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ウォバーン・アビー(Woburn Abbey)

2014.10.23(10:00)

130619 Woburn Abbey 領地1

 11月30日からイギリスのテレビ映画シリーズ『ダウントン・アビー』の第2シーズンがNHKテレビで放送されます。それに先立ち、人気シリーズを見逃した方のため、11月1日深夜(2日午前)に第1シーズンのアンコール放送が予定されています。
 第1シーズン第1話の始まりは…
 ———— 1912年。「ダウントン・アビー」当主のグランサム伯爵、ロバートに豪華客船タイタニック号沈没の知らせが入る。船には爵位と財産の継承者であるいとこと、その一人息子が乗っていたのだ。ロバートには3人の娘がいたが、女性には継承権がなく、悲報とともに相続人不在の事態に。次の継承権者は、面識もない中流階級の青年だった。一方、脚が悪いベイツが新しい従者として雇われる。その座を狙っていたトーマスは…。
 というような物語なのですが、さて…。


130619 Woburn Abbey 領地2

 そもそも アビー(Abbey)というのは大修道院ないしは「元大修道院で貴族の屋敷として使われるようになった大邸宅」のことをいいます。
 そんなものが「どうして人気物語になるのか」というと、そもそもイギリスは階級制度が残っている国で、独特の文化を残している国だからです。
 イングランド南東部にある巨大なカントリー・ハウスと領地の運営は、貴族が先祖代々引き継いできた「文化」なのであり、それを守ることに意義がある、と考えられているのです。


130619 Woburn Abbey 領地3

 こんなふうに簡単に説明されても、文化の異なる日本人にはなかなか理解できません。
 「Downton Abbey」のグランサム伯爵が必死に守ろうとしている大邸宅と領地、そして使用人たちの生活の様子は映画を見ていただかないと想像しにくいとは思いますが、ぼくは去る6月18日、ウォバーン・アビー(Woburn Abbey —— イングランドのベッドフォードシャー州ウォバーン付近に存在するベッドフォード公爵の邸宅)を訪問しましたので、その様子のごく一部を紹介したい、と思います。


130619 Woburn Abbey 領地4

 最初に領地のゲートをくぐり、Abbey(大邸宅の建物)に達するまでの様子です。
 動物たちを驚かさないよう、バスは低速運転を指示されており、ゆっくりと10〜15分以上走らなければなりません。いろいろとルートがあるらしく、すばらしい光景を見られるかどうかは運転手次第。バスのどちら側に座っているか、という運不運、動物たちがサービス精神を発揮してくれるかどうか、という運不運もあります。
 この日、ぼくは unlucky だったようなので、昨年6月のかみさんの写真を中心に紹介します。昨年のかみさんのイギリス旅行と、今年の夫婦での旅行と、訪問先はこのウォバーン・アビーのみが重複していました。
 つまりかみさんは2回目の Woburn Abbey 訪問なのでした。

 以上の写真は昨年6月にかみさんが撮影した ベッドフォード公爵の領地内の様子です。
 そして、以下の写真は今年6月、ぼくが撮影した領地内の様子です。


140617 Woburn Abbey 領地1

 イギリスのホームページなど、どれだけ捜してみても、領地の広さを記載したものは見つかりませんでした。
 どんな事業をやっているかとか、そういうことは詳しく記載されているのですが。


140617 Woburn Abbey 領地2

 領地内の道路には、「騎乗者が横切ることがあるので注意」などの標識がたくさんありました。 


140617 Woburn Abbey 領地3


140617 Woburn Abbey 領地4

 領地内には大きな池というか
、湖もあります。


140617 Woburn Abbey 領地5


140617 Woburn Abbey 大邸宅

 これが大邸宅 Woburn Abbey です。
 以上の写真はすべて、この大邸宅へ向かうチャーター・バスの中から窓越しに撮影しています。
 上の写真も、遠くから望遠レンズで撮影したものです。近くまでいってバスを降りてしまったら、建物が大きすぎて広角レンズでも歪んでしまい、よい写真が撮れません。
コメント
日本にいたら見られない風景で、楽しませていただきました。
領地内に池や動物。
こんなところに住みたいですね~。

女性の写真と男性の写真の違い、何となく感じられますね。^^
【2014/10/27 11:44】 | とんとん #uvcXFM.c | [edit]
すみません、鹿を見て奈良かと勝手に思っちゃいました。失礼。
でもスケールが全く違いますね。美しさも。
こんな所に住んだら心が穏やかになりそうです。
【2014/10/26 19:03】 | 緑の惑星人 #t1t2q.5s | [edit]
ディックさん

すてきですねぇ。

広大な敷地と大邸宅は、維持するのが大変でしょうね。
イギリスは歴史あるものを大切に保存していますが、このあまりに素晴らしいお屋敷を見ると、かえって不安になります。

いつまでも残ってほしいですね。
【2014/10/25 00:18】 | takae h #A5.soH/6 | [edit]
小肥りさん、
10種の鹿が放し飼いになっている、と聞きました。鹿の種類はぼくにはわかりません。
【2014/10/24 16:28】 | ディック #- | [edit]
写真見ても文章読んでも・・・なんだろうなあ・・・
英国文化の厚み・・・ん~・・・底力・・・という言い方でいいのかな。
貴族、爵位、領主、領地・・・
イメージが湧かない。ボク把握できてませんね(泣)
読み落としてたら失礼。この動物はムースのようなのは・・・?
【2014/10/24 15:36】 | 小肥り #mQop/nM. | [edit]
ん~かの国の大邸宅はすごい広いのですね~。さらにそれを引き継ぎ守り通すのもすごいことだと思います。
これに比べると日本の領主跡は・・・。
【2014/10/24 12:54】 | 山ぼうし #- | [edit]
ゆったりした庭園に鹿がまたのんびりしている光景は
たまらないですね。

奥様のお写真なかなかですね~

最近はTVをあまり見られませんので録画しています。
【2014/10/24 09:15】 | hirugao #J7S1TTU6 | [edit]
イギリスの文化がよくわかる記事と写真でした。
ドラマは見ていませんでしたが、面白そうですね。
【2014/10/24 07:47】 | 多摩NTの住人 #rId1tC1Q | [edit]
アトムパパさん、
ナイトは叙勲されるときの称号で、貴族になるわけではありません。
ウォバーン・アビーに今でも住んでいる方はベッドフォード公爵で、本物の貴族です。私邸を見せてアフタヌーン・ティーを楽しんでもらうなどの事業をされているので、ときどきお客さんの前にも姿を現しますが、ふつうの男性です(笑)
【2014/10/23 21:57】 | ディック #- | [edit]
こんにちわ。

やはり、イギリスは未知の国ですね。

聞きかじった知識だと、
「本当の金持ちは、仕事なんてしない」
とか、未だにナイトの称号があるとか・・・

そうだ、昔のオートバイレーサーのバリー・シーンは、
ナイトの称号をもらったと聞きました。

貴族って、想像の範疇を超えてますね~。
【2014/10/23 21:19】 | アトムパパ #ulYx6Mu6 | [edit]
昨年の奥さまの方がラッキーでしたかね…
広いですね。
1枚目のお写真、奈良公園じゃないし、なんだ?これはどこだ?と思ってしまいました。
イギリスも魅力いっぱいですね。
まだ行ったことないので…

ドラマも面白そうですね。
最近日本のドラマは面白くありません。
BSやCSでやる海外ドラマの方がすっと面白いです。
【2014/10/23 12:53】 | YUMI #2Qwf./yA | [edit]
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