【アニソドンテア】(11月15日)

南向きの花壇でアニソドンテアが咲きはじめました。アオイ科のアニソドンテア属の花だそうです。
花は小型であまり目立たないのですが、じっと見ているとなかなかよい表情をしています。
今日は久しぶりに自宅前の私道でかみさんが花屋さんをやっていますが、商品として預かった苗の中にもアニソドンテアが含まれていました。
【クイーン・エリザベス】(11月15日)

わが家の秋バラの中でもっとも大きな花を咲かせています。
しっかりと根付いて、幹も太い。父から引き継いだバラで、かなりの年数を経ています。

背が高すぎて、望遠レンズを使い、こういう撮り方しかできません。
【ヒメツルソバ】(11月3日)

南花壇前の路上へはみ出したヒメツルソバ。いまが一番花のきれいな時期で。寒くなるにつれて花が少なくなり、葉が紅くそまります。そして霜が降りると全滅ですが、また来年の春以降、葉を繁らせて復活します。
【ヤツデ】(11月3日)

大きくなりすぎで日陰を作り、風通しも悪くなるのでかみさんが嫌ってます。
何とか伐られずに生きのびているのですが、こうして見るとなかなか絵になるではありませんか。
(11月13日)

【アルテミス】(11月15日)

アイボリー色のバラ。
大きく写してよく見たとき、花弁が汚れているのかと思いましたが、花弁の縁に紅色が付いているのです。春はそんなことはなかったのですが…。
【ナエマ】(11月13日)

ようやくいい感じになってきました。
少しずつ膨らみ、少しほころびても、広がって開花することはないので、撮るべき時期を選ぶのがむずかしいです。
【ちょっとしたテクニック】(つづき)
複数の花がならんで咲いていて、その全体をきれいに撮りたいとき、どの花に焦点を合わせるのがよいでしょうか。
ならんだ花全体を撮りたいからといって、絞りを絞りすぎると、背景までしっかり写り込んでうるさくなるし、悩みますよね。
第1原則: レンズから1番近い花に焦点を合わせる。
理由: カメラにはフォーカス・ポイントの手前は大きくボケ、奥のほうは手前よりしっかり写るという性質がある。
第2原則: 心理的に一番先に目がとまる花に優先的に焦点を合わせる。
というわけで、ぼくの場合は、その場のシチュエーションにより、第1と第2を比較考量、検討して、どの花に焦点を当てるかを決めます。
本日の記事の「ヒメツルソバ」の場合、写真の右端のほうの辺りのヒメツルソバの花をフォーカス・ポイントに選んでいます。できるだけレンズに近いほうに焦点を合わせないと、このように細かな花がたくさん並んでいる場合、全体がくっきりと写りません。
被写界深度を深くしてあまり強く絞りすぎると、どんなカメラとレンズでも、かえって写りが悪くなる傾向があるので要注意です。適度に絞って、できるだけレンズに近いところをフォーカスポイントに選ぶと、きれいに撮れることが多くなります。