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西塔への道

2013.09.05(18:00)

【山王院堂】

山王院堂130529

 さて、「西塔」区域へ行くにはバスへ乗るか歩いていくかの選択があるが、さほど距離があるようではなく、十分歩いて行ける、と考えた。
 西塔へいくにはそこの「山王院堂」の横を通って行くように…、と言われていた。
 山王院堂は、第六祖智証大師圓珍の住房だった、という。
 圓珍滅後さらに百年。圓珍派と慈覚大師圓仁派とのあいだに紛争が起こった。圓珍派はこの山王院堂から圓珍の木像を背負い、三井寺(園城寺)へ移住した、と言われている。
 何の変哲もないお堂だが、このように歴史的には重要なお堂なのだ。


【西塔へと下る道】

山王院堂から下る道130529

 山王院堂を出ると、道がかなりの下り坂である。立て札でもあって、「この先西塔」とでも出ていれば心配しないが、このような急な下り坂をどんどん下りていってよいものか、と不安になるのだった。

浄土院へ下る道130529

 仕方なくどんどん下りていくと、何か門のようなものが見えてきた。
 「西塔への途中に浄土院という寺がひとつある」と言われていた。その浄土院らしい。


【浄土院】

浄土院前の観光客130529

 比叡山のホームページによると、浄土院には伝教大師最澄の御廟がある。56歳で入寂された大師の遺骸を、慈覚大師圓仁がここに移して安置した場所だとのこと。 東塔地域と西塔地域の境目に位置し、所属としては東塔地域になるそうだ。


【浄土院から釈迦堂への道】

浄土院から釈迦堂への道130529

 浄土院を出て、いよいよ西塔の中心である「釈迦堂」目指して歩いて行く。
 その道は写真のような雰囲気で、途中には「親鸞聖人ご修行の地」などの碑が建っている区画もあった。


浄土院から釈迦堂への道2130529


【親鸞聖人ご修行の地】

親鸞聖人修行の地130529


【にない堂のうち「法華堂」】

突然現れた法華堂130529

 いきなり目の前に現れたこの建物は、まだ「釈迦堂」ではない。「釈迦堂」へ下る階段の前に、「常行堂」と「法華堂」が並んで建ち、廊下と楼門がふたつの建物を繋いでいる。これは法華堂のほうだ。
 「弁慶が両堂をつなぐ廊下に肩を入れて担った」との言い伝えがあり、ふたつ合わせて「にない堂」とも呼ばれているらしいが、この先は次回の記事といたしたい。


 さて、ハンドルネームとか、ペットの名前とか、名前を話題にしてきたので少し続けたい。
 ぼくがハンドルネームを借りている英国作家ディック・フランシスの本名は、Richard Stanley Francis だ。Dick というのは Richard の愛称だが、作家名はあくまで Dick Francis である。
 鈴木一郎が本名でも、選手名は イチロウ というのと同じだ。
 愛称というのはおもしろくて、リッチー(Richie)なんていう呼び名も Richard の愛称である。
 歌手のリッキー・ネルソン(Ricky Nelson)もそうなのかと思ったら、こちらの本名は Eric Hillard Nelson であり、Eric → Rick → Ricky らしい。
 ちなみに Dick という言葉は、スラングとしてはとても嫌な使われ方をすることがある。my とか、前に所有格がついたりすると、直訳は憚られる。米国の小説を読んでいると、この隠語はかなりよく使われているようだ。
コメント
赤い傘がなんと印象的に・・・。
黒澤監督「天国と地獄」あるいはまた
スピルバーグ監督「シンドラーのリスト」を
思い出します。
【2013/09/06 10:41】 | 小肥り #mQop/nM. | [edit]
hirugao さん、
『夏への扉』は口コミでの評判もかなり高く、女性からも好まれています。
『ウォッチャーズ』は『夏への扉』ほど明るくロマンティックではないですが、おもしろいと思います。
【2013/09/06 10:40】 | ディック #- | [edit]
この霧雨の中をhirugao一人ではさすが行けません。
こうして風情あるお写真を見せていただきました。
あの階段をくだったのは覚えていますが・・・。

昨日、図書館でお薦めの2冊の本予約しました。
ところが「夏への扉」の予約が多くて
先にもう片方が届きそうです。
秋の夜長楽しんでみますね。
【2013/09/06 10:25】 | hirugao #J7S1TTU6 | [edit]
おはようございます。
円珍と円仁、山王院堂がそれに関係しているのですね。
比叡山、特にこんな幻想的なお写真を拝見すると、何百年も前からかわらないのだろうななんて思ってしまいます。
【2013/09/06 08:35】 | YUMI #2Qwf./yA | [edit]
おはようございます。

霧のシリーズみたいに、すばらしい画像の連続ですね。うらやましいです。
黙って、お座布団を・・・。
【2013/09/06 07:26】 | nakamura #- | [edit]
おはようございます。

本日は外仕事でもうすぐ出勤です。
早めに支度をすませましたので、
できた隙間時間で訪問しています。
叡山。色々お堂がありまして訪ね
るのにも足を酷使しての事になり
ますね。天候はあいにくのものだっ
たようですが、逆に写る山の雰囲
気に深まりが出まして、歴史の重
みをお堂に与えられているかなと..
足下が滑りそうな中歩かれました
ね(笑)。
久しく比叡山は行っていません。
いつかのんびりと行きたいもので
すが、たくさんのブログ交流で、
そんな場所だらけです(大笑)。

【2013/09/06 06:55】 | 地理佐渡.. #s/KLKpB2 | [edit]
陳腐な意味の俗語、kinky が20年ほど昔、
関西で取沙汰された時期がありました
関西と近畿では範囲に変化があるようですが
近畿の名前を使っている団体は当然、多く
改名を検討していたことがありました

簡単に改名できず、壁にあたったせいか
いつの間にか立ち消えになったようです

私の自家用車、PAJERO はスペインでのみ
俗語に抵触するため、MONTERO らしいです
【2013/09/06 06:41】 | FREUDE #6AWUBD.o | [edit]
デイックさん お早うございます(*^^*)
>英国作家ディック・フランシス

そうでしたか~  全然知らない人でした(笑う・)

比叡山  遠いところまでお出かけでしたね
昔 京都にいたので琵琶湖~比叡山は良く出かけました

有難う御座いました
【2013/09/06 05:43】 | 安人(あんじん) #5ddj7pE2 | [edit]
紗真紗 さん、
朱い傘を見て「しめた!」と大慌てで撮った一枚でした。
こういうワンポイントは、頼むわけにも行かないので、チャンスを生かさねばなりません。
東塔から西塔まで、歩いている人はごくわずかでした。
【2013/09/05 22:29】 | ディック #- | [edit]
ディックさま^^こんばんは~♪

昨日は、霧の中に佇む朱色の建物、
今日は、いぶし銀を感じるお堂、どちらも風情感じます。
お写真がステキ、アングルなどお勉強になります。

浄土院へお参りするおふたり、
朱い傘がステキなアクセントですね。。
【2013/09/05 22:10】 | 紗真紗 #- | [edit]
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