2021.03.01(18:50)

撮 影 日:2021.02.18
撮影場所:横浜市児童遊園地
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ
5、6年前までは、2月というと根岸森林公園の梅林で梅ばかり撮影していたものですが、今はカメラを向ける気がしません。剪定の仕方から柵の張りめぐらし方まで、何から何まで気に入らない。
梅は桜ではないし、串刺しの団子でもない。
高い枝から箒のように空へ向けて花枝を数多く伸ばしたり、隣り合う花が押し合いへし合いするような花の咲かせ方をしては、梅のよさを味わうことなどできないのです。
その点、横浜市児童遊園地の梅は「梅の花のよさ」味わえるような剪定の仕方で、気に入っています。
写真の梅は「月影」といい、野梅系青軸性の梅で私はとても気に入っています。
ちなみに、タキイ種苗のサイトは「月影」を次のように評しています。
——— 咲きはじめは淡緑色を帯びる丸弁抱え咲きの純白花。がくの部分や若い枝が緑色を保つことから青軸性と呼ばれる。茨城県水戸市にある偕楽園「六名木」の一つ ———
撮 影 日:2018.02.16
撮影場所:横浜市児童遊園地
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ
今年は写真が少ないので、2018年2月16日に同じ木の梅を撮影した写真(上と下)を2枚追加しました。
これまで何回も書いてきましたが、ウメの花の魅力は雄蕊がぴんと張ってしっかりしていて、黄色い葯が付いていること。
そういう花を見るためには、つぼみが多い咲き始めの花がついている枝を、間近で観賞することが一番です。
「梅祭り」などという催し物がありますが、そのような催し物では梅の本来のよさを楽しむことなどできない、と思っています。