
撮影場所:自宅庭
撮影日:2019.03.30
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
写真は3月30日に撮影したマルバアオダモ(丸葉青梻)の芽吹きだ。

撮影場所:自宅庭
撮影日:2019.03.30
撮影機器:Olympus E5
わが家では2012年に庭の大改造をしたとき、新設のウッドデッキを丸く刳り抜き、そこへアオダモの若木を植えた。
最初日除けのシェードをほしい、と注文したが、それよりは新緑の美しい樹を植えて日除けにしたらどうか、とガーデナーの方から提案があり、一任することにしたのだった。
上の写真は当時のウッドデッキの様子だ。

撮影場所:自宅庭
撮影日:2019.04.09
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
そのマルバアオダモが大きく成長しすぎるので、一昨年は植木屋さんに頼んで剪定してもらったところ、昨年は花が咲かなかった。
今年は花が咲いた。
写真だと鮮明に写りすぎるが、見た目はもっともやっとして白い雲のようだ。

撮影場所:自宅庭
撮影日:2019.04.07
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
気になったのは株立ちの幹のもう片方のほうである。
上の写真、花が咲いているのは右側の木で、左側はまだ葉も出ていない。

居間から眺めていると、花が咲いている木の様子は上の写真のようだが、その横の木は下のような状態で、ようやく芽吹きが始まったところなのである。

何か具合が悪いのか、と心配したのだったが、ふと調べてみる気になった。
私は記事を書くときにかなり詳細に調べるのだが、自宅の木となると、見た目が美しいことが最優先で、ろくに詳しく調べたことがなかったのだ。
さて、調べたところアオダモには雄木と雌木があり、雄花と雌花の区別があるという。
私は自宅の木で以前アオダモの実を撮影したことがある。あの木はどちらだったか思い出した。
芽吹きの遅いほうの木だったのである。

さて、白く美しい花が咲いているのは雄花で、後から葉が出たほうの雌花はくすんだ色のまま、写真を撮る気にもなれない。
そして、その雌木がいま(5月9日現在)実をつけている。
写真のヘラのような実の先端に付いているのは雌しべの痕跡だろう。ヘラのような実の付け根の付近、色が少し変わっている。これがやがてもう少し膨らんで種子となる。
一時はなかなか葉が出てこない木のことを心配したのだが、このような顛末となった。