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横浜イングリッシュガーデンの秋バラ その1 2017.12..02 -- 1

2017.12.02(23:10)

〈門前の赤いバラ 名称不明〉

171121 赤いバラ門前 名称不明

 撮影場所:横浜イングリッシュガーデン
 撮影日:2017.11.21
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ

 横浜イングリッシュガーデンの秋バラを少し紹介しようと思います。

 バラ園は各地に数多くありますが、横浜イングリッシュガーデンはひと味違ったバラ園です。
 たとえば、一般的なバラ園には「プリンセスなんとか」とか、「カトリーヌ・ドヌーヴ」とか、世界各国の皇室の王族の名前を冠したバラや、ハリウッド・スターの名前を付けたバラなど、豪華で大きなバラが多数ありますが、横浜イングリッシュガーデンにはそうしたバラがほとんどありません。


《アンゲリカ》

171121 EG アンゲリカ 吉池貞蔵2010

 作出者:日本・吉池貞蔵 2010年

 大型の派手な花を大きく咲かせるハイブリッド・ティーローズはフランスで創られ、フランスを中心に発展してきましたが、イギリス人はそうしたバラを好まない傾向が強いのです。
 大きくて派手なバラを嫌い、野趣に溢れ、個人の裏庭の塀に絡んでいるような、そうした昔からのオールド・ローズのよさを生かしたバラがいい。ハイブリッド・ティーローズのよさである、四季咲き、強健といった現代的な部分はしっかり残し、その上で、上に述べたようなイギリス人の好みに合ったバラを志向しているのがイギリスのバラの育種家たちの傾向です。


《アン・ヘンダーソン》

171121 EG G Fryer  イギリス 2014

 作出者:イギリス・G.Fryer 2004年

 横浜イングリッシュガーデンを運営しているのはテレビ神奈川ですが、実際に庭造りを監修しているのは河合伸志さんという方です。
 この方はバラの育種家でもあり、「禅」など和バラの作出者として知られています。横浜イングリッシュガーデンに植えられている数多くのパラを実際に選んでいるのは河合伸志さんであり、横浜イングリッシュガーデンはイギリス人好みのイングリッシュガーデンでありながら、一方で日本人好みの和バラも数多く植えられた、日本人好みの洋風庭園となっています。


《かおりかざり》

171121 EG かおりかざり 國枝啓司 2012

 作出者:日本・國枝啓司 2012年


〈名称不明 2〉

171121 EG 名称不明1 アプリコット色

 今回の記事に登場するバラの様子を見ていただければ、一般的なバラ園とはひと味違っていることを理解していただけると思います。
 わが家には、たとえば「プリンセス・ドゥ・モナコ」とか「月光」のようなハイブリッド・ティーローズもあるにはありますが、イギリスのデヴィッド・オースチン社から調達したイングリッシュ・ローズや古いオールド・ローズが主体であり、最近は和バラも増えてきています。イギリス人の好みのバラのほうが、日本人の好みに合っている、というふうに感じているのです。

なお、当記事のバラの名前については、もしかすると間違っている場合もあるかも知れません。100%正しいとは限らないので、その場合はご容赦ください。


〈名称不明 3〉

171121 EG 名称不明2 紅


《シャトゥルーズ・ドゥ・パルム》

171121 EG シャトゥルーズ・ドウ・パルム FRA G・Delbard 1996

 作出者:フランス・G.Delbard 1996年

 名前はおそらくスタンダールの「パルムの僧院」からきています。


《プロスペロ》

171121 EG  プロスペロ イギリス D Austin 1982

 作出者:イギリス・D.Austin 1982年

 解説文でも触れたイギリスのデヴィッド・オースチン社のバラです。
 同社のバラは「イングリッシュ・ローズ」と呼ばれています。


《バーガンディ・アイスバーグ》

171121 EG  バーガンディ・アイスバーグ AUS E N Swane 1998

 元祖「アイスバーグ」はドイツ・コルデス社のバラですが、これは E.N.Swane という方が作出者のようです。
 国や作出年がいろいろと伝えられていて、はっきりしたことがどうもよくわかりません。
 よく知られたバラなのですが。


《雪っ子》

171121 EG  雪っ子 上山洋 2002

 作出者:日本・上山洋 2002年


コメント
秋のバラおもつていたよりきれいでした。
前にも書きましたが私の住む町は100万本のばらのまちを達成しました。
ちなみにバラの文字はひらがなが標準です。
【2017/12/06 22:22】 | 自然を尋ねる人 #8xz/ZV2M | [edit]
今朝は本当に冷えましたね~!あっという間に師走第1週も終わりが近づき、慌ただしいままに年賀状書きや大掃除に突入しそうな予感が・・。こちらのブログも来週には年末を振り返る恒例の狂歌をしたためねば・・と思いつつ時があっという間に過ぎていく感じです。
【2017/12/06 21:56】 | ローリングウエスト #4rhKAmu. | [edit]
ディックさん、こんばんは。

イングリッシュ・ガーデンという名には意味があったのですね?
バラに言わばフランス風とイギリス風があるというのを知りませんでした。「港の見える丘公園」もその方の監修だとディックさんに教えていただきましたが、ではあそこもイギリス風のバラが多く植えられているのですか?
バラもそういう観点から見るとまた違った楽しみ方ができますね。
いろいろ教えていただくことが多いです。ありがとうございます。
【2017/12/05 17:14】 | jugon #ehuBx04E | [edit]
イングリッシュガーデンとフランス風の庭園
どちらもしっくりした色合いと形と云いますか
落ち着き感じました。
秋バラらしさもいいですね。
【2017/12/04 14:42】 | ころん #- | [edit]
バラのことはよく分からないのですが、英仏に違いがあるという話は面白いです。
イギリス人のバラに対する好みには共感できそうです。
【2017/12/03 22:08】 | 山ぼうし #- | [edit]
個人的嗜好からすると、3枚目と最後の薔薇が好みです。
普段は、園芸種の花は素通りしていますが、この時期でも沢山の花を見られるのですね。
【2017/12/03 18:25】 | 楽 #- | [edit]
多摩NTの住人 さん、
イギリス人のバラの好みとフランス人のバラの好みは大きく違っています。
そもそも、バラを植える庭園にしてみてもも、イングリッシュガーデンとフランス風の庭園には大きな違いがあります。
【2017/12/03 17:41】 | ディック #22hNL7Yc | [edit]
小肥りさん、
「和バラ」= 日本人が作出したバラ、という意味で使っております。
【2017/12/03 17:35】 | ディック #22hNL7Yc | [edit]
バラはよくわかりませんが、イギリスとフランスでは違うのですね。機会があればそのようなことに注意して見てみます。
【2017/12/03 16:13】 | 多摩NTの住人 #rId1tC1Q | [edit]
バラ自体が華やかなお花ですが、
その中では、落ち着いたお花がそろってますね。

この寒さの中で、頑張って咲いてますね!
【2017/12/03 15:25】 | アトムパパ #ulYx6Mu6 | [edit]
・・・一方で日本人好みの和バラも数多く植えられた、日本人好みの洋風庭園となっています。

「和バラ」と「非和バラ」という区別があるのですか?
大きな違いってなんでしょう。知りたい。
窓から外を見るとようやく冬の陽射しです。
【2017/12/03 10:32】 | 小肥り #mQop/nM. | [edit]
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