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旧島津公爵邸 ~ 品川駅徒歩15分清泉女子大学内

2011.07.25(11:28)

 月1回のペースで学生時代の友人たちほかとウォーキングの会 (San Po の会) に参加している。
 7月23日は品川駅を起点に目黒駅まで歩いたが、コースの中に「旧島津公爵邸」という大物がある。
 例月であれば、コースの様子を紹介するが、今回は「旧島津公爵邸」を独立した記事とし、まず、その様子を紹介しよう。


旧島津邸正面玄関110723

 現在清泉女子大学のある島津山の一帯は、仙台藩伊達家の下屋敷(敷地面積22,670坪)だった。明治初年に島津家の所有に移るまで約130年間使われた。明治になってからは、旧鹿児島藩主島津公爵家の屋敷となり、この付近はいまでも「島津山」という地名になっている。
 当初は旧伊達家の建物をそのまま使用していたが、老朽化が進んだため、明治39年に英国人のジョサイア・コンドル氏に洋館の設計が依頼された。
 ジョサイア・コンドル氏といえば、日本政府が招聘した英個人建築家で、丸の内の美術館「三菱一号館」がやはり同氏によって設計されたものとして知られている。
 大正時代には天皇・皇后の行幸があり、盛大に園遊会が開かれた。
 清泉女子大学が昭和37年にこの地に移転し、現在旧島津公爵邸の建物は清泉女子大学の管理下にある。
 写真の建物は、大正時代に旧島津公爵邸としてジョサイア・コンドル氏が設計したイタリア・ルネサンス様式の洋館だ。
 上は旧島津公爵邸の正面玄関に向かって歩いている。


旧島津邸玄関側正面110723

 建物は、玄関の横へ、上の写真のように広がっている。


旧島津邸庭園のフウ110723

 裏側の庭園のほうへと回り込んで行くと、大きな木と広い芝生が見えてきた。
 写真の木は台湾フウの一種で、樹齢200年と言われているそうだ。


旧島津邸見えてきた柱廊110723

 右側に見えてきた建物は、建物の外側に柱廊が付けられ、まるでイタリアの建物のようだ。
 この前庭で、大正時代には天皇・皇后両陛下を迎えて園遊会が開かれた。
 清泉女子大学のホームページには、当時の写真が掲載されている。


旧島津邸柱廊正面110723


柱廊内から110723


柱廊内の佇まい110723


島津邸竹林110723

 外観の見学を終えて建物の外側を巡っていく。
 庭園の様子はとても美しい。


旧島津邸の整備110723

 このように、手入れがしっかりと行われている様子だ。


清泉女子大正門110723

 清泉女子大学の正門だ。
 なお旧島津公爵邸建物外観の見学は正式な申し込み手続きが必要なので、ふらっと出掛けても校内に立ち入ることはできない。ホームページ等で確認の上、手続きをとらなければならない。
 また、建物内部の見学は時期が決められていて、今回は期間外なので見学はできなかった。

 日を改めて、「物流博物館」「池田山公園」などを巡った今回のウォーキングのコースを紹介する。

コメント
夏のそら さん、
清泉女子大が 大学のシンボル代わりにしていますから、ていねいに保存してくれていて、理想的な環境です。
「会」のようなものがあると、自分の好みに関わらず出て行きます。それが見聞を広げてくれます。
【2011/07/27 21:01】 | ディック #- | [edit]
美しい建物ですね。曲線が優雅~。
若い頃そちらで暮らしていたのに知りもせずでした。
館も庭園も手入れされ、保存の姿勢が良いですね。
佇めば、はるか昔の風景が見えるよう…。
Sanpoの会 いいですね!
【2011/07/27 11:23】 | 夏のそら #dl2yYD66 | [edit]
hirugao さん、
このような建物が残されているけれど、あまり知られていないのではないかなあ。
都内にも、捜してみるといろいろとよいものが残されています・
【2011/07/26 22:52】 | ディック #- | [edit]
空見 さん、
企画を立てる有能なリーダーがいまして、おかげでメンバー全員、貴重な体験をしています。
【2011/07/26 22:50】 | ディック #- | [edit]
こんばんは

建物のあちらこちらによき時代の美しさが感じられて素敵です。
神戸にもあるそんな建物を回ってみたいです。
200年というタイワンフウの紅葉はさぞかしでしょうね。
【2011/07/25 22:14】 | hirugao #J7S1TTU6 | [edit]
こんばんは。

へぇ~すごい建物ですね、滅多に見られないものをありがとうございます♪
【2011/07/25 22:03】 | 空見 #- | [edit]
地理佐渡さん、
三菱一号館はとても好きな美術館で、それは建物の雰囲気もあるのです。今回同じ設計者ということで、驚きました。
「坂の上の雲」、ああ、あのシーンかなと思い当たります。
【2011/07/25 21:22】 | ディック #- | [edit]
ころん さん、
本場ドイツの建物群には到底かないませんけれど、ちょっと雰囲気だけ味わってきました(笑)。
日本にもこんなところがあるんですね。大学とか、そういう施設で保存されていて、たまに公開されている。捜すつもりがないと気がつかない。
積極的に出歩かないといけませんね。
【2011/07/25 21:19】 | ディック #- | [edit]
紗真紗 さん、
建物が立派で、大きすぎて、撮るのがたいへんでした。
ようやくコンパクトデジカメで要領よくすばやく撮ることができるようになってきたところです。
こういう柱廊の付いた建物は初めてでして、いやあ、内側から外を眺めるのもとてもいい感じでした。お洒落な建物ですね。
【2011/07/25 21:16】 | ディック #- | [edit]
こんにちは。

途中の解説にありましたが、コンドルとは
恐れ入りました。明治期になりましょうかね。
とにかく日本の西洋建築に多大な功績を残し
ている方ですよね。
さて、それと一つ気づいたことがありました。
NHKの「坂の上の雲」でここが舞台になっ
ていたことです。見覚えのある風景が随所に
ありました。
【2011/07/25 18:07】 | 地理佐渡.. #ZvVaocAk | [edit]
ウォーキングの会
「旧島津公爵邸」濃厚な建物ですね。
裏に回れば大きな木と芝生の庭園、
竹など日本庭園ですね・
緑がある
いいコースあるかれました。
ときおり涼しかったのではありませんか?
【2011/07/25 16:51】 | ころん #- | [edit]
ディックさま^^こんにちは~♪

旧島津公爵邸は、さすが威厳と風格を持った建築物ですね。
ここ清泉女子大構内にあるとは知りませんでした。
ここは窓に拘る・・・
三菱ゆかりの建築家ジョサイア・コンドルの設計なのですね。
洋館の醍醐味といいますとやはり外から眺める窓風景、しびれます。
1階2階の窓の装飾の違い、下から眺めたときの迫力と美観。
・・・と読んだ記憶があります。
フウの似合う庭園に静けさを感じます竹庭園も風情ありますね~。
素敵なところのご紹介ありがとうございます~♪
【2011/07/25 16:46】 | 紗真紗 #- | [edit]
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