2020.11.21(18:30)

撮 影 日:2020.10.06
撮影場所:横浜市・こども植物園
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
ノダケ(野竹、学名:Angelica decursiva)はセリ科シシウド属の多年草だ。
当ブログで最近掲載したシシウド属の植物はアシタバ。以前に掲載したのはシシウドがある。
いずれも独特の立ち姿で目を惹く。
ノダケの花期は9〜11月だそうだ。
いままでノダケをノダケとしっかり認識して見つめたことがなかった。
今回初めてブログに写真を載せるのだが、写真の質はよくない。薄暗い場所にあり、暗紫色のぱっとしない花にもかかわらず、しっかりと近寄れない。
なんだかごちゃごちゃとして、花の形を見極められない。
悩んで調べていたら、花はどうやら雄性期から雌性期に変わる性質があるようだ。
上の写真は雄性期の終わり頃の花を撮影していて、雄しべの葯が落ち始めているので全体に汚い印象がある。
雌性期になると、2本の柱頭が目立ち、少しスッキリとした印象がある。
しかし、どちらのケースでも近寄れず、無理して拡大しているので写真の質はよくない。
写真はよくないけれども、せっかく撮影して調べた初めての植物だから、何が何でもブログに載せておきたかった。
撮 影 日:2020.11.05
撮影場所:横浜市・こども植物園
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
11月になるともう実ができはじめていて、その写真も何とか撮影したが、これまた画質はとても悪い。
YAKUMAさんのブログで紹介されていて、お世話になっているから「私も花を見て果実も確認しました」と報告しておきたい。だから無理にでもここに載せておきたい、と思った次第だ。
ノダケは有用植物で、Wikipediaによれば、「根を薄く切って日干しにしたものを前胡といい生薬として用いられる」そうである。
さて、荒っぽい観察となってしまったが、コロナウイルス騒ぎが終息すれば、またよい写真を撮影する機会も訪れるだろう。
そのときは、しっかりした写真を載せて、細かい部分まできちんと観察しよう、と思う。