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ブッドレア 和名:フサフジウツギ(房藤空木) 2020.08.14 -- 1

2020.08.14(18:30)

20200814 自宅庭 ブッドレア1ブログ用

 撮 影 日:2020.08.14
 撮影場所:自宅庭
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ

 「ブッドレアは長い円錐形の花穂が甘く香り、チョウが集まるため、英名では「バタフライブッシュ」と呼ばれています。藤色を基本に、白や紫などの花色があり、ほかに葉に斑が入るもの、小型のものなど、数多くの園芸品種があります。
 「ブッドレアの仲間は、約100種があり、アジア、南北アメリカ、アフリカに分布します。日本にもフジウツギとウラジロフジウツギが自生しています」
 「一般に栽培されるのは、中国原産の落葉低木のブッドレア(フサフジウツギ Buddleja davidii)で、花の少ない7月から10月までの長期間開花します」(NHK「みんなの趣味の園芸」より)

 ということで、これは「和名:フサフジウツギ」と書きたいところだが、園芸種のブッドレアの中のどれか、としておこう。

20200814 自宅庭 ブッドレア2ブログ用

 私が過去に大船植物園や小石川植物園で見たフサフジウツギは高さ2〜3m はあった。
 かみさんが花壇に植えたので、「大きくなるよ、大丈夫かな」と声をかけたが、2年ほど経過してもさほど大きくならない。花期が長い。次から次へと花を咲かせている。

20200814 自宅庭 ブッドレア3ブログ用

 同じ頃に開花する似ている感じの花として、私はセイヨウニンジンボクのほうが好きだが、あれも大きくなると大変だ。
 わが家の庭は大概の植物が予想していたよりもずっと大きく育つ。最初は「きれいだ」と喜んでもも数年後には諦める、ということを何回も繰り返している。


20200814 自宅庭 ブッドレア4

 なお、黒いアゲハの種類についてはどなたか詳しい方のコメントをお待ちします。


オオボウシバナ(大帽子花) と ツユクサ 2020.08.13

2020.08.13(20:14)

20200802 こども植物園 オオボウシバナ1

 撮 影 日:2020.08.02
 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ

 オオボウシバナ(大帽子花)は2016年と2018年の2回記事にしていて、「京友禅の下絵を描く染料になる青花紙(あおばながみ)」の原料として用いられ、草津市の特産物として江戸時代から栽培されている、などと調べたことを偉そうに解説している。
 ところが、いざ現場に行くと「あれ、これはツユクサじゃないよな、オオボウシバナだよな」といまひとつ自信がなかったりする。
 花の形について、「ツユクサの大きなやつ」などといい加減な憶え方をしていたからだ。
 今回は3回目の記事であるし、もう「いい加減な憶え方」ではよくない。しっかり観察して憶えよう、という次第。

20200802 こども植物園 オオボウシバナ2

 オオボウシバナをざっと見ると、2本のしっかりした長い雄しべと、真ん中の雌しべの花柱とが、ずいぶんとちんちくりんで小さく見える。
 ところが花に近付いて(1枚目の写真など)よく見ると、ちゃんと長い立派なのが付いているではないか。


《参考:ツユクサの写真》2019.07.03撮影

20190703 こども植物園 ツユクサ

 撮 影 日:2019.07.03
 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 逆に、ふつうのツユクサは、花弁が小さい、と思う(上の写真)。
 耳みたいな青い花弁が上の方にちょこんとふたつくっついているから、雄しべ2本と雌しべ1本が立派に長く突き出しているように見えるのだ。

〈下は再びオオボウシバナ〉

20200802 こども植物園 オオボウシバナ3 

 撮 影 日:2020.08.02
 撮影場所:横浜市こども植物園

 オオボウシバナの青い2つの花弁は、長い雄しべ2本と雌しべ1本の付近までをも囲うように立派に大きく咲いているから、雄しべ2本と雌しべ1本が、逆に小さく見えるのである。

 …というような観察をしてみると、オオボウシバナが当たり前の花で、ツユクサが「花弁が耳みたいな貧相なやつ」に見えてきた。

 さて、以上の観察だが、どちらも花弁は3枚だとか、雄しべは全部で6個、つまりほかに4個あるとか、そういうことは基礎知識として承知している。花の構造の話題ではないのだ。
 私は単に、人は見かけの印象で花を憶えるが、印象は当てにならない。ときには発想の転換を試みてじっくり観察する必要がある、と自戒の言葉を述べているのである。


カノコユリ(鹿の子百合)または カノコユリ の園芸種 2020.08.12 -- 1

2020.08.12(16:30)

20200802 環境支援センター 鹿の子百合1ブログ用

 撮 影 日:2020.08.02
 撮影場所:横浜市環境活動支援センター
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ

 このユリは何かと問われればカノコユリと答えるつもりだが、前半2枚の写真と別の場所の後半2枚の写真では、見た目がかなり違う。

20200802 環境支援センター 鹿の子百合2ブログ用

 自生種としては、九州(主に薩摩半島から長崎県沿岸)や四国(愛媛県や徳島県の山間部)、台湾北部、中国・江西省に分布しており、九州でもっとも自生密度が高いのが甑島列島である(Wikipedia)とのことだが、ヨーロッパやアメリカに持ち出され、観賞用の花として人気が出て品種改良が盛んに行われたらしい。

