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ノリウツギ(糊空木)の不思議 2021.08.25 -- 1

2021.08.25(19:00)

20210806 環境支援センター ノリウツギ2ブログ用

 8月6日の横浜市環境活動支援センターのハーブ園近くで、ノリウツギを見つけ、今年は撮り損ねていたから喜んで撮影した。hirugao さんのブログに7月末以降さかんにノリウツギが登場していたので、私はこの花を見て、何の疑問も抱かなかった。

20210806 環境支援センター ノリウツギ1ブログ用

 また、NHKみんなの園芸のサイトの表現を借りるなら「ノリウツギは、開花期はアジサイより遅く、花の少ない夏にはありがたい樹種」ということになるし、
 Wikipedia によると「花期は 7〜8月」と書かれており、hirugao さんのブログにさかんに登場するのも 7月末頃以降だ。


《参考》2018年6月3日の小石川植物園のノリウツギ

 不思議なのは、私の頭の中のノリウツギのイメージは、もともとは以下に写真を掲げる小石川植物園における6月初旬の花なのである。

20180603 小石川植物園 ノリウツギ花再録1

 装飾花よりも、両性花が目立ち、それを装飾花が囲んでいる、というイメージだ。

20180603 小石川植物園 ノリウツギ花再録2

 小石川植物園のノリウツギも、もしかすると、やがて7〜8月にかけて、この記事のトップの写真のように変化しているのだろうか。
 問題は、私は例年7月から8月にかけてほとんど活動していない、ということだ。
 小石川植物園のような様子のノリウツギが、果たしてトップの写真のように変化するのかどうか、見ていたことはないのである。

 「もしかして?」と疑いの気持ちが芽生えた。
 hirugao さんはご近所の庭先で撮影しているから園芸種だろうし、横浜市環境支援センターは、新しい品種を好んで栽培実験しているから、園芸種の可能性がある。
 つまり、トップの写真は「ノリウツギの園芸種」ではあるまいか!!

 そう思って「NHKみんなの園芸」のサイトをよく読み直した。
 最後に添えられた一文がある
 「ピラミッドアジサイ」の名で市場に出回っているミナヅキは、ほとんどの花が装飾花となり、円錐花序全体が白色で覆われます。
 あっ、これか!!

 いやはや、園芸種の世界というのは、ほんとうに面倒である。私が横浜市環境支援センターで撮影してきたノリウツギは、きっと「ミナヅキ」かそれに類する園芸種だったりだろう。

 hirugao さんのブログ「時を紡いで《2》」はもともと園芸種中心だからそのままでよいのである。
 私のブログは植物学上の厳密さにこだわる一方で、園芸種との境界を渡り歩いているから、きちんと区別を明記しなければならない。
 来年は、もし環境が許すならば、もっと7、8月の活動を増やさねばならない、とそう実感したのだった。


2021年08月25日

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