2015.12.23(22:00)

撮影場所:横浜・山手西洋館 外交官の家
撮影日:2015.12.22
ブラフ18番のお隣り「外交官の家」の「ウクライナのクリスマス」は、今回NHKテレビでも何回かニュースになりました。
東欧の国に風俗のおもしろさに、訴えてくる力があった、ということでしょう。
ウクライナ正教のクリスマスは、ユリウス暦を採用しているからということで、本来は1月7日だそうです。

ウクライナのクリスマスのダイニング・ルームです。

藁の人形は「ジドゥフ」といい、ご先祖様を象ったものです。この人形は日本在住のウクライナの方が作られたそうです。

陶器の食器は、陶器作りの盛んな町の名をとって「コーシヴ焼き」というそうです。

パンは「ブーシュカ」と呼ばれているそうです。

餃子のようなものは「ワレニキ」。中味はキャベツだそうです。

ウクライナは羊飼いが盛んに行われ、ウールの織物が特産品だそうです。

キリスト教はウクライナではウクライナ正教ですから、聖母子のイコンでしょう。


藁の馬はプレゼントを載せる荷車を引いています。お父さんが作るのだそうです。

卵は「ブイサンキ」。ウクライナのろうけつ染め卵アートだそうです。

塔部分の部屋です。

塔の部屋の2階部分です。


人形は「モタンカ」。人々を災いから守り、願いを叶えてくれるお守り人形。顔の十字は眼を隠して悪いものが目から入らないようにするためとか、あるいは太陽神のサインのクロスだとも言われているそうです。
コメント
手作り感がとても好まれます。
藁の馬を編むお父さんを想像しますね~。
パンとか小さくて食べやすそう。
お国によって違いものです。
【2015/12/24 12:30】
| 山ぼうし #- |
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これまで長い歴史の中で日本人はロシア人から酷い目に遭っているのに
それでもロシア文化に興味があります
そして私もイタリア歌曲よりロシア歌曲を歌うほうが好きです
「カラマーゾフの兄弟」を読んだ時、
これはロシア正教を理解できていないと読めない
と思いました
隣国であってもロシア正教とウクライナ正教に
若干の違いがあるのでしょうね
【2015/12/24 11:24】
| FREUDE #6AWUBD.o |
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jugon さん、
● 平日朝一番に行く
● できれば2回に分けていく
● 写真は忍耐強く、隙を狙ってすばやく撮る。
● 鏡に注意(何度か失敗しています)
1番目と3番目がとくにポイントでしょうかね。
【2015/12/24 10:04】
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ディック #- |
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緑の惑星人 さん、jugon さん、
いままでの経験では、外交官の館とブラフ18番館の飾り付けはいつも充実しています。
平日の朝、石川町駅の裏から急坂を登り、9:30 〜10:00頃には見始める。この2館を真っ先に見てしまうようにしています。
それでもベーリックホールやエリスマン邸に行き着く頃には大混雑でした。
押し迫る前、早めに出かけるしかないでしょうね。
【2015/12/24 09:58】
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ディック #- |
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ここのウクライナのクリスマスは、他の館に比べ、
キラキラしていない分、お米の卓上ツリーみたいなのをはじめ、
暖かみのある素朴な手作り感、(仮想の)住人の気配がありました。
この人形は本当に不思議な感じ。
説明してくれた館の方が、子供たちに「何とか戦隊」みたい
と言われたという話が印象的。
しかし、人混みを避け、じっくり撮られるには
1日に2館位の撮影が限度ではないでしょうか?
【2015/12/24 07:41】
| 緑の惑星人 #t1t2q.5s |
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ディックさん、こんばんは。
私も昨日やっと山手へ出かけてみました。
港の見える丘公園近くの2つは割愛して、5つを訪れましたが、どこも今まで以上に人が多いという感想です。
ディックさんのいらした時は、空いていたのかしら?こういう瞬間を狙われたのですか?
外交官の家のウクライナのクリスマスは興味深いですね。
国によっていろいろな設えのあるのは当然ですが、日本的なクリスマス・イメージから考えるとこれもクリスマス飾りなの、って初めての時は思いました。
【2015/12/23 23:32】
| jugon #ehuBx04E |
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