
撮影場所:小石川植物園
撮影日:2018.01.21
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
オキナワサザンカ(沖縄山茶花)は、従来 奄美大島〜西表島に見られるサザンカをサザンカとは別種として分類されてきたそうです。現在はふつうのサザンカと同一種に含められている、とのこと。

サザンカの原種はどんな花かと調べてみると、やはり白の五弁花で、こんなふうに平開する性質らしい。オキナワサザンカはかなり原種に近い、と感じます。

花のかたちは、自宅の庭にあるサザンカとよく似ています。ただ、自宅のサザンカはおしべの葯がこんなふうに大きくはなく、ごくふつうですけど。
《参考:自宅庭のサザンカ 2013.11.13 撮影》

撮影場所:自宅庭
撮影日:2013.01.13
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
ところで、最近はカンツバキ(寒椿)が植えられることが多くなり、サザンカの花との見た目の境目がたいへん紛らわしくなってきています。
たとえば、下の写真の花は「歌枕」というサザンカです。
《参考:サザンカ「歌枕」 2018.01.21 小石川植物園にて撮影》

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2018.01.21
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
よく見れば、寒椿にしては平たく開き過ぎていますし、一般的な八重のカンツバキより花弁の数が少なく、かなり様子が違います。
私の好みから言いますと、勢いのよい元気なカンツバキはどうも風情を欠くような気がします。
サザンカのほうに惹かれてしまいます。