明日香村散策の終わり

2011.11.18(18:30)

【酒船石遺跡】

酒船石111004

 上の写真の「酒船石」というのが山の上にあって、山の下のほうに下の写真の「亀形石造物」とか「小判形石造物」とかが並んでいます。そのまわりには石垣があったりするのですが、いずれにせよ、水を溜めたり流したり、そんなことの用途に使ったことは間違いないでしょう。ただ、それに何の意味があったのかはさっぱりわかりません。
 パンフレットなど見ても、「なんらかの祭祀を行う空間であったことが窺える」という結論でしかありません。
 よくわからないものを少しずつ掘り出して、周囲を整備して、面倒な仕事だと思います。なんらかの結論にまで、はたして行き着くのでしょうか。
 酒船石を見るのに、まだ落ち着いていない心臓にまた負担を掛けねばなりませんでした。
 そんな調子だから、あまりよい写真が撮れていません。
 体調は別にしても、この4日間を通してみても、だいたい2時を過ぎると撮影が粗っぽくなります。記憶も曖昧になってきます。自分は午前中に頭が冴えて頑張るタイプなのでしょう。


亀形石造物111004


飛鳥寺

飛鳥寺111004

 さて、中庭の「飛鳥寺型石灯籠」とか、いくつか写真を撮ってはいますが、あまりよい写真になっていません。本尊の飛鳥大仏を拝観したはずですが、どうも記憶が薄らいでいて、どういう状況だったか憶えていないのです。
 この辺からあとは、どうも頭のほうもクリアでなかったようです。


飛鳥資料館

飛鳥資料館111004

 この付近が古代はどのようになっていたか、飛鳥京の模型などの展示を見ながら、じっくりと勉強した覚えがあります。「山田寺東回廊の復元展示」もよく憶えています。もう少し充実したパンフレットをくれるとよかったのですが、パンフレットは展示室の配置と数枚の写真くらいしか載せられていません。


水時計111004

 自転車を17時には返さなければならず、一方でどんどん陽は傾いていきますが、飛鳥資料館で見た「水時計」の跡というのを帰りがけに見ていきたかったのでした。原理などは資料館で十分勉強していたので、ただそれがどんなふうに残っているのか、体験したい、と思いました。


水時計の絵111004

 上の絵のような具合だから、この写真のところに建屋があったはずです。
 これが発見された当時「日本書紀」に「皇太子、初めて漏剋を造り、民をして時を知らしむ。」とあるのは事実であった、とかなり騒がれたらしいです。皇太子というのは中大兄皇子のことで、権力争いに勝ったというだけでなく、いろいろと画期的なことをやってきた人なのだ、とすなおに感心しました。

 このあと、「鬼のまな板」はなぜか見つからず、「鬼の雪隠」を見て駅まで自転車を走らせました。全般に下り坂で楽でした。
 自転車を返却すると、「二、三分で電車が出る、急げば間に合う」と言われましたが、階段を駆け上ったりすると、また心臓発作の再発になりかねないので、隣の売店でも見て次の電車に乗ることにしました。
 柿の葉寿司弁当しか食べていないので、抹茶アイスを買いました。「堅く固まっている上に、価格が三百円しますがよいですか」とわざわざ訊かれました(笑)。甘いものが欲しかったところですから、「かまいません」と腰を落ち着けて、ゆっくりと次の電車を待ちました。
 翌日はどうしようかなあ、とまた頭の中で検討を始めています。


根岸森林公園のサザンカ(11月7日)

