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ムサシアブミ(武蔵鐙)の果実 2021.11.28 -- 1

2021.11.28(20:30)

20211124 自然教育園 ムサシアブミ果実ブログ用

 これは2021年11月24日に白金台・自然教育園で撮影したムサシアブミ(武蔵鐙)の果実です。
 下の2019年4月4日に撮影したムサシアブミの成熟した状態と、比較してみてください。

20190404 自然教育園 ムサシアブミ完成型ブログ用

 4月初め頃のこの植物が、11月にはこんな姿を見せている。
 おもしろいものです。
 2019年4月30日付の自分のブログで、私は下記のように書いています。
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 2本の葉柄のあいだに挟まれて花茎の先についた仏炎苞が真っ直ぐ立ち上がる。
 そして仏炎苞は大きくなり、縞模様がやや濃くなってきて、2本の葉柄の先の小葉3枚も大きく成長する。
 ふつうに成長すれば、仏炎苞の口辺部(仏炎苞の上部の脇)は少し張り出して、黒っぽい焦げ茶状の襞のようになって、それがくるくると巻いて耳のように見える。
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 その仏炎苞の内部に、肉穂花序が隠れています。
 最終的にはその肉穂花序が授粉し、大きく成長して、このような果実ができあがる仕組みです。

 ただし、じつは雌雄異株であり、株が小さい時や栄養状態の良くない年は雄株となり、 栄養状態がよい年は雌株となるというように、 年によって雌雄が入れ替わるそうです。大きな仏炎苞を持っている個体は、雌株ということになります。

 ムサシアブミはサトイモ科テンナンショウ属の多年草。
 テンナンショウ属には、ほかにマムシグサ、ウラシマソウなどがよく知られており、ウラシマソウは当ブログでも何度か紹介しています。



2021年11月28日

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