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新春・谷中七福神巡り(その1)

2012.01.09(18:30)

谷中七福神巡り田端駅発行

 1月7日、 第58回San Po の会は「新春・谷中七福神巡り」でした。
 上に掲げたのはJR田端駅発行のパンフレットで、東覚寺の福禄寿→青雲寺の恵比寿→修性寺の布袋尊→長安寺の寿老人、天王寺の毘沙門天、護国院の大黒天、不忍池弁天堂の弁済天の順番に巡ることになります。
 Wikipedia などを参考に谷中を簡単に紹介してみます。
 谷中は、山手線、道灌山通り、不忍通り、上野公園に囲まれた地域で、江戸時代の明暦の大火の後に焼失した寺院が移転してきて、江戸の庶民の行楽地として発展したといわれています。上野戦争 (彰義隊ら旧幕府軍と薩摩藩、長州藩を中心とする新政府軍の間で行われた戦い) で被災したものの、関東大震災や第二次世界大戦では被害が少なく、昔ながらの町並み・建造物が残されている地域で、神社仏閣が数多く残っています。上野と本郷の二つの台地の谷間に位置することから谷中と名付けられたそうです。
 名所としては、天王寺、谷中霊園、夕焼けだんだん などが有名なようです。


田端文士村記念館120107

 さて、七福神巡りへ出発する前に、まず田端駅前の「田端文士村記念館」に立ち寄りました。


田端文士村マップ

 上野の芸大(当時・東京美術学校)開校後に芸術家たちが多く住み着き、大正3年に芥川龍之介が転入してきて、以降室生犀星、菊池寛、堀辰雄、萩原朔太郎、土屋文明らが居を構え、文士村のようになった、と同館のパンフレットに書かれていました。


大龍寺120107

 それではいよいよ「七福神巡り」かというと、じつはその前に、大龍寺(真言宗)というお寺へ立ち寄ります。
 ここには正岡子規の墓がありまして、第54回の「戦艦三笠」に続いて「坂の上の雲を訪ねて」というテーマも今回はこなそうという趣旨でした。


正岡子規の墓120107

 NHKドラマ「坂の上の雲」では、子規の亡くなった後、子規墓所で妹律と秋山実之が再会する場面が描かれていましたが、あのような鄙びた雰囲気はありませんでした。
 右は母八重の墓、妹は左の正岡氏累世之墓に葬られているとのことです。


松岡子規墓碑銘120107

 有名な子規自作の墓碑銘は昭和9年に初めて銅販に刻まれたそうですが後に盗難に遭い、昭和11年に石に刻まれたそうです。それはもう判読が困難という写真と記事を読みましたから、上の写真はさらに後日作られたものでしょう。
 一応わかりやすく以下へ書いておきます。
 「正岡子規又ノ名ハ虎之助又ノ名ハ升又ノ名ハ子規又ノ名ハ獺祭書屋主人又ノ名ハ竹ノ里人伊豫松山ニ生レ東京根岸ニ住ム父隼太松山藩御馬廻加番タリ卒ス母大原氏ニ養ハル日本新聞社員タリ明治三十□年□月□日没ス享年三十□月給四十圓
 俳句や短歌のことなど何にも書いていなくて、おもしろい墓碑銘です。

 長くなりますので、今回はここまで。次回からいよいよ七福神巡りです。
 明日は「庭の水仙」で高画質写真集をご覧に入れる予定につき、七福神巡りは11日の晩を予定しています。
 なお本日の写真はすべてコンパクトデジカメ(0lympus XZ-1)で撮影しました。

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 最近出かけた美術展: メタボリズムの未来都市展/森美術館

