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クリムト と マーラー 2019.09.29 -- 1

2019.09.29(14:25)

クリムト展パンフレット調整済 クリムト、ウィーンモダン・パンフ調整済

 5月10日に東京都美術館で「クリムト展」を観た後、7月26日に国立新美術館で「ウィーン・モダン、クリムト、シーレ 世紀末への道」という展示を観にいった。
 クリムトというと、私が美術史の勉強を始めた頃は、「世紀末美術」ということで、まるで頽廃芸術のような扱い方をされていた。
 しかし、世紀末とはいっても、20世紀に入るとフランスでは美術と音楽の革命が始まるわけで、見方を変えれば世紀末芸術は美術や音楽の革命的な変化を準備していた期間だとも言える。
 マーラーは後期ロマン派の指揮者、交響曲の作曲家として知られているが、クーペリックがドイツ・グラモフォンに録音したCDのジャケットにはクリムトの絵が使われていた。
 作曲家・指揮者マーラーと、旧態依然とした美術界を改革しようとしていたクリムトは、いずれも同時代のウィーンを舞台に活躍していたのだ。


190926 小石川植物園アザミの仲間とツマグロヒョウモン

 花の名前:アザミの仲間
 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2019.09.28
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 デザイナーの西岡文彦さんという方が、マーラーとクリムトの2人を「骨格」と「装飾」という観点から語っている。マーラーの交響曲はさまざまな旋律を寄せ集め、散りばめるようにして作曲されており、管弦楽にはさまざまな楽器が鳴り響いてとても華やかである。一方、クリムトはジャポニズムの影響を受けて、自分の絵の細部を装飾的に飾り立てることに熱心だった。どちらも音楽や美術の骨格よりは、装飾のほうに気を取られているようだ、というのである。
 このことは、20世紀の初めに起きたフランスでの音楽と美術の革命を、まるで準備していたかのように、私には聞こえてくる。

 日本の絵画に親しんでいる私には、細部まで工夫された装飾的な画面は、それが「当たり前のサービス」のように感じられる。
 花がメインの対象であれば横につぼみや果実もあり、余白のスペースには蝶も見えていたりする。できることならそのような写真をブログに載せたいものだが、現実にはなかなかよい機会に出会えない。


160926 自宅庭 シソの花とセセリ

 花の名前:シソ
 撮影場所:自宅庭
 撮影日:2019.09.28
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

コメント
小肥りさん、
私はもう少し新しい時代の絵がほしいです。
ピカソなんか、とってもほしいです!!
【2019/09/30 11:27】 | ディック #- | [edit]
山ぼうし さん、
19世紀末から20世紀初めにかけて、一部の保守的な人たちを除き、美術も音楽も「革新的に新しくなければ意味がない」という気分が、強く広がっていたようです。
ぼくは「さぞやおもしろかったろうなあ」と、タイムマシンがあれば行ってみたいです。
【2019/09/30 11:24】 | ディック #- | [edit]
クリムト展はちょうど6月に東京に行ったので
東京都美術館で見ることができました。
ただ好きというのではなくTVを見てたら
やっていたので一人で行ってきました。

アザミに今年は見ていないアサギマダラ
が来てくれるといいのにね(笑)
【2019/09/30 09:32】 | hirugao #J7S1TTU6 | [edit]
「好きな絵を持って行っていいよ」と言われたら
ボクは印象派を選びます。印象派がいい。
【2019/09/30 09:13】 | 小肥り #HfMzn2gY | [edit]
蝶と花のコラボ
こんな写真は、今までと違う雰囲気ですが、少し引いて撮った写真も、良い物ですね。
【2019/09/30 08:44】 | 楽 #M8XIDdVw | [edit]
とても良い時間を過ごしていらっしゃいますね。1枚の写真で花をメインに横には蕾や果実、その中に綺麗な蝶がいる。そんな写真を目指していますが、現実はとても難しいです。たまに偶然の産物がありあすね。
【2019/09/30 08:17】 | 多摩NTの住人 #rId1tC1Q | [edit]
おはようございます。

絵画と音楽のネタが組み合わされた
記事でしたね。で、写真が珍しく
蝶が出て来て、いつものこちらの雰
囲気とは違う感じもあります。
たまにこういうのも良いですねぇ。

さて、今日は土曜日の代休で休み。
孫サービスの一日です。

【2019/09/30 07:31】 | 地理佐渡.. #s/KLKpB2 | [edit]
ん~音楽と美術の革命ですか~。その革命時に身を置いていた方々は、大変だったのでしょうね~と想像。
ツマグロヒョウモンの♂とアザミの色の取り合わせが何とも。
【2019/09/29 23:29】 | 山ぼうし #- | [edit]
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