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「ならまち格子の家」 ~ モデルハウスの内部を見学

2011.11.26(18:30)

ならまち格子の家入り口111106

 前回の記事で、木格子の目立つ街並みを紹介してきました。
 「ならまち格子の家」は、この奈良町の中のモデル・ハウスのようにして、公開されています。入場料金は無料です。
 奈良町は「元興寺」(がんごうじ)を中心に成立した門前町として、江戸時代から明治にかけて栄えたそうです。町家は町人の住まい、商いの場として継承され、伝統的な街並みが形成されました。住人不在となったり売りに出されたりする中で、地域の資産として保存に努力している様子です。


ならまち格子の家 座敷から見通し111106

 たぶんぼくが朝一番の客。初めは勝手に見てまわっていましたが、いろいろと質問するとていねいに教えてくださいます。
 手前から、「みせの間」「中の間」「奥の間」と並んでいます。


座敷から格子越しにおもてを覗く111106

 「みせの間」に座って、明るい表を格子越しにのぞいています。


ならまち格子の家内部1111106

 「みせの間」の様子を明るく撮りました。


ならまち格子の家中庭111106

 中庭があり、渡り廊下を経て、離れへ行けます。


ならまち格子の家内部2111106

 「離れ」から振り返って撮影しています。


ならまち格子の家箱階段111106

 「中の間」に「箱階段」を見つけました。階段の下が箪笥になっていて、いろいろと収納が可能です。ここから実際に二階へ昇れます。


ならまち格子の家二階から111106

 二階から、吹き抜けの土間(台所)を見下ろしています。


ならまち格子の家二階111106

 二階の部屋の様子です。窓に近い部分は天井が低く、ぼくが立っている位置は十分な高さがあります。


隣の家の縁台111106

 「ならまち格子の家」の方がわざわざ表まで出てこられて、隣の家(個人宅)の「縁台」について説明してくださいました。上の写真は、「折りたたみ式縁台」がわかるように、少し明るめに撮りました。
 脚部を前へ引きだし、パタンと倒すと縁台になって座ることができように作られています。ここで将棋をやったり、お茶を飲んだり、昔からそんなふうに使われたのでしょう。

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 本日は「San Po の会」に参加していますので、これは予約投稿です。
 みなさんのところへは明日おうかがいいたします。
コメント
夏の空 さん、
かつては、夏であれば、茶の間の外の縁台のすだれの陰で、父と叔父がうちわで仰ぎながら将棋を指していたり、そういう文化がありました。近所付き合いの親密さがなくなり、防犯が意識され、蠅や蚊や蟻なども家から閉め出され、そういう文化になってきてしまったんですね。
日本でも、下町の店先などではまだそんな近所付き合いが残っているようです。
【2011/12/02 22:09】 | ディック #- | [edit]
この、折り畳み式縁台すごいですね!
良い物があったんですね。
こちらで時折個人商店の前に椅子など置いてあったりして
店の人やご近所さんなどが座っている様子を、いいなあと眺めていました。
うちと外とをつなぐ縁台。それも折り畳み式!復活できないものかしらね。

【2011/12/02 18:28】 | 夏のそら #dl2yYD66 | [edit]
nakamura さん、ありがとうございます。
ここが自分の家で、いただいた大座布団を敷いてお茶をいただくのでしたら最高なんですが…。
横浜へ帰って1ヶ月半ほど奈良を引き摺っていましたが、そろそろ気分を一新したいと思っています。
【2011/11/28 09:31】 | ディック #- | [edit]
kawazukiyoshi さん、YAKUMAさん、
冷静に考えると、現代社会では近代化された家のほうがやはり使いやすくて生活に便利だとは思うのですが、この家にこれだけの魅力を感じてしまうのは、ほかに失ってしまわれたものも多いということでしょう。「家の魅力」とはたぶん利便性だけではない、のだと思います。
【2011/11/28 09:29】 | ディック #- | [edit]
空見さん、
こうした家の細部をこれだけゆっくりと観察したのは初めてでした。木造の家の魅力、長年培われた技術力、さまざまな工夫、大切に使っていく住人の姿勢など、いろいろなものが感じられました。
【2011/11/28 09:26】 | ディック #- | [edit]
ななごうさん、いろいろありがとうございます。
最近はアメリカ坂のほうへはあまり行っていないので、嬉しい情報です。
今後も月1回くらいは本牧山頂公園を巡回したいと思っています。
【2011/11/28 09:23】 | ディック #- | [edit]
こんばんは。

