
撮 影 日:2020.11.04
撮影場所:横浜市・舞岡公園
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下も同じ
一昨日のヒヨドリジョウゴは、花だけを見ていて果実を見たことがなかった例だが、本日のスズメウリは、果実だけを見ていて花をまだ見たことがない。
前回スズメウリ果実を見たのは2016年10月7日の昭和記念公園だった。
今回は11月4日の舞岡公園だ。
舞岡公園は谷戸の田圃を挟んだいくつかの里山からなり、複雑な地形で、登ったり下りたりがしんどいから、いまだに踏み込んでいない場所がいくつもある。
11月4日、ここをずっと登り続けたらどこへ行くのだろう? と、いままで途中で戻ってきていた道をどんどんと登って行く途中、偶然スズメウリを見つけた。
4年前の昭和記念公園よりも季節的には1ヶ月遅い。蔓が傷んで細くなった先に白っぽくなった実がたくさんぶら下がっていた。
今年もスズメウリは花の観察ができずに終わったが、舞岡公園のややこしい地形がようやくわかってきたように思う。
スズメウリ(雀瓜)はウリ科スズメウリ属のつる性一年草。名前は「果実がカラスウリより小さいから」とか、どうせそんな名付け方だろう。
今回葉はもう残っていなかったが、ネットの写真で憶え直したので、来年の夏は是非花を見つけたいな。と思う。

撮 影 日:2020.11.27
撮影場所:自宅庭
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF24-105mm f/4L IS USM
本日は都合によりブログはお休みです。
写真は、自宅庭のアオダモの果実です。

撮 影 日:2020.11.05
撮影場所:横浜市・こども植物園
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
ヒヨドリジョウゴの花を初めて見つけたのは2008年の9月、次が2009年の7月。
どちらも家の近所で、捜していたわけでもなく、ただの偶然でした。
最後が2007年9月16日のこども植物園。しかし、花を見つけた場所を忘れてしまい、結局、まだ一度もヒヨドリジョウゴの果実を見つけたことはなかったのです。
今回の写真の実が初めてで、これでようやく花と実の両方を見たことになり、これは記念に記事にしなければなりません。
忘れていたことを思い出そうと、2017年9月の自分の記事を読み直しました。
ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)はナス科ナス属の多年生つる草です。
ヒヨドリ(鵯)がこの実を好んで食べることから名付けられた、とされていますが、果実は有毒だそうで、本当にヒヨドリが食べるのかどうかわからないようです。
果実ごと全草を酢漬けにししたものを取りだして患部に直接当てると帯状疱疹に利く、と「薬草カラー図鑑2」に書かれていました。
《参考》ヒヨドリジョウゴの花(2017.09.16撮影)
撮 影 日:2017.09.16
撮影場所:横浜市・こども植物園
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
【タイワンホトトギス】

撮 影 日:2019.10.10
撮影場所:自宅庭
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
今年は10月30日に「ヤマホトトギス」を記事にした。
そのときにたまたま気がついたのだが、「ホトトギス」と「タイワンホトトギス」の違いについて、案外とあまり知られていないような気がした。
当ブログには「タイワンホトトギス」の写真ばかりで「ホトトギス」の写真記事がなかったのだが、今回「ホトトギス」の写真も撮ってきたので、園芸など観賞用の「タイワンホトトギス」と「ホトトギス」との違いを、当ブログでも記事にしておこう、と思う。
タイワンホトトギス(台湾杜鵑草)はユリ科ホトトギス属の多年草で、
「茎先に散房花序をつける」。数個の花を上向きにつける。花被片は斜め上向きに開く。
花の斑点にばかり目が行くが、花の基部に丸い膨らみがあるのも特徴だ。
【ホトトギス】
撮 影 日:2020.11.05
撮影場所:横浜市・こども植物園
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
ホトトギスは、タイワンホトトギスとは異なり、
「葉腋に1〜3個の花を上向きにつける」。花被片は同じように斜め上向きだ。やはり外花被片の基部に丸いふくらみがある。
〈注〉葉腋(ようえき)とは、葉と葉のついている茎との股になった部分をいう。 つまり、「葉の付け根」のこと。
要点は「花が付く場所が違う」ということだ。
ホトトギスは葉腋に花を付けるので、見た印象はずらずらっと花が並んでいるように見えるのだ。
上の写真のように、実が付いたときも、同じように並んで見える。
さて、やっかいなのは、どうやら「交配種のホトトギス」というのがあるらしい。
葉腋と茎の先と、両方に花が付いているそうだ。
むむむ…、と困惑するが、言われてみると、確かにそんな様子のを見たことがあるぞ、と思う。
(今回とくに写真はありません)
上に書いたことは、「ヤマホトトギス」「ヤマジノホトトギス」「ジョウロウホトトギス」など、一般的な公園や庭先ではなかなか見られない野草たちについての話題ではない。
「ホトトギス」はまだ比較的よく目にするので、観賞用に家庭で栽培されることの多い「タイワンホトトギス」と、それとは咲き方がずいぶんと異なる「ホトトギス」とは、違うのだと憶えておきたいものである。
「交配種」の存在については、公園などならはっきりとそう「表示」してほしいな、と思う。

