2020.05.15(21:00)
新型コロナウイルス対応のための自粛要請にスキップの病気が加わり、私自身の毎日の歩数は大幅に激減した。室内での筋トレもほとんどやらなくなって約一週間。私を散歩に誘うスキップはもういない。
「これではいけない」と、5月13日、体力復活をかけて、自宅から「港の見える丘公園」まで歩くことにした。
山元町を抜けて尾根沿いに山手町を歩いて、山手西洋館街を抜けていく。
その途中、季節の花々を撮影していくことにした。
【ムラサキカタバミ】

撮 影 日:2020.05.13
撮影場所:山元町付近
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下撮影場所のみ記載する
南米原産の多年草で、比較的見つけやすい。わが家の庭にもある。
江戸時代末期に鑑賞用として輸入された、という。
淡紅色で濃い色の筋があり、雄しべの葯は白色だ。
【ヒメヒオウギ】(姫檜扇)
撮影場所:山元町付近
10年以上前に花壇で育てていたが、いまは玄関前のコンクリートの隙間とか、思い出したように妙なところへ出てくる。
写真は山元町のあるお宅が育てているのが歩道へはみ出していた。
南アフリカ原産、アヤメ科フリージア属の多年草。
【ニワゼキショウ】(庭石菖)
撮影場所:山手町の空き地
根岸森林公園では頻繁に草刈りするので大きく育たない。山手町の空き地では背が高く育っていた。
赤紫色のものもあるが、私はこの色が好き。
アヤメ科ニワゼキショウ属の一年草。
【ヒメツキミソウ】(姫月見草)
撮影場所:山手町の空き地
マツヨイグサの仲間と思われるが、炎天下の昼間に開花している。背丈は15cm くらいしかない。
ニワゼキショウが育っているのだから、空き地の地質のせいではなく、元来背丈の低い品種だろう。
アカバナ科マツヨイグサ属に、そういう園芸種があるというので、これがヒメツキミソウと呼ばれている品種かな、と思う。学名は Oenothera perennis、別名がヒメツキミソウとして知られているそうだ。
薄いピンク色の「ヒルザキツキミソウ」(学名:Oenothera speciosa)とはまた別種である。
【ベニバナトチノキ】
撮影場所:山手町・外交官の家 以下同じ
さて、イタリア山公園の「外交官の家」まで歩いてきた。
「外交官の家」は緊急事態宣言のため閉鎖中だが、前庭と裏庭の散策はできる。
まず目立ったのはベニバナトチノキだった。
北米南部原産のアカバナトチノキとヨーロッパ原産のセイヨウトチノキ(マロニエ)の交雑種だそうだ。
そこそこの大きさの木に紅い花を咲かせている姿は魅力的だが、花の細かいところを見ようとすると、太陽光の反射が強いほか、花序がゴタゴタとして細部がわかりにくい。
ムクロジ科トチノキ属の落葉高木で、園芸種として植えられていることが多い。
《付録:外交官の家の外観》
100mm マクロレンズしか持っていかなかったので、全体像は近すぎて写らない。
雰囲気が味わえるように、一部だけでも撮してみた。
前庭には数多くのバラなどが植えられていて最盛期を迎えていた。
散策している人影はほとんどなく、花々だけが自己主張していた。
その様子を次回に掲載したい。
《食香バラの試食報告(2)》
今朝はサラダに入れて食べてみました。
食感はレタスなどの野菜と変わりませんが、玉葱が入っていたので、香りなどは負けてしまって楽しめませんでした。
やはり、昨晩のように、ローズ・ティーにして香りを楽しむのが正解のようです。