1枚目の写真は玄関前のトキワツユクサ(常磐露草)。ツユクサ科ムラサキツユクサ属。
2、3枚目(上と下)はハナユズ。ミカン科ミカン属。わが家にはレモンがありますが、花はよく似ています。近所に植えられているナツミカンもよく似た花を咲かせています。学名の頭に Citrusと付くのがミカン属。よく似た花を咲かせます。
4枚目はイチハツ(一初)。アヤメの仲間で一番早く咲くからこの名前が付けられた、ということのようです。「基部から中央にかけて白色のとさか状の突起がある」のがチャームポイント。私は撮影のときに、そこがくっきりと見えるよう神経を使います。
以前植えられていた場所が混み合ってきているので、かみさんが植え替えをしていますが、新しい場所ではなかなか背丈が伸びない。すっくと立った姿が美しく見えるまで、やや年数がかかりそうです。
5枚目は「かおりかざり」と命名されたバラ。2012年に日本で作出されたバラです。この花のかたちとアプリコット色は、とても魅力的で気に入っています。魅力を伝えられるよう、撮影には神経を使います。
6枚目は藤棚のフジ。藤棚の前面、最下部に垂れ下がってきた花房を撮影しました。
成功です!! 書いてもらいました。
明日は自宅庭のシャクヤクの写真と、その記事を載せます。
記事の書き出しの部分にあとひと工夫必要ですが、内容はほとんどそのまま使える下書きになっていました。AIはすごいですよ、ブログ記事の下書きまでやってくれるのです。
シャクヤクの記事を最初から私が書いていたら、整理するのにかなりの時間が必要ですが、コピペで済むのですから、ずいぶんと時間を節約できました。
ゲンゲの記事の際にも書きましたが、4月18日は恒例の「SanPoの会」で武蔵小金井駅に集合し、「江戸東京たてもの園」ほか、玉川上水の沿道を歩きました。
江戸東京たてもの園は、都立小金井公園内にあって、自然豊かで、各建物の庭なども美しく整備され、歩くだけでも豊かな自然を楽しむことができます。
平日で空いていましたが、園児の散策に利用している団体もあり、それぞれのんびりと楽しんでいました。
本日は、そのとき撮影した iPhone13Proの写真の中から、ビックアップしたものを並べます。ウォーキングが主目的ですから、私は通常の一眼レフカメラは携行していませんでした。

1枚目は園内の藤棚。後日反省したのですが、このような細部の細かい写真は iPhoneでもRAWで撮影したほうがきれいに撮影できます。「こんなときはRAWで撮影する」という機敏な反応が、まだできていませんでした。
2枚目はバス。詳しい解説がないので、明治の頃なのか大正の時代なのか、わかりません。ある解説によると、このボンネットバスは、個人所有の車両であり、東京都所有のものでないことから、展示品、収蔵品とは別の扱いになっているものと思われる、とのこと。
ボンネットバスは元自衛隊の車両であり、東京都とは関係ないが、かつての都営バスカラーをイメージさせる色に塗られ、方向幕にも「上野広小路」と表示されている、とのことらしいです。
次は都電7500形。これも受け売りですが、この車両は1962年製で、渋谷駅から虎ノ門、六本木、西麻布を経由して新橋駅まで運行されていた6系統の表示で展示されている、とのこと。
中へ入ってみると、かなり長く、大きな車両でした。
江戸東京たてもの園には、高橋是清が暗殺された自邸が移築されているなど、歴史的に有名な建物もありますが、カメラマン目線から惹かれた建物をひとつだけ載せます。
案内表示には前川國男自邸とあり、私は前川國男がどんな人なのかまったく知らないでいました。
Wikipediaによると、「ル・コルビュジエ、アントニン・レーモンドの元で学び、モダニズム建築の旗手として、第二次世界大戦後の日本建築界をリードした」建築家だそうです。
江戸東京たてもの園は都立都立小金井公園内にある野外博物館で、東京都が運営していて、料金は格安。自然豊かで美しく、平日はかなり空いている。65歳以上なら200円と料金は格安。ネットで休園日を確かめて、晴れた日にのんびりしに出掛けるのに最適だと思います。
最後の2枚、「SanPoの会」に出掛ける前に、天気がよいからと慌てて自宅庭で iPhoneで撮影したナニワイバラと藤棚です。朝のうちは、自宅庭の西側の擁壁の内側に陽が当たるので、このような写真が撮れます。iPhoneのワイドな画角を生かして撮影した写真です。