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20200802 環境支援センター 鹿の子百合3ブログ用

 ネットに氾濫する写真は、原種かどうかわからず、横浜に住んでいる私としては、身の回りのカノコユリのようなユリを見ても、どういう園芸種なのかわかったものではない、と思っている。
 もはや、自生地に出かけていって自分の目で見ないと、原種がどんな姿なのかわからない。

 私は撮影した写真を見やすくする程度で極端な加工はしないけれど、最近は撮影者の好みで見栄えをよくするレタッチが流行っているし、原種の写真だと言われても必ずしも「見た目の通りだ」とは信用できない、と思っている。

20200802 環境支援センター 鹿の子百合4ブログ用

 カノコユリ(鹿の子百合)はユリ科ユリ属の多年草。別名:ドヨウユリ(土用百合)、タナバタユリ(七夕百合)だそうだ。

 個人的好みとしては、前半2枚が原種、後半2枚が園芸種であってほしい。


イチビ(莔麻) 2020.08.11 -- 1

2020.08.11(16:30)

20200802 こども植物園 イチビ1ブログ用

 撮 影 日:2020.08.02
 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 イチビ(莔麻)は、アオイ科イチビ属(アブチロン属)の一年草でインド原産だという。別名にキリアサ(桐麻)、ボウマ(莔麻)など。かつては繊維植物などの用途で広く栽培された(Wikioedia)、ということで。こども植物園はかつての「有用植物」ということで植えてみたらしい。
 収穫した茎を水に浸け、表皮の下の靭皮を取り出しこれを植物繊維として利用するのだそうだ。
 日本でも粗布や綱の素材として用いられ、貴族の警護を務める随身が脛の保護のため着用した莔麻脛巾(いちびはばき)などの名称が残る、という。
 壁土に混ぜ込んでつなぎとする苆(すさ)として再利用とか、いろいろと使われたらしい。


20200802 こども植物園 イチビ2ブログ用

 8月2日の写真だが、花のピークはどうもすでに過ぎているらしい。ネットで確認すると、もう少し大きく開くようだ。
 その代わり、蒴果を同時に眺めることができる。

20200802 こども植物園 イチビ3ブログ用

 有用植物して栽培されてきたとはいえ、Wikipedia を読んでいると恐ろしくなるような記述もあった。
 平安時代には既に栽培され江戸時代まで利用されていたイチビだが、「かつて栽培されたイチビは山村などで野生化しているのが見られるが、蒴果は黒くならず、開花期は遅くて短く、また分枝が少ないため種子生産量は多くならない」ということだ。
 しかし、「近年畑や空き地の雑草として急に増えてきたタイプ」のイチビは、そんな生やさしい植物ではない、というのである。

20200802 こども植物園 イチビ4ブログ用

 いま野生化してい新タイプのイチビは「蒴果が黒くなり、開花期は早くて長く、分枝が多く一株から多くの種子を生産する」という。
 新種は輸入飼料などに混じって最近侵入し、繁殖力が強いため短期間で増えたらしい。
 この新種のイチビは、一度定着を許した土壌は、地下の種子が何年も発芽能力を保持して数年に分けて発芽するため、長期的な防除を続けなければ根絶できない、という。日本の侵略的外来種ワースト100に剪定されているという。
 私がこども植物園で撮影したイチビの蒴果には黒くなっているものが見える。
 生活の役に立ってきた植物だとはいえ、現在のわが家の庭には絶対にやってきてほしくない植物だ。


キキョウ(桔梗) 2020.09.10 -- 1

2020.08.10(16:30)

《倒れてしまったキキョウ》自宅庭

20200720 自宅庭 キキョウ1ブログ用

 撮 影 日:2020.07.20
 撮影場所:自宅庭
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 2020年7月20日、自宅庭のキキョウです。伸びて、倒れて、花を咲かせています。
 キキョウには、多くのカメラマンが陥りそうな罠があります。
 上の写真のように花の真ん中の柱頭がきれいな「星形」になったら撮影したい、と待ってしまう。

 しかし、キキョウの花は雄性先熟であり、まず雄しべが成熟して花粉が出て(雄花期)、その後に雌しべが開き(星形が整い)、柱頭が受粉可能になります(雌花期)。
 待っている間に、ひょろひょろと伸びるキキョウは風に煽られ、雨に打たれ、倒れてしまう、というわけです。


《撮影が遅すぎて、疲れが見える雌性期のキキョウの花》こども植物園

20200802 こども植物園 雌性期のキキョウ花1ブログ用

 撮 影 日:2020.08.02
 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ

 8月2日にこども植物園で撮影した雌性期のキキョウの花。
 ここは風の影響をあまり受けにい場所にキキョウがありますが、さすがに8月では遅すぎました。株全体に長雨の疲れが見えてしまっています。

