15)

190202 こども植物園 クロガネモチ

 撮影場所:横浜市こども植物園沿いの道路
 撮影日:2019.02.02
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 向かいの駐車場から横浜市こども植物園の門のある側へ道路を渡ったら、たくさんの鳥たちが飛び立ちました。
 この実をついばんでいたのでしょうか。
 クロガネモチはモチノキ科モチノキ属の常緑樹です。


190202 こども植物園 クロガネモチ2


190202 こども植物園 クロガネモチ3


190202 こども植物園 クロガネモチ4

深紅のバラ 2019.01.06 -- 1

2019.01.06(14:10)

 2019年の正月はまた大人数の大家族となり、ようやく昨日の午後から通常の生活に戻りました。
 そうはいっても、訃報も入ってきていまして、まだ少し落ち着かない状況ですが、本日からブログを再開させたいと思います。
 以下は昨年11月の写真が中心ですが、ボツにするのはもったいないし、新年らしく紅い色から始めたいと思い、記事にしました。


【ウィリアム・シェークスピア】

181117 こども植物園 ウィリアム・シェークスピア

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2018.11.17
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 イギリスのデヴィッド・オースチン社の「ウィリアム・シェークスピア」というバラは、1987年作出のバラと、
2000年に作出された「ウィリアム・シェークスピア2000」の2種があるようです。
 上の写真、横浜市こども植物園のバラは「ウィリアム・シェークスピア」。
 以前紹介したわが家の鉢植えのバラは「ウィリアム・シェークスピア2000」です。


【ウィリアム・シェークスピア2000】

181029 自宅庭 ウィリアム・シェイクスピア2

 撮影場所:自宅庭
 撮影日:2018.10.29
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM


【アストリッド・グレーフィン・フォン・ハルデンベルグ】

181117 こども植物園 アストリッド・グレーフィン・フォン・ハルデンベルグ

 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影日:2018.11.17
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 情報があまり集まりませんが、たぶん、ドイツのタンタウ社のバラと思われます。
 名前はドイツの女性社会活動家にちなんで名付けられたそうです。


【ディープ・シークレット】

181008 自宅居間 ディープシークレット縦

 撮影場所:自宅庭
 撮影日:2018.10.08
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 1976年にドイツのタンタウ社が作出したバラです。地植えのバラをテーブルの上に活けたものを撮影しました。

 横浜市こども植物園のバラ園は、イングリッシュローズ(英国のデヴィッド・オースチン社のバラ)とドイツのバラが増えてきつつあり、わが家の趣味とマッチしているので、嬉しく感じています。


付録《2018年に出かけた美術展》

1. ユージン・スミス写真展/ 東京都写真美術館 2018.01.08
2. 北斎とジャポニズム--HOKUSAIが西洋に与えた衝撃/ 国立西洋美術館 2018..01.26
3. 生頼範義展/ 上野の森美術館 2018.01.26
4. 横山大観展/ 山種美術館 2018.02.09
5. パリジェンヌ展/ 世田谷美術館 2018.03.20
6. 木島櫻谷展 Part1/ 泉屋博古館別館 2018.04.04
7. 木島櫻谷展 Part2/ 泉屋博古館別館 2018.04.24
8. モネ それからの100年/ 横浜美術館 2018.04.27
9. 至上の印象派展 ビュールレ・コレクション/ 国立新美術館 2018.04.27
10. ルドン 秘密の花園展 三菱一号館美術館 2018.05.09
11. ヌード 英国テート・コレクション展/ 横浜美術館 2018.05.14
12. プラド美術館展/ 国立西洋美術館 2018.05.18
13. 生誕150年 横山大観展 / 国立近代美術館 2018.05.19
14. 特別展「西郷どん」/ 東京藝術大学美術館 2018.07.05
15. 特別展「縄文-1万年の美の鼓動」/ 東京国立博物館平成館 2018.08.17
16. ミケランジェロと理想の肉体/ 国立西洋美術館 2018.08.23
17. フェルメール 光の王国展2018/ そごう美術館 2018.08.27
18. 藤田嗣治展/ 東京都美術館 2018.09.14
19. 入江明日香展/ そごう美術館 2018.09.27
20. 小原古邨展/ 茅ヶ崎市美術館 2018.10.03
21. 横山崋山展/ 東京ステーションギャラリー 2018.10.23
22. 京都 醍醐寺〜真言密教の宇宙/ サントリー美術館 2018.11.02
23. マルセル・デュシャン展/ 国立博物館平成館 2018.11.09
24. 京都 大報恩寺 快慶 定慶のみほとけ/ 国立博物館平成館 2018.11.09
25. 猪熊弦一郎展 馬と女性たち/ 馬の博物館 2018.11.10
26. 東山魁夷展/ 国立新美術館 2018.11.12
27. 「仏像の姿」仏師がアーティストになる瞬間/ 三井記念美術館 2018.11.16
28. ピエール・ボナール展/ 国立新美術館 2018.11.29
29. 駒井哲郎展/ 横浜美術館 2018.12.12
30. ルーベンス展/ 国立西洋美術館 2018.12.14
31. ローマの景観 そのイメージとメディアの変遷/ 国立西洋美術館 2018.12.14

 一昨年よりは少ないですが、昨年もさまざまなアートをじっくりと楽しめて、総じてよい年でした。

横浜市こども植物園

  1. クロフネツツジ(黒船躑躅) 2019.04.22 -- 2(04/22)
  2. ヒゴツバキ(肥後椿)「熊谷」 2019.04.21 -- 2(04/21)
  3. ネコヤナギ(猫柳)の雄花 2019.04.08 -- 1(04/08)
  4. マグノリア 2019.03.28 -- 1(03/28)
  5. ハクモクレン(白木蓮) 2019.03.18 -- 1(03/18)
  6. 港の曙 〜 横浜生まれのツバキ 2019.03.17 -- 1(03/17)
  7. セツブンソウ(節分草) 2019.02.14 -- 1(02/14)
  8. 加茂本阿弥(かもほんあみ) と 白玉(しらたま) 2019.02.10 -- 1(02/10)
  9. クロガネモチ(黒鉄黐)の実 2019.02.07 -- 1(02/07)
  10. 深紅のバラ 2019.01.06 -- 1(01/06)
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