カラスノゴマ 2016.10.04 -- 1

2016.10.04(20:45)

160927 小石川植物園 カラスノゴマ

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2016.09.27 下の写真も同じ

 9月27日の小石川植物園で撮影したが、名札があったわけではない。道端の繁みにあったのを撮影して、名前を調べようとしていたら、「多摩ニュータウン植物記Part4」に記事が出て、気持ちが楽になった。
 私が見つけたのは高させいぜい40cm で、黄色い花が目立つから「何だろう?」と屈んで写真を撮った次第だ。
 シベの辺りが変な具合だ、と視力の弱った眼で見て、とにかく撮影してあとでPCの画面で撮影しよう、と考えた。


160927 小石川植物園 カラスノゴマアップ

 あらかじめ知っていたらもう少しわかりやすく撮るのだが、真ん中のあたり、膨らんだ子房の先に伸びているのが雌しべで、ほかに長く伸びているのはすべて「仮雄しべ」だそうだ。
 雄しべは短いのが囲むように付いてる。これは黄色い葯が見えるので雄しべとわかる。
 ちなみに「仮雄しべ」というのは「葯や花糸が発達せず、本来の生殖機能をもたない雄しべ」のことをいう。
 この仮雄しべがだらっと長いのが、この花の特徴になっている。
 受精して子房が膨らむと、写真に写った若い実のようになり、これが茶色い実になって、莢が裂けると焦げ茶色の米粒のような種が出てくる。これを胡麻に見立てて、カラスなら喰うかも知れない役に立たない胡麻(ゴマ)ということで名前が付いたらしい。

 アオイ科カラスノゴマ属の一年草らしいが、「薬草カラー図鑑4」(主婦の友社)では従来の分類に従いシナノキ科とし、「中国では田麻という」とある。中国国内の中国高等植物図鑑(1974)にそう書かれているらしい。全草を夏から秋にかけて採取し、水洗いしてから日干しにして使う。葉をすりつぶしてその汁を止血に使う。乾燥した全草を煎じてこどもの貧血症と、ほかにおできにも使う、とのことだ。

 道端で見つけた植物であっても、小石川植物園で以前栽培されたものが逃げだした可能性があるので、私は薬草図鑑を調べることにしている。9月27日の「ハコベホオズキ」が、やはり以前は栽培されていたものが野生化したものだそうだ。

コメント
カラスノゴマとは・・・でも可愛い小さなお花ですよね。
確かに花の大きさからしたら大きな蕊ですね。

それで種が長いのかな?
【2016/10/05 19:39】 | hirugao #J7S1TTU6 | [edit]
こんばんは。

初めて聞く名です。もちろん姿も。
分布域は堂なのでしょう。まずは
在来種なのかどうかも分かりません。

さて、今夜こちらに台風が来そう
な感じです。風が心配です。


【2016/10/05 18:49】 | 地理佐渡.. #s/KLKpB2 | [edit]
カラスノゴマの名前はお役に立てたようで良かったです。仮雄蕊などは調べていませんでしたのでとても参考になりました。これは薬草だったのですね。それでは「役に立たない」という意味の命名は可哀相ですね。
【2016/10/05 07:39】 | 多摩NTの住人 #rId1tC1Q | [edit]
冒頭の作品、さらにいいですね

インターネットで植物を調べる場合、
名前からだと近似値であっても調べる手がかりがありますが
イメージからだと探しにくいですね

ある程度の知識がないと
調べにくいような気がしております
【2016/10/05 06:18】 | FREUDE #6AWUBD.o | [edit]
昨日金沢自然公園で、見てきました。
昨年まで見ていた場所が、草刈りされて草丈が低い状態で咲いているが、勢いがないと悲しんでいたら、昨年まで気が付かなかった場所で勢いよく咲いているのを見つけました。
誰かが、種をばら撒いたのでしょうか?
【2016/10/05 05:49】 | 楽 #M8XIDdVw | [edit]
カラスノゴマは、初めて見ました。

色々な植物があるんですね。
【2016/10/04 22:09】 | アトムパパ #ulYx6Mu6 | [edit]
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