2011.05.07(16:00)

この石垣は、根岸外人墓地門前のSさん宅のものだ。
Sさん夫人は家の建替えにあたり、この石垣を残すということを強く主張されたという。
なぜなら、この石垣は明治時代の「ブラフ積み」が残ったものであり、Sさん夫人は十年の歳月をかけてこの石垣にコバノタツナミを手植えしていき、春になるとこのように見事な花を咲かせるようになったからなのだ。
文字通り、波が立つかのような様子が見えて、立浪草とはこの花の特徴をよくとらえたネーミングだということがわかる。




毎年ここでこの花を撮っているが、なんど通っても飽きない。
【根岸外人墓地の様子】
隣の根岸外人墓地は、この時季はおよそこのような様子だ。
ブログ「山手の木々」さんが紹介している山手の外人墓地とは異なり、規模は小さく、訪れる人はほとんどいない。
160基ほどの墓碑が確認されているとのことだが、関東大震災や戦後の混乱期に埋葬された遺体は合計で1200人を超える、と言われている。
コメント
夏の空さん、
ここを通る方でSさん宅の花を楽しみにしている方は多いようですが、裏の根岸外人墓地の入り口のある側まで回って、コバノタツナミを楽しむという人たちは、どのくらいいるのでしょうかね。
ヨーロッパなどでも、窓や庭の花は、半分自分たちが楽しみ、あとは通る人たちを楽しませるもの、という考え方のようですね。
【2011/05/09 15:45】
| ディック #- |
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nakamura さん、
毎年同じ風景で、変わり映えしませんが、だからこそ「四季は巡る」なのでしょう。
【2011/05/09 15:31】
| ディック #- |
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hirugao さん、
押し寄せる浪をイメージするには、石垣に植えられたものを低い姿勢で横から眺めるのが一番よいようです。
Sさんの奥様からいただいた白と紫は、わが家でも勢力を拡大しています。
【2011/05/09 15:28】
| ディック #- |
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miyata さん、
じつは、ぼくがこちらの石垣を見る限り、「ブラフ積み」なのかなあ、というところで、でも、ここは「根岸外人墓地」の前だし、奥さんがそう言っているし…。
山手町付近では、典型的な「ブラフ積み」がところどころに残っています。
【2011/05/09 15:26】
| ディック #- |
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YAKUMAさん、
前の道路にこぼれ種で定着したりしています。もらったわが家でも勢力を拡大中です。少し高い位置に咲かせて、低い姿勢で眺めるのがよいようです。
【2011/05/09 15:22】
| ディック #- |
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地理佐渡さん、
毎年のことですが、やはり好きな花は撮らずにはいられないのでした。
【2011/05/09 15:20】
| ディック #- |
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ブラフ積みというのを調べてきました。
いろんな組み方があるんですね。
sさん奥さま、よく想いを通してくださいましたね…。
お花の色合いもまたよくマッチしてるような気がします。
【2011/05/09 14:23】
| 夏のそら #dl2yYD66 |
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おはようございます。
石垣にコバノタツナミソウ、うらやましい風景です。
毎年咲いてくれるのはうれしいものですね。
【2011/05/08 10:23】
| nakamura #- |
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おはようございます
白いのは植えたことがありますがムラサキのは初めてです。
石垣というのがまたいいですね~
タツナミソウが綺麗に見えますもの。
花の写真の撮り方を勉強しました。
【2011/05/08 07:17】
| hirugao #J7S1TTU6 |
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ブラフ積石垣
山手町地区特有のものでしょうか、遺産と言えるもののようですね。
ブラフって何かなあと思いちょっと探ってきました。
できたらちょっと引いた写真があったらよかったなあ・・
【2011/05/07 22:47】
| miyata #- |
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こんばんは
10年の歳月をかけて、植えられてきたのですか。
何度見ても飽きないという気持ち、わかる気がします。
【2011/05/07 22:38】
| YAKUMA #0p.X0ixo |
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こんばんは。
いいですねぇ。昨年も紹介されていましたが、
今年も咲きましたね。当方もドンデンに撮影に
行きたいなぁと願っています。まぁ、今週末は
無理ですけど..(苦笑)。
【2011/05/07 19:14】
|
地理佐渡.. #i104y3BE |
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