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三菱一号館 ~ 丸の内北口

2010.12.12(19:00)

三菱1号館美術館101208

「三菱一号館」というこの建物は、東京駅丸の内北口徒歩数分、三菱東京UFJ銀行の向かい、丸の内の高層ビルに囲まれた一画に、明治時代の三階建の洋風建築の建物を復活させたものです。
かつてこの場所にあった(旧)三菱一号館は、ジョサイア・コンドル氏の設計により1894年に竣工した丸の内最初のオフィスビルでした。丸の内には煉瓦造の洋風建物が立ち並び一丁倫敦と称される街並みを形成するに至りました。しかし1968年、丸の内の高層化再開発が進む中で三菱一号館は解体されました。
その同じ場所に、三菱グループは再び明治時代の三階建て洋風建築を復活させ、関連企業、関連財団から集めた美術工芸品や古書等を展示する美術館としたのです。近代的なオフィスが建ち並ぶこの好立地の場所に、低層の美術館を建てて一般公開しています。
そもそも岩崎彌太郎は、その資金力をもって古美術品等が散逸し失われるのを防止し、蒐集した美術品を一般公開する美術館を建てたいと、明治20年代から計画していたそうです。その構想が、110年を経てついに実現した、ということになります。


三菱1号館美術館入り口101208


三菱1号館中庭101208

上と下は、三菱一号館と裏側のビルで囲まれた中庭の様子です。
ガラス越しに撮影しています。


三菱1号館中庭2101208

コメント
dezire さん、
東京都庭園美術館は、かなり以前に一度しか行ってないと思いますが、内部の空間が素晴らしかったという記憶があります。
今年は一度出かけてみたいですね。
【2011/02/12 19:25】 | ディック #- | [edit]
美術館の中ではわたしが好きな空間は、この三菱一号館とアールデコ様式の東京都庭園美術館です。
【2011/02/12 16:24】 | dezire #Xn/PXMNs | [edit]
空見 さん、
たしかに、「印象派」の絵画はよくコレクションされて、地方の美術館にもたくさんあります。
日本人は「印象派」が好き、なのはよいのですが、「印象派」は近代・現代アートの出発点であり、そこでストップしてしまって、以降の近代絵画を楽しむ感性を育てられない方がたくさんいらっしゃるのが残念です。
【2010/12/13 17:57】 | ディック #22hNL7Yc | [edit]
YAKUMA さん、
人間も自然の一部であり、だから人の営みとその営みの結果出てきた人工物も、大きく考えれば自然そのものにほかならない、という考え方があります。
緑は現代的な建物にもマッチします。最近はとくに、そういうことを意識して設計された建物が増えてきている、と感じます。
【2010/12/13 17:52】 | ディック #22hNL7Yc | [edit]
地理佐渡 さん、
明治の人たちは、政治の世界でも経済の世界でも、立身出世した人たちは彼らなりに、自分が日本のために果たすべき役割というのをしっかり意識して行動していたことに、ぼくは感動を覚えます。
岩崎彌太郎とその後継者たちは、貴重な文化財の散逸を防止し、逆に中国やその他の国々から日本へ伝わってきた古文書などを蒐集し、後世のために保存していてくれているのです。
【2010/12/13 17:49】 | ディック #22hNL7Yc | [edit]
こんにちは。
都心の建物、なかなか接することのできない良い景色を見せていただきました。
印象派の絵に関しては、日本はかなり充実していると新聞に出ていました。
ディックさんの美術館巡りが羨ましいです~♪

【2010/12/13 15:21】 | 空見 #- | [edit]
こんばんは
都心に残る緑。
もっと増やしていくといいなと思います。
現代の建物ともうまくマッチすると思うのですが・・・
【2010/12/12 21:26】 | YAKUMA #0p.X0ixo | [edit]
こんばんは。

良い建物です。都心にはまだこれらのものが
多々あるのでしょうかね。学生時代に大手町で
バイトをしていたことがありますが、早朝ぼん
やり丸の内や大手町界隈を歩いて古い建物を見
た気がします。
【2010/12/12 20:38】 | 地理佐渡.. #i104y3BE | [edit]
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