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五十嵐吉彦・水彩スケッチ画展/ぎゃらりー「彩光」 10/10~16

2008.10.18(14:01)

五十嵐吉彦2008

 10月11日土曜日、上野で「大琳派展」を見た帰りに、関内駅で下りて、「五十嵐吉彦・水彩スケッチ画展」を楽しんできました。
 五十嵐吉彦さんを知ったきっかけはブログ「舞岡公園の自然」のひろし さんのご紹介です。
 確か五十嵐さんは、ひろしさんが以前勤務されていた会社の先輩だった、というような話だったと記憶しています。
 前回の個展は2006年の10月でした。私は当時感想記事を当ブログへ掲載したのですが、11月頃FC2ブログでトラブルがあり、10月~11月の記事の一部が消失するという事件があり、現在はなくなってしまって、自分がどんな感想を書いていたか、確認することができません。

 前回は国内の景色が大半で、今回の個展ではイタリアなどヨーロッパ各地の風景画が主体になっていました。
 五十嵐吉彦さんの水彩スケッチ画の特徴は、黒いペンで描いた線描スケッチに、水彩で彩色していくというものですが、写真でいう「ハイライト」部分を塗り残すという手法で、光の当たっている部分を表現しています。水彩の透明さを生かし、さほど多くはない色数の、色の濃淡で風景を表現していくと、とてもさわやかな印象の風景画となります。
 私の印象では、今回のほうが前回よりもよい絵が多かったように思います。
 「よい絵」とは何なのか。
 単純な話ですが、画家の五十嵐さんが海外を旅行され、さまざまな町の街角とか、郊外の丘の上とか、そういうところで「あ、ここがいい! ここを描こう!」と決められたその感動の度合いなのだと思います。おそらくは国内の旅先よりも、海外でのほうが、「ここがいい!」というその一瞬の感動が強かったということでしょう。
 この方くらいの腕前になると、もうブロそのものですから、技術の問題ではなくて、画家の感動がそのまま水彩画を通じて見ている私に伝わってきます。その違いなのだろう、と推察します。
 
 花の写真ブログも似たようなもので、ある程度続けてくると、みなさん上手になって、あとは新鮮な感動があるかないか、という差になってくるように思います。

コメント
TAGU さん、
技法を解説した本を何冊か出されていて、教室を開催されたり、さまざまな活動をされていらっしゃいます。
本はぼくも持っていますが、「五十嵐吉彦」のキーワードで amazon で検索するとすぐに出てきます。
【2008/10/20 06:29】 | ディック #22hNL7Yc | [edit]
 この作家は知らなかったなあ
 本屋で画集とかあるのでしょうか?
 ちょっと興味がありますね。
 恐らく透明水彩を使った技法でしょうが
 水彩はコントラストを出すのがちょっと難しいのに
 割合とはっきりと強めに出しているみたいですね。
 恐らく陰の部分をつぶしてから明るい色系を塗っているのでしょうね。
【2008/10/19 20:32】 | TAGU #- | [edit]
ヨンさん、ひろしさん、nakamura さん、コメントありがとうございます。
今年は8月以降どれだけの数の美術展に出かけたか、数えないとわからないくらい歩き回っていますが、そのほかウォーキングの会の活動も含めて、自分のブログの写真とけっして無関係なものではないですね。
イキザマというのはちょっと大きく振りかぶりすぎている感じがしますけれど、自分の「ものの感じ方」が、そのまま自分の絵に込められてくる。写真はけっこう正直です。
【2008/10/18 22:38】 | ディック #22hNL7Yc | [edit]
こんばんは。

魅力的な水彩画ですね。ゆっくり鑑賞したい感じです・・・。
なお、写真については、ディックさんのご指摘の通りですし、その切り口がポイントのような気がします。
写す人のイキザマといったらよいのでしょうか・・・。
【2008/10/18 22:09】 | nakamura #- | [edit]
五十嵐さんの「ペン彩画」の特徴をよく説明されていると思います。
ハイライト部を塗り残すという技法が、光と影で表現する効果をあげているのだと思います。
私も花ブログをやっているので、ディックさんの仰る通り、写真の出来栄えは新鮮な感動を覚えた被写体だったかどうかにかかっていると思います。
【2008/10/18 19:10】 | ひろし #FFrZaXh. | [edit]
水彩画いいですね。自分も大好きです。
題名どおりハイライト部分を塗りつぶすという手法は水彩画では、かなり斬新な気がします。
いろいろ物議をかもしだしそうな作品ですね。
【2008/10/18 18:56】 | ヨン #mQop/nM. | [edit]
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