男は黙って、大座布団を・・・。
【2011/11/27 21:20】 | nakamura #- | [edit]
こんばんは
何とも素敵な家ですね。
こんな家のほうが見ていて落ち着くのは、どうしてでしょう。
いつかこのような家に住みたいです。
【2011/11/27 18:32】 | YAKUMA #0p.X0ixo | [edit]
もう無くなってしまった母の実家で
あの階段の箪笥があるのを思い出しました。
古い家出したねー。
今はすっかり近代化した家に変わって、誰もいなくなってしまいました。
山口には、古い古い家並みを残しているところもあるようです。
今日もスマイル
【2011/11/27 16:35】 | kawazukiyoshi #- | [edit]
こんにちは。
昔の町家の雰囲気を堪能できました。この家では立ち居振る舞いもダラッとはできませんね。
特に二階から見る吹き抜けと土間、いいですねぇ、日本ってすごい。
格子というのはうまくできていたのですね、かつては桟の掃除がタイヘンと思いましたが、なるほどほど良い採光と目隠しにもなりますね。
【2011/11/27 15:55】 | 空見 #- | [edit]
ディックさん、こんにちは。

今日の記事とは関係有りませんが、今日本牧山頂公園に行って来ました。
先日の記事に書いて有ったタブノキ、アメリカ坂から入ってすぐの右側に蕾を膨らませて居ました。
咲くのはもうすぐの感じですね。
グミの木は各所に有りました。花を咲かせて居ます。
ウルシの木も各所に有ります。
触らぬ木にカブレラ無しといったところでしょうか?
大(笑)
ウルシの木は棘が無いと管理しているスタッフの方が云ってました。

まきばの丘の奥一段下がった一番奥に地理佐渡さんが記事にされているウルシに似た木が有りますがこれはどうやらウルシでは無い様です。
枝の上半分に棘がびっしりと生えて居ます。
左側に柿とみかんの木が有る右側です。

今サザンカが咲いて居ますね。
もうすぐ椿が花を咲かせるでしょうね。

【2011/11/27 15:25】 | ななごう #- | [edit]
紗真紗 さん、
外から見ているだけと、中に入って見学するのと、その違いにびっくりしますよね。最後の日はちょっと見て帰るだけ…、のつもりが、朝から充実した日になりました。
まだ朝9時半頃でした。
【2011/11/27 10:32】 | ディック #- | [edit]
ななごうさん、
そのテレビ番組、かみさんが好きでよく見ています。工夫の数々に感心しています。
こちらの家も、狭いスペースをよく工夫しています。
【2011/11/27 10:25】 | ディック #- | [edit]
ディックさま^^こんばんは~♪

外からは見えにくく、中からはよく見える格子は、
まるでマジックのようですね~♪
しかも明るく、通風にもいいのですね。

階段箪笥など随所に空間を上手く使い合理性を考えた
木の温もりがとても落ちつきます。
部屋から中庭を眺める、その景色が好きです。。。
【2011/11/26 21:25】 | 紗真紗 #- | [edit]
こんばんは。

この記事を見て居ましたらある番組のリフォームの家の収納棚や目張り等がこれらの写真に出て居るのを参考にしているのかな?なんて思いました。
【2011/11/26 18:57】 | ななごう #- | [edit]
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