大津市・坂本の慈眼堂

2013.09.03(18:00)

【ここを登れば慈眼堂】

階段を登れば慈眼堂130529

 「○○大師」という名称は、中国や日本において、高徳な僧に朝廷から勅賜の形で贈られる尊称の一種で、多くは諡号であるそうだ。
 「慈眼大師(じげんだいし)」というのは、徳川家康の側近として力のあった「南光坊天海」のことだ、とブログ「花と滝とつれづれ日記」の紗真紗 さんから教えてもらった。
 「慈眼堂(じげんどう)」というのは天海の廟所のことで、そのひとつが川越市喜多院にあり、紗真紗さんがたびたび紹介されている。
 「慈眼堂」はほかにも日光市の輪王寺と大津市坂本にあり、この記事で紹介するのは大津市坂本の慈眼堂だ。


【慈眼堂と前庭】

慈眼堂130529

 なお「廟所」というのは、ここでは天海の霊を祭った場所ということで、墓所ではない。天海の墓所は日光市にあるそうだ。
 さて、大津市坂本に「慈眼堂」があるのは、天海が天台宗の僧侶であり、比叡山の中興の祖と言われているからだ。現在の比叡山の中心となっている根本中堂は、織田信長の焼き討ちの後に、慈眼大師天海の進言により、徳川家光によって再建されたものだそうである。


慈眼堂前の灯篭130529

 さて、以上まとめると、坂本の慈眼堂は、比叡山南光坊に住んでいた天台宗の僧 天海の廟所だ。
 江戸時代初期の建物で、裏へ回っていくと、歴代天台座主の墓、桓武天皇の御骨塔などいろいろと建っている。
 静かな廟所である。
 2013年5月29日、ぼくはここを訪問してから坂本ケーブルで比叡山へと登っていった。


慈眼堂の前庭130529


慈眼堂の灯篭130529


【慈眼堂の裏手】

慈眼堂裏手の供養塔130529


 ところで、今はニックネームという呼び方が流行っているが、インターネットになる前のパソコン通信の時代には「ハンドル」または「ハンドルネーム」といった。
 「ディックの花通信」のようなブログで「ディック」というハンドルは違和感を感じられる方も多いと思うが、ぼくはこれで約18年間「ディック」をハンドルネームとして使っており、「ディックの本棚」のほうでは、古くからのお付き合いの方には「デイック」と言えば通じるくらいになっているので、いまさら変えるわけにはいかない。
 こちらでは昨日カミング・アウトしたが、SFが好きだ、とずいぶん語ったので、映画『トータル・リコール』の原案となる小説を書いた作家「フィリップ・K・ディックのディックですか?」とよく尋ねられる。そうではなくて、英国の作家ディック・フランシスの名前を借用したものだ。
 SF的なアイデアは大好きだが、SF作家は人物造型が下手くそなことが多く、小説としてはどうも…、という作品も多い。ディック・フランシスはミステリ・冒険小説の分野の作家である。
コメント
ディック・フランシス、ああ、競馬シリーズの作家、
と思えば、元騎手だったのですね。なるほど。
数冊読んだ覚えがあります。詳細は覚えていませんが、
品のある作風だったように思います。

高野山には数度訪れましたが、比叡山には一度だけ。
それもホテルの近くをうろうろしただけで
もったいないことをしました。
この秋には行ってみたいですね。

【2013/09/05 00:58】 | takae h #A5.soH/6 | [edit]
こんにちは。
ディックさんのディックがディック・フランシスからきているというのは、前にも読ませていただいたような…
ディック・フランシスの小説、好きでよく読みましたよ。
「英国」の雰囲気がいいですよね。
【2013/09/04 13:22】 | YUMI #2Qwf./yA | [edit]
ハンドルネームではありませんが
福山市でホタルといえばかなりの確率で
あの人かといってもらえるようになりました。
といっても、47万人も住んでいる街ですから
3%ぐらいでしょうか。
ハハハ、これだけ知っていたら市会議員に当選します。
数字は怖いです。
【2013/09/04 12:05】 | 自然を尋ねる人 #zmDakbwk | [edit]
青春切符でマキノまで行った時の帰りに
少しの時間立ち寄りましたが
中までは入れませんでした。
石垣というか石をよく使っていた町だった
ように覚えています。

自分のブログ見なおしてみます。
【2013/09/04 10:07】 | hirugao #J7S1TTU6 | [edit]
今、自分でも検索したらいつもコメントを入れている方の処でもヒットしました。

驚きです。(笑)
【2013/09/04 09:39】 | ななごう #- | [edit]
私の田舎、那須烏山市の七合です。

群馬県の六合、くに村とは残念ながら関係無さそうです。

七合の謂れ、七つの村が統合で七合と成りました。
【2013/09/04 09:29】 | ななごう #- | [edit]
ななごうさん、
ななごう→七郷 でしょうか。
各地に地名があるようですが、どこなのでしょう?
【2013/09/04 07:59】 | ディック #- | [edit]
FREUDE さん、
バンドル・ソフトというような使い方は知っていますが、バンドル・ネームというのは初めて聞きました。
bundle というのは、本来の機器と一緒にした、というような感覚で使われていると思うのですが…。
FREUDE さんのお名前は、第九を聞けばそのまま聞こえてきますね。
【2013/09/04 07:57】 | ディック #- | [edit]
ハンドルネーム、という言葉以外に
バンドルネーム、というのもありました
違いが判らず、どちらが正しいのか迷ったことがありますが
最近、HNの方しか目にしなくなりました

頻繁に変更なさる方もいらっしゃいます
愛着を持って、自身のハンドルネームを持ちたいですね

私のハンドルネームはベートーヴェンの第九、
12月11日の本番に向けて、昨日も
ドイツ語の発音でかなりの練習をしました
【2013/09/04 06:10】 | FREUDE #6AWUBD.o | [edit]
神社、仏閣に殆ど知識の無い私です。
因って、コメントも入れて居ません。

自分の興味としては、写真に写る風景や景色の方に重きを置いて居ると云うのが事実です。

苔や木の立ち方、石の置き方などに凄く興味が有ります。

ディックさんの名の由来、判りました。

ちなみに私の場合、地域の名です。
検索すると出て来ます。(笑)
【2013/09/03 23:31】 | ななごう #- | [edit]
地理佐渡 さん、ころん さん、
文学の世界なんてものではありません。エンタテインメント小説の世界です。おもしろいから読んでます。その数はおそらく何百冊にもなっているでしょう。
【2013/09/03 22:57】 | ディック #- | [edit]
こんばんは。
慈眼堂そうです落ち着いたお堂です~
お写真も綺麗に撮られまして。
苔むしたお堂の建物がとてもよい感じです。
デックさまの文学の世界奥が深いですね。
【2013/09/03 21:46】 | ころん #- | [edit]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2013/09/03 21:39】 | # | [edit]
こんばんは。

落ち着いたお寺ですねぇ。滋賀。
京都・奈良も良いのですが、滋賀も
色々ありますよねぇ。ここは知りま
せんでした。

さて、ディックさんのディック。
由来をお聞かせ頂きました。
僕には難しい文学界殻のことでしたね。

【2013/09/03 20:12】 | 地理佐渡.. #s/KLKpB2 | [edit]
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