20200802 こども植物園 雌性期のキキョウ花2ブログ用

 NHKテレビで「万葉の花」という特集を月に一回続けていますが、万葉集に出てくる朝顔(あさがほ)がこのキキョウの花だ、というのが定説のようです。
 「朝顔は朝露負ひて咲くといへど夕影にこそ咲きまさりけり」詠み人知らず


《雄性期のキキョウの花とつぼみ》こども植物園

20190703 こども植物園 雄性期のキキョウとつぼみブログ用

 撮 影 日:2019.07.03
 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 キキョウといえば「つぼみのかたち」も魅力的! 
 開いた花に星形の雌しべの柱頭、その隣りに若いつぼみ、というのが写真としては理想ですが、なかなかそううまい具合にはいかないものです。
 上の写真(2019年7月3日横浜市こども植物園)はつぼみは入ったけれど、雄性期のキキョウの花です


ハンカンナ と ダンドク(檀特)〜 カンナの原種 2020.08.09 -- 1

2020.08.09(16:00)

【ハナカンナ】

20200802 こども植物園 ハナカンナブログ用

 撮 影 日:2020.08.02
 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 8月2日、横浜市こども植物園で「ハナカンナ」という立て札を見て、頭の中が混乱した。
 「カンナ」ではなくて「ハナカンナ」という品種があるのか、と驚いたのである。
 子どもの頃に庭にいろいろと植えて園芸をやっていたのは父で、夏の庭はかなり派手だった。カンナ、グラジオラス、ダリア、百日草といえばわが家の花壇で、原色に近い花ばかりだった。
 カンナはよく知っていたから、いままで調べたこともなかった。「ハナカンナ」という言葉は初めて聞いた。
 「NHKみんなの園芸」のサイトによると、「1850年頃からアメリカ、フランス、イタリアなどで、さまざまな原種間で交配を繰り返して作出された品種がハナカンナと呼ばれている」そうだ。

 Wikipedia によれば、「カンナ科はダンドク科とも呼び、カンナ属だけからなる単型科で、野生種は熱帯地方に50種以上ある。 品種改良されて園芸植物として利用されるカンナ(ハナカンナ)が有名である」。
 なおハナカンナは「夏から秋にかけて開花し、赤・黄色・ピンク・白、黄色に赤の絞りや赤の水玉模様のある花を開くが、花びらのように見える部分は、6本あるおしべのうちの5本で、残りの1本だけがおしべとして機能する」(Wikipedia)。
 矮性種があるのは「1990年代にタキイ種苗が実生で作る草丈50cm足らずの種を発売した」からだそうだ。


【ダンドク(檀特)】

20180603 小石川植物園 ダンドク1again

 撮 影 日:2018.06.03
 撮影場所:小石川植物園
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ

 そういえば2018年8月14日に「ダンドク(檀特)〜カンナの原種」という記事を書いたことがある。
 調べてみると「今回はこの植物の記事の初回なので、あまりごちゃごちゃ書かずに、とりあえず写真を並べてみたい、と思う」とごまかして書いている。
 カンナについては調べていないのだった。

 ダンドクは横浜市こども植物園と小石川植物園で見ていて、その写真のうちいくつかをここにもう一度掲げておこう。

20180603 小石川植物園 ダンドク2again

 ダンドクは熱帯から温帯に生育するカンナ科の多年草でカンナの原種であり、日本では江戸時代に移入されたそうだ。園芸種の花としては花弁状の雄しべが大きいカンナのほうが鑑賞価値は高いだろうが、花と果実が同時に見られる様子は結構おもしろい。

20180603 小石川植物園 ダンドク3again

 今年は細かな体調不良が続く一方で、新型コロナウイルスの蔓延もあり、花散策には自動車で行ける場所へときどき出かけていく程度だが、その代わり、きちんと頭の中を整理しようとしていろいろと調べて記事を書いている。ときには過去に撮影した写真も復活させて記事を書きつつ、知識の整理を試みている。
 忙しいときは昨日の「お疲れ様」のような記事で写真だけでごまかしているときもあるが…。


お疲れ様 2020.08.08 -- 1

2020.08.08(14:00)

20200802 お疲れ様1ブログ用


20200802 お疲れ様2ブログ用
 
 撮 影 日:2020.08.02
 撮影場所:横浜市環境活動支援センター
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 2枚とも

2020年08月

  1. ブッドレア 和名:フサフジウツギ(房藤空木) 2020.08.14 -- 1(08/14)
  2. オオボウシバナ(大帽子花) と ツユクサ 2020.08.13(08/13)
  3. カノコユリ(鹿の子百合)または カノコユリ の園芸種 2020.08.12 -- 1(08/12)
  4. イチビ(莔麻) 2020.08.11 -- 1(08/11)
  5. キキョウ(桔梗) 2020.09.10 -- 1(08/10)
  6. ハンカンナ と ダンドク(檀特)〜 カンナの原種 2020.08.09 -- 1(08/09)
  7. お疲れ様 2020.08.08 -- 1(08/08)
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