さて、すでに年末を迎えようとしていますが、庭の秋バラを撮影しっぱなしでろくに紹介もしていません。
とりあえず11月の秋バラを紹介して、今年のブログを締めくくろう、と思います。
【ゴールデン・ボーダー】(11月3日)

秋バラは、一般的には やや小さくて花数も多くはありませんが、長い時間を掛けて開くので色が濃くなる傾向があります。
また、春になぜか不振だったバラが、秋になって勢いを取り戻し、案外ときれいに咲いてくれたりします。
全般的に庭は少し寂しくなりますが、そういう楽しみもあるのです。
今回はこまかな紹介は抜きにして、品種名と写真だけを並べようと思います。
【ディープ・シークレット】(11月7日)
【チェリー・ボニカ】(11月7日)
チェリー・ボニカだけ当ブログ初登場なので、簡単に書いておきます。
フランス・メイアン社が2013年に作出したフロリバンダ系のバラです。
比較的小型で、長期間咲き続けるタイプです。
【イエライシャン(夜来香)】(11月12日)
【月光】(11月18日)
【アイスバーグ】(11月18日)
【ジャクリーヌ・デュプレ】(11月18日)
【ヨハネ・パウロⅡ世】(11月22日)
【クイーン・エリザベス】(11月22日)
【かおりかざり】(11月22日)

撮 影 日:2020.12.17
撮影場所:小石川植物園
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
ハルサザンカに「梅が香」という品種がある。
八重咲きで、なんとくふわふわ、なよなよとしていて、色も薄い。
あるサイトでは「トキ色」と表現していた。
それが小石川植物園の正門のかなり近くにあって、日本庭園方面へ行こうとするとその前を通るから、12月中旬頃にいくときは必ず撮影するのだが、これまで一度もブログに載せたことがない。
〈以下は、2018年12月の写真〉
撮 影 日:2018.12.19
撮影場所:小石川植物園
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
この「なんとなくふわふわ、なよなよ」としているというのは、撮影に困るのだ。
現状、小石川植物園ではサザンカ、ツバキの類は事実上放置状態にあり、とくに手入れもしていないので、「きれいな感じ」にはなかなか咲いてくれない上に、「なんとなくふわふわ、なよなよ」としているのである。
2018年からは毎年撮影しているのに、これまで一度もブログに載せたことがないのは、「ぱっとしないから」である。今回、敢えてブログに載せてみることにした。
今年2020年12月の写真はトップの1枚だけである。今年はとくに、「どうも咲きっぷりがよくない」のだ。
2018年の中からは3枚紹介する。
なお、ハルサザンカはサザンカとツバキの交配種であり、品種によっていろいろな散り方をするが、この品種「梅が香」は花弁がばらばらに散るタイプである。
先入観を捨てて写真を選び、トリミングなどして見やすくしたが、まあなんとか ハルサザンカ「梅が香」とはどんな品種なのか、アピールできたように思う。

撮 影 日:2020.12.07
撮影場所:小石川植物園
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ
「GKZ植物事典」によりますと、本種は1955年にホンコンで発見され、当時の香港総督グランサム卿に因んで名付けられた、そうです。日本へは1962年渡来とのこと。
見ての通り、かなり特徴のある花で、雄しべは500本以上あるそうです。花の大きさも通常のヤブツバキの花の2〜3倍くらいのサイズがあります。
小石川植物園では11月から12月まで開花しています。
また、中国名を「大苞白山茶」というらしい。あまりに大きさが違うのですが、ツバキよりは茶の花に似ているとも感じられます。
久しぶりのツバキの記事ですが、11月頃から、ようやく足底腱膜炎がほとんど気にならなくなるまで改善し、全体に運動量も増えてきました。
これからはサザンカやツバキの季節。いろいろと数多くの品種が見られる小石川植物園へ行きたい、という思いが強くなり、今回のツバキの記事となりました。
【ヤブコウジ】(藪柑子)

