【横浜イングリッシュガーデンの「吉野」】

撮影場所:横浜イングリッシュガーデン
撮影日:2017.03.28
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ
横浜イングリッシュガーデンで「吉野」というツツジがたくさん植えられていて、3月だというのに早咲きできれいだな、と感心していました。

【横浜市こども植物園の「吉野」】

撮影場所:横浜市こども植物園
撮影日:2017.03.28
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
ところが 横浜市こども植物園にも「吉野」があって、こちらでは「ツツジ」ではなく「シャクナゲ」に分類されているのです。

それで私は調べ始めましたが、どうも横浜に平野重一さんという方がいらっしゃって、シャクナゲとツツジの交配種を手掛けているらしいのです。

朝日新聞社の『花おりおり』には次のように記載されています。
———— ソメイヨシノの咲く頃に満開、それをイメージし、作出者の平野重一さんが「吉野」と命名。雲南のスカブリフォリウムにゲンカイツツジを1968年に交配、育成した。母親に似て常緑で、花弁は切れ込む。80年に種苗登録、2002年にはオランダのフロリアードで金賞。------
【横浜市こども植物園の「黒潮」】

撮影場所:横浜イングリッシュガーデン
撮影日:2017.04.18
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ
4月18日には、今度は こども植物園で「黒潮」という品種を見つけてしまいました。

園芸ネット本店の販売サイトに書かれている記事によると、
「黒潮(くろしお)はツツジの仲間では珍しい青紫色の花を咲かせる中低木の小輪系シャクナゲです。丹那ゲンカイツツジとクレーターレイクの交配種」
……ということで、販売業者によってはブルーツツジとして販売していたり、シャクナゲとして販売していたり、いろいろのようです。

どうやら、よく販売されている「吉野」も「黒船」も、「春一番」や「さざなみ」といった品種も、平野重一さんが作出されたもののようです。
〈参考〉ゲンカイツツジ(2017.03.19)〜「吉野」の片親(に近い)品種

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2017.03.19
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
あまりよい写真ではありません、ご免なさい。ないよりはよいだろう、ということで。
季節柄、更新のペースを加速しています。
この記事の前には、ヤドリギ、テンダイウヤク、フジザクラ、ダイサギ、カタクリなどの記事があります。