2021.03.02(19:30)

撮 影 日:2021.02.18
撮影場所:横浜市児童遊園地
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ
鹿児島紅(かごしまべに)は「緋梅系」で「緋色性」の梅。
この色は野梅系の紅梅にはなかなか見られないので、魅力的に目に映ります
惜しいのは一部に雄しべの葯が傷んだものが見られる(下の写真)こと、でしょうか。
念のため書きますが、花の色が紅梅だから「緋梅系」というわけではありません。枝や幹の内部が紅い品種を「緋梅系」というのです。枝を折るわけにはいかないので、私は試していませんが(笑)
鹿児島紅には根岸森林公園で撮影したよい写真ストックがあります。
下は2015年2月3日に撮影した鹿児島紅です。
《参考》根岸森林公園で2015年2月3日に撮影した鹿児島紅
撮 影 日:2015.02.03
撮影場所:根岸森林公園
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ
この頃はまだ、現在とは違い、根岸森林公園の梅林は素晴らしかったのです。
ほかにも「文殊」や「大輪緑萼」など私が大好きな梅が、低い枝に美しく咲いていました。
余談ですがNHKのEテレの10分番組に「植物に学ぶ生存戦略」というシリーズがあります。
講師は山田孝之、聞き手がブラタモリにも出ていた林田理沙アナウンサー。この2人のユーモア一杯のやりとりが楽しくて、しかも為になります。
「梅に学ぶ生存戦略」もなかなかおもしろい企画でした。
梅はあまりにも数多くの花を枝に付けてしまうと、雌しべのない雄しべだけの花を付けるようになるそうです。あまりにたくさんの実を付けてしまうと、梅の木の本体が疲れてしまうから、ということのようです。
そういえば…、と心当たりがないわけではない。撮影するとき、雄しべには注意が行っていますが、雌しべにはあまり注意していないことが多いです。
鹿児島紅の写真、なんだか怪しいです。1枚目の写真は大丈夫そうですが、他は怪しい。
昨日の「月影」の写真は、花数が少ない分、どれもきちんと雌しべがあるようです。
梅の花の写真をアップで撮るなら、雄しべと雌しべのそろった花を選びたいものです。