今年はサクラが3月中に終わってしまい、4月に入ると雨が多い。寒暖差が激しく、雨で肌寒い日のあとに、暑すぎる初夏の日差しがやってくる。
わが家ではようやくバラの季節の到来なのですが、運が悪いと花が雨に濡れた翌日に強い陽射しが降り注ぎます。花は半日すると傷み始めたりします。よいタイミングでカメラを持って庭に出ないと、撮影機会を失ってしまったりします。
さて、相変わらず忙しい日が続いており、写真の整理が追いつきません。本日はバラの写真を2枚だけ。
1枚目は食香バラ「豊華」です。このバラを初めて育てたのは2020年。その折の試食記事を下に転載します(この転載は2回目ですがご容赦ください)
《食香バラ「豊華」の試食》
昨晩、バラを食べるといってもどう調理してよいかわからず、結局一番無難なところで妥協しました。
採取してきた数輪をばらばらにしまして、ポットに入れ、熱湯を注ぎます。湯はほんのりした紅色に染まり、ティーカップに注ぐと、バラの香りが立ちのぼります。
香りを楽しみつつ、このバラ茶を飲んでみました。これはなかなかいけます。ローズ・ティーというのが一般に販売されていますが、乾燥させた数種のバラの花弁です。こちらは採りたての生のバラ。ポットの花弁はすでに色が白くなっていますから、色素はすべて抽出されたということでしょう。わけのわからぬローズ・ティーより香りはしっかりとしています。
さて、2枚目はスレーターズ・クリムゾン・チャイナ。これは父から引き継いだバラで、もともとは中国のバラだったのを、ギルバート・スレーターという海運業者が英国へ持ち込んだもの。植えてあった位置は同じでも、枝を伸ばす方向を庭の改造に合わせて強引に90度変えたりしたのに、とても強く、次から次へと花を咲かせています。
ところで、今年の春は「AIの時代が到来した」と騒がれています。私は Apple のPCや iPhoneを使っていますが、Microsoftの新しいブラウザ「edge」を使ってみたり( MicrosoftのAI技術により、平易な日本語でも検索することが可能)、いろいろと試している最中です。
まだ2月のことですが、San Poの会で三浦海岸へカワヅザクラを見に行くというので「三浦海岸のカワヅザクラの開花状況を知りたい」と edge に入力したところ、ものすごいスピードで大量の情報が並べられました。ところが、じつは昨年以前のものまで大量にヒットしていたのでした。AIに対しては「2023年の」という限定条件を文章に入れないと、こういうことが起きるのです。
Chat GPTを、私のような素人が活用することはできないか、いま勉強を始めたばかりです。
一方、画像処理ソフトの Adobe社もAIを取り入れています。従来は写真のノイズを低減する場合は手作業だったのに、新たにAIによるノイズ低減を選択できるようになりました。私は数日前から利用していますが、写真よってはかなりの効果が感じられるので、現時点では100%、 AIのノイズ低減に頼っております。今回のバラの写真もAIのノイズ低減を利用しています。
ほかにも、深度によって背景をボケさせる技術とか、背景の空の入れ替えとか、未完成の技術でも試用できるようになっており、使う側としては、次々と使い方が変化するので、たいへん戸惑っている、というのが現状です。
「そういうことまでやっているから、写真の整理がなかなか進まないのだ」とわかっていますが、好きな分野なのでやめられない、というのが現状です。

写真は、自宅玄関前のコバノタツナミ(シソ科タツナミソウ属)です。コバノタツナミは、「レンガ敷きの隙間」のような、石の多いところが大好き、という性質をもっています。