撮 影 日:2020.12.07
撮影場所:小石川植物園
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ
12月17日、久しぶりに小石川植物園まで出掛けました。
いつもなら満員電車に乗りますが、「12月なのでたぶん撮影対象も少ないだろうから急ぐ必要はない」と電車が空き始める頃に自宅を出ました。
小石川植物園も閑散として人影は少なく、人とすれ違うことも稀で、里山のハイキングと変わりません。
冬の太陽は低く、林の中は薄暗い。
そんな中で撮影したヤブコウジ(十両)とシロミノマンリョウ(下の写真)です。
ヤブコウジ(藪柑子)は、サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木。
マンリョウやセンリョウは比較的見つけやすいですが、ヤブコウジは園芸品はあっても自然に生えているものは少ないのか、これまでも撮影したことは数少ないです。
根茎、または全草の乾燥品は紫金牛(しきんぎゅう)と称する生薬になるそうです。
「回虫、ギョウチュウ駆除作用(虫下し)や、のどの腫瘍、慢性気管支炎の鎮咳、去痰に効用があるといわれ、副作用がなく安全とされる」とWikipedia にありました。
【シロミノマンリョウ】
シロミノマンリョウもサクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木です。
赤い実のなるふつうのマンリョウは見つけやすいですが、シロミノマンリョウ(白実万両)はなかなか出会えません。ネットでは薄黄色の色の付いている写真が多いようです。
小石川植物園と鬱蒼とした林の中では、見た目はかなり白い。写真に撮ってじっと見つめると、やや黄色みががかっているように見えます。
私は過去に鎌倉の明月院で撮影したことがありますが、もう少し黄色みがありましたが、ていねいに育てられているのか、もっと活き活きとしていました。
(まあ、小石川植物園では冬の日の光があまりにも少ないのです。今回の写真もヤブコウジは ISO4000、シロミノマンリョウは ISO2500 で撮影しています)
《参考》ヤブコウジ(十両)とマンリョウ(万両)の花
撮 影 日:2018.07.13
撮影場所:白金台・自然教育園
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
上はヤブコウジの花です。下がマンリョウの花。
撮 影 日:2016.07.07
撮影場所:自宅庭
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
〈最後に関連情報の整理をしておきます〉
十両 和名:ヤブコウジ サクラソウ科ヤブコウジ属
百両 和名:カラタチバナ サクラソウ科ヤブコウジ属
千両 和名:センリョウ センリョウ科センリョウ属
万両 和名:マンリョウ サクラソウ科マンリョウ属
〈葉を落としたケヤキ と イチョウの黄葉〉

撮 影 日:2020.12.04
撮影機器:iPhone11Pro
根岸森林公園は海に近い丘の上のため、一年を通して温暖な気候で、秋の紅葉はかなり遅めです。
この記事の写真は、ほぼ毎日双子のこどもたちを連れて根岸森林公園へ「這い這いの特訓」に出掛けていく次女に、私も付き合って出かけているので、その次いでに、iPhone11Pro で撮影したものです。
撮りためた写真なので、撮影日のみ異なっています。
〈エノキ、オオシマザクラ、イチョウの紅葉〉
撮 影 日:2020.12.07
〈アカシデの紅葉〉
撮 影 日:2020.12.08
〈坂の上のイチョウの黄葉〉
撮 影 日:2020.12.08
〈カエデの紅葉〉
撮 影 日:2020.12.14
撮 影 日:2020.12.14
〈ケヤキとイチョウの紅葉〉
撮 影 日:2020.12.10

クリスマス・イヴの孫たちのクリスマス・ケーキです。
おなかが空いているのに、変なのが出てきた!! と最初は二人とも大泣き。
一度口に入れたら、あとはもう、ものすごい勢いでつかみ食い でした。

撮 影 日:2020.10.25
撮影場所:東京都・武蔵国分寺付近・殿ヶ谷戸公園
撮影機器:iPhone11Pro
シロホトトギスといわれる品種やら、シロバナホトトギスと呼ぶ人やら、あるいは「白楽天」という園芸種もあるということで、いろいろあるようです。
これが何だかわかりませんが、10月25日に武蔵国分寺付近の「殿ヶ谷戸庭園」で撮影した写真が出てきましたので、あわててエントリーです。
何かと忙しく、追究している余裕がありません。
本日も事実上、ブログはお休みです。