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アッサム茶 2021.01.04 -- 1

2021.01.04(18:30)

20201217 小石川植物園 アッサム茶1プログ用

 撮 影 日:2020.12.17
 撮影場所:小石川植物園
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

 講談社ブルーバックスの「お茶の科学」の19ページに「すべてのお茶は、同じ茶葉からできている! 」という見出しがあり、そのあと、「日本茶もウーロン茶も紅茶も製法が異なるだけで元はすべて同じ茶葉」というふうに展開していく。
 私は講談社ブルーバックスにも書かれていることだし、一時はすっかりこの話を信じ込んでいた。
 ところが、小石川植物園でアッサム茶の木の花と葉を見て、「上のことはいくらなんでもひどい暴論だ」と気がついた。

20201217 小石川植物園 アッサム茶2ブログ用

 基本的な議論の展開方法として、日本茶、ウーロン茶、紅茶の違いを生み出しているのはたしかに「製法」だから、それを強調したいのはわかる。
 しかし、アッサム茶の葉は日本茶の茶葉よりずっと大きく、葉は分厚く、日本茶の茶葉とアッサム茶の茶葉が同じものだ、というのはあまりにも乱暴だろう。

20181111 小石川植物園 アッサム茶の花と葉ブログ用

 撮 影 日:2018.11.11
 撮影場所:小石川植物園
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

 歴史的に、中国のチャノキがインド方面へと伝わっていった、というのはよいにしても、アッサム地方に交易開拓にきたイギリス人が発見したチャノキは、最初独立種だと思われたくらいに外見が異なっており、後に変種だとされた。
 性質がかなり異なり、日本や中国のチャノキとは、あるいはインドの他の地方やスリランカのチャノキとは、アッサム茶は別の変種である、というのが定説らしい。

20181111 小石川植物園 アッサム茶のつぼみと葉ブログ用

 下に、横浜市こども植物園で撮影したチャノキの写真を載せたが、写真をみただけでも葉の形や大きさの違いが明瞭である。


《参考》チャノキ(茶の木)の花と実

20201105 こども植物園 茶の花と葉1プログ用

 撮 影 日:2020.11.05
 撮影場所:小石川植物園
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

 私は日本茶、ウーロン茶、紅茶など、茶が好きでいろいろと飲み分けて楽しんでいるが、アッサム茶には独特のコクと濃厚な風味がある。
 ダージリンなどの茶葉をアッサム茶と同様の製法・工程で仕上げても、同じようになるとは到底思えない。

20201105 こども植物園 茶の花と葉2ブログ用

 私はどんなお茶でも好んで飲むが、どういうシチュエーションのときにどういうお茶が飲みたいか、ということで茶葉を選ぶ。
 紅茶の場合、一般的に価格がもっとも高い(高級茶とされる)のはダージリンティーである。アッサム茶とは日本では数倍以上の価格の開きがある。
 それだけ高額なのに、ダージリン茶の夏摘みはすぐに売り切れになるので要注意だ。

 なお、明日(1月5日)はブログはお休みします。


2021年01月04日

  1. アッサム茶 2021.01.04 -- 1(01/04)