撮 影 日:2020.11.12
撮影場所:自宅庭
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF24-105mm f/4L IS USM
ジューンベリーは別名アメリカザイフリボク(アメリカ采振り木)といい、バラ科ザイフリボク属の落葉樹だ。
楽しいのは、庭に植えておけば果実を収穫できることで、ジャムなどにすることができる。
ただ、私見を述べれば、ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリーなどを庭で育てて食べてみると、ジューンベリーよりも格段においしい。
ただ、それらは数多く収穫することはなかなか困難で、そうした場合、ジューンベリーがあれば、つなぎとでもいうか、ジューンベリーを混ぜて量を増やすことができる。
それ以外にも、この写真のように、秋の紅葉を楽しむことができる。
撮 影 日:2020.11.18
撮影場所:自宅庭
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
《参考》「ジューンベリーの実と花」

撮 影 日:2020.11.13
撮影場所:岡山市・吉備津神社
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF24-105mm f/4L IS USM 以下同じ
長い廻廊をくだって来る途中、ちょっと脇へ出て、振り返ってみた。
このあとさらに廻廊を下って、右へ曲がると吉備津神社の別門から出られる。
そこは吉備津神社へ来るために自動車で走ってきた道だ。
ちなみに電車を使って吉備神社へ来るには、吉備線(桃太郎線)吉備津駅で下車することになる。岡山駅から約15分だ。
自動車は正門の鳥居の前の駐車場に停めてあるので、歩いてきた距離だけまた戻っていかなければならない。
道すがらいろいろと植えてある植物を眺めながら歩く。これはナンテンのようだ。
道路の左側に池があり、庭園が整えられていて、橋を渡ると社がある。
「宇賀神社」とあった。
宇賀神とは、日本で中世以降信仰された神である。財をもたらす福神として信仰された。その姿は、人頭蛇身で蜷局(とぐろ)を巻く形で表され、頭部も老翁や女性であったりと諸説あるそうだ(Wikipedia)。
全国各地に祀られているようだ。
この付近、最近整備されたらしく、しっかりと造園されていた。
これはトウカエデのようだ。
宇賀神社を出て、駐車場をめざして歩く。左側は堀。その向こう、駐車場手前の木はメタセコイアのように見える。
午前中、天候がいまひとつで残念だったが、午後はこれから岡山県総社市の紅葉の名所「豪渓」に、長男の運転で連れて行ってもらうのだ。
その途中の様子を下に追加で1枚だけ。
「豪渓」にまもなく到着する、という頃には、空はきれいに晴れ上がり、青空が美しい。
山々の木々は広葉樹ばかりで、針葉樹がほとんどない。山は色とりどりに染まり、たいへん美しい。
「豪渓」のカエデの紅葉の様子は、できれば数日後に、記事にしようと思っている。
【本殿への階段】

撮 影 日:2020.11.13
撮影場所:岡山市・吉備津神社
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF24-105mm f/4L IS USM 以下同じ
備中国一之宮吉備津神社のホームページによると、
---- 当社、吉備津神社は岡山県岡山市にあり、大吉備津彦大神を主祭神とする山陽道屈指の大社です。
---- 大吉備津彦大神は、記紀によれば、崇神朝四道将軍の随一として、この地方の賊徒を平定して平和と秩序を築き、今日の吉備文化の基礎を造られたとされています。古来より、吉備国開拓の大祖神として尊崇され、吾国唯一の様式にして日本建築の傑作「吉備津造り(比翼入母屋造)」の勇壮な社殿、釜の鳴る音で吉凶を占う鳴釜の神事、また桃太郎伝説のモデルなどで知られています。
とのこと。
最初に本殿への長い階段を登る。
【国宝本殿】
拝殿は写真右の端、登ってきた階段の正面に位置している。
【オオイチョウ】
先日紹介したオオイチョウは、本殿の前の広場を挟んで向かい側にある。
【本殿裏から長い廻廊を下る】
本殿の裏側から、長い廻廊が緩やかな斜面を下っており、廻廊の裏山にはアジサイ園、梅林などが広がっているらしいが、この日、総社市の紅葉の名所「豪渓」を訪れる予定だったため、上の方まで登っていくのは控えた。
廻廊の左・山側には、数多くの社がある。
上の写真は水子慰霊社。
下の写真は、左側から春日宮、大神宮、八幡宮。
この記事は、次回「吉備津神社(その2)」に続く。