2020.11.12(16:30)
曖昧にしてきたことをしっかり解明しよう、ということをやっている。
今回はサラシナショウマをしっかり憶えよう、ということだ。
たまたまイヌショウマをかなり早い時期に憶えた。
【イヌショウマの花と葉】

撮 影 日:2016.09.25
撮影場所:横浜市・こども植物園
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
写真は2016年9月25日に横浜市こども植物園で撮影したイヌショウマだが、ご覧のように葉はかなり特徴的で大きい。
これらの葉がが密生した中から花茎が立ち上がって花が咲くので、花が咲く前から目を付けておいて、開花を待ち構えていることができる。
しかし、だからといって、秋のこの時期に咲く白いブラシのような花は、「イヌショウマでなければサラシナショウマだ」というのでは「あまりにも乱暴」というものだろう。
まずは「花のマクロ写真」を比較してみよう。
【サラシナショウマの花】
撮 影 日:2020.11.05
撮影場所:横浜市・こども植物園
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
つい先日横浜市こども植物園で撮影したサラシナショウマの花の写真だ。
サラシナショウマの花には花柄があるようだ。覗き込めば確かに花柄があるぞ、とわかる程度の長さになっている。「花柄がある」というのは「多種との見分けのポイント」だそうだ。
【イヌショウマの花】
撮 影 日:2016.09.25
撮影場所:横浜市・こども植物園
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
一方のイヌショウマだが、「茎に直接に花が付いている」ように見える。覗き込めばごく短い花柄があるにはあるのかも知れないが…。
結論として、近寄って花を調べれば「サラシナショウマならはっきりとした花柄がある」ということで区別できる、ということだ。
【サラシナショウマの葉】
撮 影 日:2020.11.05
撮影場所:横浜市・こども植物園
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
上の写真で、サラシナショウマの葉は右下側に見えている。
葉は2回ないし3回3出複葉だそうだ。
イヌショウマは2回3出複葉だそうだが、葉は幅広くかなり大きい。