2010.03.15(13:32)

GEISAIは、村上隆さんのプロデュースで、ほぼ年1回のペースで開催されています。
今回2010年3月14日が第14回にあたり、「GEISAI#14」と呼ばれ、有明の東京ビッグサイトで開催されました。
出展物がオリジナル作品であれば、プロ・アマ問わず誰でも参加できる、ということになっていて、展示場内のブースを、出展料金を払って借り、そこへ展示物を持ち込むことになります。
今回もまた、こういうイベントが大好きの次女と一緒に出かけました。
GEISAIのよいところは、堅苦しくないところです。
アーティストの製作現場を見たり、話をしたり、できます。
上の女性アーティストはイラストを実際に描くところを見せています。これもひとつのパフォーマンスなのです。

上の写真では、アーティスト自身が作品そのものです。
会場に紅いバラを持ち込み、パレットを持ってバラに色を塗るというパフォーマンスをやっていて、私が声をかけると、ポーズをとりつつ、いろいろと答えてくれます。下に少し見えているディプレイには、彼がほかに同様のことをやっている別の映像が流れています。
観客が声をかけ、アーティストがバラを描くというパフォーマンスを実行しながら観客と会話するというインスタレーションなのです。作品を完成させるためには、観客が参加することが必要なわけです。
「よくまあ、こういうことを思いつかれますねぇ」
「はい」と応えつつ、しきりと絵筆を動かして見せます。
「これは本物のバラなんですよ。こういうときに審査員に来てほしいんですけどねぇ…、なかなかいいときに来てくれません」(笑)
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おもしろい写真がたくさんありますので、明晩また記事の続きを掲載します。
花の写真よりおもしろいかも知れません(笑)
本日3月15日の花の写真記事は、この下に別にあります。
コメント
モカ さん、
なんとなくですが、モカさんはこういうのがお好きなのではないかなあ、と思っておりました。
モカさんのブログの構成も、かなりエネルギーが必要なのではありませんか?
【2010/03/16 18:52】
| ディック #22hNL7Yc |
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nakamura さん、
どういうところを評価するのでしょうねえ。
「GEISAI TAIWAN」の入賞者がやっていた展示は、やはり力があると感じさせましたが…。
まあ、深く考えずに楽しめればよし、としましょう。
【2010/03/16 18:49】
| ディック #22hNL7Yc |
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空見さん、
'路上ライヴ' とはうまいことをおっしゃいますね。
まさにそんな感覚の楽しみ方です。
そうした中には感性の表現という点でも、技術面でも、とても優れた方もいらっしゃいまして、いろいろなタイプのアートを楽しめます。
【2010/03/16 18:33】
| ディック #22hNL7Yc |
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地理佐渡さん、
現代美術の世界では「
インスタレーション」が大流行です。「作品を展示する」というよりは「その展示の仕方、展示と鑑賞の体験そのもの」を重視しますから、観客は当然のことながら、作品の一部を構成します。
GEISAIはその開催自体がインスタレーションのようなものですから、アーティストも観客も楽しんでいます。
【2010/03/16 18:28】
| ディック #22hNL7Yc |
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ディックさま~こんにちは~♪
村上隆さんプロデュースのGEISAI・・・
面白いです~~。
限りなく飛んで・・・いいということ。。。
素晴らしいものを見せていただきました。
小さい空間で自分を全うできるなんてサイコウですね。
その表現の斬新さから作者の姿がみな輝いていますが、
なんともエネルギーのいることと思いました。
【2010/03/16 16:20】
| モカ #- |
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こんばんは。
おもしろいですね~。
どういうところで評価するのか、かいもく分かりませんが楽しそうです。
【2010/03/15 23:05】
| nakamura #- |
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面白い企画と作品ですね!
何かこう精神が解放されて悦ぶというか、作者も観客も一緒になって楽しめる空間。
ある種の’路上ライブ’の親しみと感動にも通ずる?
お花だけじゃなく、こういうのもたまに見せていただくのはいいですね~♪
【2010/03/15 19:53】
| 空見 #- |
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こんばんは。
芸術というものがどのように表現されるか?
と言う意味では実に自由な感じがします。
また、作者との会話が可能であり、それすら
作品の一部ととらえると言う感じがすごいです。
【2010/03/15 19:22】
|
地理佐渡.. #i104y3BE |
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