 最近観た映画: 聯合艦隊司令官 山本五十六 太平洋戦争70年目の真実
コメント
kawazukiyoshi さん、
娘さんが本郷にお住まいでしたか。歴史をよく知った上でていねいに歩くならば、東京は江戸の文化が随所に残り、おもしろいところがたくさんあります。
学生時代の仲間たちとのウォーキング会で、ぼくもずいぶんと目を開かされました。
【2012/01/10 17:35】 | ディック #- | [edit]
娘が本郷に住んでいるので
近くなのでしょう。
面白いところですね。
今日もスマイル
【2012/01/10 13:58】 | kawazukiyoshi #- | [edit]
mico さん、
大和路散策にはとうていかないませんが、谷中というところには古い江戸の雰囲気が残っていまして、次回からいよいよそれらしくなります。
【2012/01/10 10:00】 | ディック #- | [edit]
hirugao さん、
全般に晴れてよい日が続いていますね。陽が出ているうちは暖かい。ぶらぶら歩きは9時から2時くらいまでがよいようです。
【2012/01/10 09:58】 | ディック #- | [edit]
nakamura さん、
記念館の1枚? 外観を1枚くらい出しておこうというだけだったのですが…。谷中らしさ は次の記事からになります。
【2012/01/10 09:56】 | ディック #- | [edit]
紗真紗 さん、
次回では、夕焼けだんだんが出てきます。ほんとうに猫がたくさんいました。谷中銀座が楽しかったですよ。おもしろいところですね。
【2012/01/10 09:53】 | ディック #- | [edit]
自然を愛する人さん、
知楽の綴り方教室っておもしろかったらしいですね。この界隈の地名を入れて見つけたのは「恋の山手線」。
 上野を後に池袋、走る電車は内回り、私は近頃外回り、彼女は奇麗なうぐいす芸者(鶯谷)、にっぽり(日暮里)笑ったあのえくぼ、田畑(田端)を売っても命懸け、思うはあの娘(コ)の事ばかり我が胸の内、こまごめ(駒込)と、愛のすがも(巣鴨)へ伝えたい。
洒落てますねぇ。
【2012/01/10 09:51】 | ディック #- | [edit]
小肥りさん、
七福神ですから、江戸時代からほぼお決まりのコースを歩くというだけですよ。子規の次作墓碑銘は、彼特有の諧謔趣味だと思われます。
【2012/01/10 09:46】 | ディック #- | [edit]
地理佐渡さん、
そう…、次回のほうがもっと楽しいです。谷中銀座、夕焼けだんだんなど、寄り道が楽しい散策でした。
【2012/01/10 09:45】 | ディック #- | [edit]
おはようございます。
史跡めぐりウォーキング楽しそうですね。
正岡子規ののお墓に興味津々でした。
七福神めぐり楽しみにしています。
【2012/01/10 09:18】 | mico #NkOZRVVI | [edit]
歩いて史跡を巡るのはいいものですね~
最近は七福神めぐりがはやっているようですね。

穏やかなお正月でした。
【2012/01/10 08:12】 | hirugao #J7S1TTU6 | [edit]
おはようございます。

お~、谷中ですか。
ゆっくり散策、実にうらやましいです。記念館の一枚、ディックさんらしいですね。
【2012/01/10 06:39】 | nakamura #- | [edit]
ディックさま^^こんばんは~♪

子規の遺言からきた墓碑でしょうか~。
ほんとうに面白いですね。
そうなりますと、根岸にも行ってみたくなります。
テレビにお馴染の「夕焼けだんだん」ですね。
階段にしゃがみ込んで、夕日が見れたならいいな~
と思いました~♪
これからが楽しみ、ありがとうございました~!
【2012/01/10 00:00】 | 紗真紗 #- | [edit]
変わっています。
半世紀前、巣鴨近くへ通っていた頃
柳亭知楽と言う落語家がおり、知楽の綴り方教室で
上野のオフィスの可愛い子で始まった言葉がありましたが
変わっていますね。
アーあれからと言う綾小路様の言葉
はい貴方ですと言われればその通りです。
【2012/01/09 22:26】 | 自然を尋ねる人 #VgfFJ5pE | [edit]
月給四十円、というのがなんだか可笑しい。
(「円」の旧字が出ない)
手書きパッドもいかれてる。
七福神ツアーができるなんて知りませんでした。
【2012/01/09 21:43】 | 小肥り #mQop/nM. | [edit]
こんばんは。

これは楽しいです。うらやましい
歩き旅です。少し歴史を感じつつ
街中を歩く。都会での楽しみです
ね。続編は..?

【2012/01/09 19:08】 | 地理佐渡.. #i104y3BE | [edit]
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