《ユキワリイチゲ》(雪割一華)

撮影場所:白金台・自然教育園
撮影日:2018.03.02
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
写真はきれいに撮れているが、この花がほんとうにユキワリイチゲなのかどうか、しっかり確認するには総苞葉や葉を確認する必要がある、という。
下の写真は、総苞葉や葉を確認できるように撮影した。

茎を囲む総苞葉と、大きな特徴ある葉が見えている。

この角度では総苞葉はボケているが、葉の様子はしっかりと写っている。

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2018.02.28
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
最後は小石川植物園のユキワリイチゲだ。自然教育園の花よりも白い色をしている。
《キクザキイチゲ》(菊咲一華)

撮影場所:白金台・自然教育園
撮影日:2018.03.02
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
ふたたび自然教育園からキクザキイチゲだ。

花弁状の萼が12枚、写真のような総苞葉が見られる。
これらキンポウゲ科イチリンソウ属の花については、私は場数を踏んでいない。
花の種類は間違えないと思うが、総苞葉だの、花弁と萼だの、葉のかたちだの、それらの区別についてはもしかすると間違いがあるかも知れない。
《アズマイチゲ》(東一華)

アズマイチゲは開いていなかった。花色は白のみだそうだ。
花のすぐ下に見える総苞葉が垂れる、という。
ユキワリイチゲのような大きな葉はないし、キクザキイチゲとは総苞葉や葉の形が違う。
咲き進んでもユキワリイチゲやキクザキイチゲと間違えはしない、と思う。
なお、ヤマケイ文庫の「野草の名前[春]」の「キクザキイチゲ」の項に、それぞれの見分け方が図入りで描かれていて、たいへんわかりやすくなっている。
できればほかの場所で数をたくさん見て、もっと経験を積みたい。