八重のサザンカ111107

 根岸森林公園のサザンカ、この時季は見に行くたびに少しずつ様子が変わってきます。


八重のサザンカ縦とイチョウ111107


一重のサザンカ111107


一重のサザンカ縦111107

 ----------------------------

 昨日17日は、東京国立博物館の「特別展 法然と親鸞 ゆかりの名宝」を見に行ってきました。木曜日の午前中だというのにたいへんな大混雑です。この展示は土日に見に行っても楽しむことは不可能でしょう。
 仏教については、「釈迦の教え」という原理的なところから勉強を始めたのですが、夏の「空海」、今回の「法然と親鸞」と見てきて、ほかにもいろいろ本を読んだりしました。大乗仏教の思想についても、なぜそのような考え方が生まれなければならなかったかなど、実感としてわかってきはじめております。
コメント
空見さん、
ぼくは実際には、「慌てて発車間際の電車に駆け入るような生活」をずっと続けていました。ようやく、このような心境になって、落ち着いて次の電車を待つということができるようになってきました。心の平安、生活の余裕が、精神的な豊かさに結びつくよう、ひき続き心掛けていきたいと思います。
【2011/11/19 17:28】 | ディック #- | [edit]
hirugao さん、
根岸森林公園では、サザンカから寒椿、ツバキと、美しい景色が冬の間中楽しめます。
追って少しずつ紹介していきたい、と思います。
【2011/11/19 17:23】 | ディック #- | [edit]
nakamura さん、
積極的に歩き回っていると、いろいろとおもしろいものにぶつかるものですね。新鮮な発見があります。
【2011/11/19 17:20】 | ディック #- | [edit]
こんにちは。
山茶花が美しいですね。
はい、私も慌てて発車間際の電車に、ということはまずしません。仕事や大事な約束があるなら別ですけど。
人間慌てると碌なことがありませんね、それに乗らなかったので偶然見つかる’愉快な世界’だってあるかもしれませんし。
【2011/11/19 12:03】 | 空見 #- | [edit]
飛鳥は歩いているのに覚えていないのです。

ほんと、いいものを見せていただきました。
さざんかの季節ですね~
生垣に見事に咲いているのをみると初冬を感じます。
【2011/11/19 10:52】 | hirugao #J7S1TTU6 | [edit]
おはようございます。

水時計や上水の整備、何とも豊かな文化があったのですね。感心しています・・・。
なお、最初の石も良いですね(笑い)。
【2011/11/19 09:49】 | nakamura #- | [edit]
紗真紗 さん、
「民に時を知らせる」というのは、権力の証でもあったのでしょう。いわば、民衆の生活を支配しているも同然ですから。
ブログの記事にしておりませんが、何週間前でしたか鎌倉の小さな「浄光明寺」という寺を訪問したら、ご本尊は「法然と親鸞」展へ出張準備中とかで、それが展示されているのを昨日見まして、大きくて立派でえらくびっくりしました。
世の中は狭いです。「浄光明寺」も記事にしないといけないなあ、と思い始めました。最近ずいぶんと仏教にも詳しくなってきております。
【2011/11/18 22:03】 | ディック #- | [edit]
地理佐渡 さん、
電車に間に合うよう駅の階段を慌ててのぼろうとしたしために心房細動を誘発したことが数回ありまして、いきなり慌てて動くというのが一番危ないと、そろそろ身に染みてきたところでした。
有名な大寺院拝観、明日香村散策とやりまして、mico さんのブログ等で拝見しながら、まだ体験していないことがひとつ残っております。それは巨大「前方後円墳」を眺めてみること。
ですが、明晩は「San Po の会」の記録です。
【2011/11/18 21:48】 | ディック #- | [edit]
ディックさま^^こんばんは~♪

今、川越のシンボル、時の鐘を拝見しまして、
時つながりのようで~。。。

中大兄皇子が1300年前から水時計で時を
知らせていたことは
ほんとうにエポックメーキングな出来事ですね。

八重のサザンカが可愛いです。
法然と親鸞、ご覧になられたのですね~。
【2011/11/18 21:11】 | 紗真紗 #- | [edit]
こんばんは。

良いものを見てきましたね。色々古代ロマンに
浸れる物。自転車でフットワークも軽くでしたね。
それにしましても自転車を返してからあわてず
行動。そうそう無理は禁物ですね。

さて、次は何がでますでしょうか?

【2011/11/18 20:50】 | 地理佐渡.. #i104y3BE | [edit]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://dickhym.blog9.fc2.com/tb.php/4420-155529d8