昨日「プラタナスの果実」に関する宿題を片付けたので、ふたたび順不同の在庫放出にもどります。
1番目は日付が古いですが、気に入っているので再度3月20日の大船フラワーセンターからヨーロッパ南西部産のスイセンの仲間です。
名前は「ナルキッスス・バルボコディウム」。フランス、スペイン、ポルトガルなどを原産地とする小型スイセン。草丈約30cm。
NHKの「みんなの味の園芸」によると、日当たりのよい草原や岩場に生えることが多いそうです。実際に岩場に植えられていました。
2枚目はオキナグサ(翁草)。例年なら小石川植物園や横浜市こども植物園で撮影するのですが、今年は外出しにくい状況だったので、1枚目のナルキッスス・バルボコディウムと同じ大船フラワーセンターで撮影しました。
3枚目は根岸森林湖縁のオトメツバキ(乙女椿)。一見して美しいですが、公園の管理者が植木屋さんのため、椿であっても通常の植木と同様の剪定。刈り込むので陽当たりにさらされた椿はすぐに傷み、ぽろぽろと落ちます。はっきりいって全体に汚いです。
低い枝で葉の陰になる花を捜して撮影しました。寺院などだと、椿の剪定の仕方をよくわかっているのですが、植木屋さんに任せたら汚くなるばかりです。
6枚目は自宅庭のナニワイバラ(難波茨)。西側の擁壁の上に這い上がり、擁壁上の道路を通行される方々に楽しんでいただいています。
7枚目は、6枚目のナニワイバラを iPhone13Proで撮影。広い画角を生かして撮影したものです。右側のほうに、やはり擁壁をよじ登ったモッコウバラが見えています。
わが家では午前中は自宅庭の内側に垂れ下がったモッコウバラとナニワイバラに、11時以降は擁壁の上の道路側のモッコウバラとナニワイバラに陽が当たります。午前と午後で、また別の楽しみ方ができます。

本日は宿題を片付けようと思います。
過去にモクレンやミモザの記事を書いていますので、ご記憶のある方もいらっしゃると思いますが、3月20日、私は大船フラワーセンターへ行きました。
大船フラワーセンターの最も奥のほう、大木を見上げると、上の写真のようなものが見えました。
大木の根元を見ると立て札があります。
「プラタナス」と表題があり、「日本でよく見られるのはモミジバスズカケノキであり、それはスズカケノキとアメリカスズカケノキの交配種です」と書いてあります。
1枚目の写真を見上げながら、そうかこれは通称プラタナスで、スズカケノキとモミジバスズカケノキの交配種の果実なのだな、と思いました。
ところが帰宅して写真を整理しているとき、1枚目の右上にぶら下がっている「果実だと信じていたもの」に妙な膨らみがあることに気がつきました。
上の写真のように拡大して見つめていると、左下の2つもなにやらいびつではないですか。
多摩NTの住人さんのブログを拝見していたら、この交配種の「花」なのかも知れない、と気がつきました。
さて、調べようにも、そもそもアメリカスズカケノキ、モミジバスズカケノキなどいろいろな木がプラタナスと呼ばれているようですし、雄花序、雌花序があるようですし、果実といっても「集合果」だというし、ちょっと調べてみると、ますます混乱するばかりです。
ただ、3月20日というのは、これらの木の花の時期であり、果実の時期ではないらしい。
かくなる上は、多摩NTの住人さんほか、詳しい方から教えていただくしかない、ということで、この記事を掲載する次第です。
なにとぞよろしくお願いいたします。

ジャクリーヌ・デュプレは16歳でデビューして人気を集めたイギリスの女性チェリストだ。
チェロ演奏家としての地位を確立して、1966年末には21歳で、ビアニスト兼指揮者のダニエル・バレンボイムと結婚した。
ところが26歳のときに指先などの感覚が鈍くなってきたことに気がついた。73年には満足のいく演奏ができなくなってしまった。多発性硬化症と診断され、チェロ演奏家としては引退。その後は後進の指導に努めたが、42歳で亡くなった。
2023.04.13 自宅庭 SONY 100mmマクロ
私が彼女の演奏を聴くようになったきっかけはよく憶えていないが、友人の薦めによるものだった、と思う。
最近になって、彼女の評判のきっかけはイギリスの作曲家エルガー(「威風堂々」などで一般によく知られている)のチェロ協奏曲を弾いたのがきっかけだった、と知った。
美しい曲だ。私は長年 後期ロマン派を避けていたが、最近はよく聴くようになり、この曲も気に入っている。
彼女の名前をもらったこのバラは、1988年にイギリスのバラの育種会社 Harkness が作出したものだ。エルガーの曲の美しさが、このバラとよく似合っているように感じる。
2023.04.17 自宅庭 SONY 100mmマクロ
長々と書いたが、ここのところ音楽を聴いている時間が長い。私に「残された時間」の活用方法として、クラシック、ジャズ、ロック、R&Bなど、もっともっとたくさん聴いて、楽しみたいと思っている。