
2021年の終わりなので、みなとみらい地区の日暮れの写真にしよう、と思いました。
新型コロナの蔓延や、災害のニュースに明け暮れた2021年でした。
世界に向けて開けた港湾、みなとみらい21地区の夜明けが、希望に満ち溢れたものとなるのかどうか、現状ではなんとも予測がつきませんが、私としてはそのつもりで準備してきました。
忍び寄る体力の衰えにどう対抗するか。
「筋肉は裏切らない」といいますが、でも「腱や関節は裏切る」のです。トレーニングで体力を回復しようと無理をすると「腱や関節が裏切る」ということを、過去2年間、私は学んできました。
孫とキャッチボール。自分は当たり前にできるつもりでも、じつは身体は自分の思いどおりには動かなくなっています。
では、頭脳のほうはどうなのか?
ボケているつもりはありませんが、短期的な作業記憶は曖昧です。
メガネとか、日常的な品物を20秒前に置いた場所を忘れる。目が見えないからメガネを捜せない、というようなことが続出します。
あるいは、よく知っているあの植物の名前がとっさには出てこない、というようなことも続出します。
しかし、このような事態の続出に負けては坂を転げ落ちるのみとなるだろう、と私は思います。
もともと趣味は豊富なので、やりたいことは山ほどあって、やりたいこと憶えたいことがたくさんあるのです。
たとえば、「生活のデジタル化」を一段と促進したい、という計画があります。
植物観察や写真撮影の楽しみをさらに極めたい、という自分の欲望を実現するのにどうしたらよいか。
いつまでも重い一眼レフを持ち歩いていては体力が持ちません。
カメラの軽量化のため、ミラーレス一眼への乗り換え、最新技術の集積であるスマホカメラの活用と活用技術の熟練、そして撮影した写真の保存とレタッチ技術の熟練。そうしたことを計画的に進めております。
もちろん、そうした対策の一方で、現状の体力をできるだけ維持し、温存する努力が必要です。
毎日、一定量の運動量を確保し、健康維持につとめています。
このようなことを続けるためには経済力も必要ですが、収入は年金のみですから、ある程度は投資で稼ぐ必要があります。そのためには日々、世界の経済・政治の動向について鋭敏であり、また最新の流行などについても鋭敏である必要があります。
というわけで、あれもこれもと、やらなければならないことが山積みとなり、一方で、能力は落ちてきていますから、年賀状が待ち合わないとか、ブログを満足に続けられないとか、そういうこともが起きてくることになります。
今年の冬は、たくさんのみなさんにご迷惑をおかけし、満足な年末年始の挨拶もできない、という事態に陥っておりますが、ただひたすら、みなさんのご容赦をお願いするのみであります。
なお、上の2枚の写真は、桜木町駅前のコレットマーレの5階のフリースペースの窓から、港の様子を撮影したものです。2021.12.22 撮影です。
iPhone13Pro で撮影したものです。少しずつ使い方に慣れ、要領がわかってきたかな、というところです。ただひたすら、努力を積み重ね、習熟することが必要なようです。

撮影日は 2021年12月26日の午後14時37分、この季節の14時37分頃というと、陽はすっかり西に傾き、もうすぐ日暮れというほど低い位置から大地を照らします。
毎日、一定の運動量は確保したいので、日暮れ前に根岸森林公園を歩いてこよう、と出かけました。 だから カメラは IPhoneのみ。
でも、この写真は多分 iPhoneだからこそ撮れた光景だろう、と思います。
スマホだからこそのふしぎな魅力のある写真に仕上がりました。
Applewatchを手に入れたので、アクティビティ・アプリの指導を守って、ウォーキングをやっています。おかげで、血圧は、私の年齢とこの季節にしては、あまり上昇せずに済んでいるようです。

上の写真は12月7日に一眼レフで撮影した庭のアイスバーグ。
下の写真は本日12月25日に iPhone13Proのポートレイトモードで撮影したアイスバーグ。
どうも iPhoneのポートレイトモードの使い方がよくわかっていないし、写真アプリで編集した写真をそのまま Adobeのソフトへ持ってくるやり方がわかっていません。
なんとか自己流で、やってみたのですが、曇りと晴れ、撮影時期や角度など、違いはあるにせよ、同じドイツ・コルデス社のバラです。
結果はやはり一眼レフでの撮影のほうがよいですね。
ただ、iPhoneでの撮影は、スマホ以外には何も持たずに、「今だ! 」とばかりに撮影できる気軽さがあり、これでなんとか、上手に撮影してみたくて、いろいろと試している最中です。

自宅の玄関前だというにもかかわらず、保育園へ孫たちを送った帰り、iPhone で撮影しています。
やらなければならないことが多すぎて、カメラを取り替えたりしている余裕もないのが現状です。
まことに申し訳ないが、しばらくの期間、ブログを休ませていただこう、と思います。
みなさんのところへは、自分の勉強にもなることなので、できる限りうかがわせていただこう、と思っております。
多少、遅れたりはするかも知れません。たとえば今晩はうかがえないかも知れませんが、遅れながらもおうかがいいたします。
株立ちのうちの1本が、少し調子がよくないようです。
2枚目の写真で言えば、右端の幹。葉が残っていません。
あるいは、私がまごまごしているあいだに、さっさと紅葉して終わってしまったのかも……。
ヒメシャラ(姫沙羅)はツバキ科ナツツバキ属の落葉高木です。
ヒメシャラの幹は樹皮が薄く、滑らかな赤褐色で美しい。庭木に最適であり、かみさんがわが家のシンボルツリーにするのだと言って、玄関前に植えました。
葉の紅葉と共に、幹や枝の赤褐色の樹皮にもご注目ください。

ヤマコウバシ(山香ばし)の記事は3回目だ。
いつも撮影するのは横浜市こども植物園で、たまに枝が垂れてくることがあり、そのチャンスを狙う。
2016年4月8日は雌花のマクロ写真、2021年8月27日は果実の写真を撮った。
今回の紅葉の撮影は2021年11月25日の白金台・自然教育園である。
そもそも日本には雌株しかない、と言われていて、どの株もひとつの株のクローンだということが知られている。
それがなぜか結実する。
「雌株しかなくて、雌花しかないのに、なぜ実がなる」というのか。諸説あって学者先生のあいだでも議論がされている。
そんなやっかいな木だが、今回は白金台の自然教育園で紅葉を撮ることができた。
渋い褐色に紅葉した葉が、陽の光を照り返すとじつに美しい。
1枚目は順光、2枚目は逆光である。
さほど大きな木ではなく、ヤマコウバシの紅葉を「美しい」と広めたいが、この味わいを写真で伝えてみなさんに納得していただけるように撮影するのは、現場の向き、立ち位置などからじつに難しい。
これが精一杯だった。
なお、2枚とも、よく見ると黒い果実もちゃんと写っている。
クスノキ科クロモジ属の落葉低木。和名は。枝を折るとよい香りがするから、だそうだ。

ブログを始めた頃、真っ先に憶えたのがケヤキだ。
何よりもこの樹形である。これほど大きくなる木で、このような樹形なら、まず間違いなくケヤキだと憶えた。
次に幹の肌だ。色が薄く、クスノキなどと比較するとツルンとしている。
これであとは葉を見て、細かい鋸歯のある、大木でも決して大きくはない葉であれば、間違いなくケヤキだ。
秋には黄色く、多少赤味を含んで黄葉するが、今年はあまりきれいに黄葉してはいない。
陽の当たったきれいな部分を望遠レンズで撮ったが、緑色の部分もまだたくさん残っている。
今年のように黄葉が遅いと、そのうち茶色く枯れて葉を散らしてしまうのではないか、と心配になる。
根岸森林公園は海岸に近い。根岸の埋め立て地があるから遠く感じるが、実質的に海風が強い海岸性の気候で暖かい。
黄葉にせよ紅葉にせよ、陽がよく当たり、かつ夜間に冷え込まないと、中途半端なままで美しくはならないのだ。
今年は秋の訪れが遅く、横浜はずっと暖かだった。最近になって急に冷え込んで、初冬の気候になった。
ケヤキも、エノキも、イチョウも、カエデも、みな慌てて色付こうとしているが、間に合わないまま、風が吹き荒れる。
横浜の海岸沿いは、どうも紅葉や黄葉にはおもしろくない年になりそうである。
なんとかかんとか、毎日ブログを続けているが、やらねばならないことが溜まりに溜まり、目一杯だ。
紅葉や黄葉がきれいな年ではないから、1、2枚の写真で済ませられてラッキーだ、という気分にもなっている。
使える時間が少なくても最優先はウォーキングで、これは健康のため、体力回復のため。
植物写真優先で歩き回っていると、最終的にはあまり歩数が伸びず、たいして運動になっていない。
みなとみらいエリアの写真が増えているのは、よい運動になるから。そういう事情もあるのだ。

ムクロジの黄葉の美しさを初めて知ったのは神代植物公園だった。果実のおもしろさも深大寺の境内で憶えた。
その後いろいろな寺院の参道などで「あ、ムクロジがあるぞ」と美しい黄葉を見つけることが多かった。
横浜市こども植物園では崖下から大きな木が伸びていて、こども植物園で雄花、雌花を憶えた。幹は崖下で近づけない。
さて、今回の自然教育園は大木である。
2枚とも見上げて望遠レンズで撮影している。不自然な姿勢のため重さで手が揺れる。
だから、絞り優先だが最初からISOを高めに設定して、結果的にシャッター速度が速くなるようにしている。
逆光で陽が透けた葉は美しい。
初めて幹をしげしげと眺めた。こんなふうに裂けて剥がれるのは老木の特徴らしい。