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イカリソウ(碇草)の「花の構造」の観察 2020.04.12 -- 1

2020.04.12(20:00)

200408 こども植物園 イカリソウアップ1

 撮 影 日:2020.04.08
 撮影場所:横浜市こども植物園
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 当ブログ「ディックの花通信」にはまともに取り組んだイカリソウの記事がない。
 撮影しにくいことも理由の一つだが、花の構造に納得がいかず、調べるのが面倒だったのだ。
 いろいろな本やネットの記事を読んでも、明確に図示した解説が見つからず、あれこれつなぎ合わせるのが大変だった。
 仕方なく、まずは自分の撮影した写真を注意深く見つめることにした。

 上の写真、一番左側につぼみの写真が写っている。白い「距」がつぼみからはみ出ている。
 つぼみを注意深く見る前に、右側の花の写真だが、濃いめのピンク色の4枚は、位置からして花弁ではなく萼片だろう。
 その萼片が、左側のつぼみのどれに当たるのか?
 つぼみのときは、なんだか萼片の枚数が多すぎるようだ。
 ネットの解説を読むと、萼片は8枚で、うち4枚は花になったときには落ちている、という。それで納得である。
 次に、どれが花弁かという問題だが、花弁は通常雄しべや雌しべを包むようになっているから、右側の花で言えば、シベを囲んでいる4枚が花弁だろう。
 外側の2枚と、内側の2枚というふうになっているようだ。
 真ん中の花を見ると、花弁がずっと伸びてそのまま距になっている。つまり、花弁の延長が距を形作っている。
 「距」というのは、通常内部に蜜腺があり、蜜を蓄える役割をしている。
 距が4つあるわけだが、右の鼻の内部を見ると、白い雌しべは1本しか見えない。
 ネットの解説にも、雄しべは4、雌しべは1と書かれている。

200408 こども植物園 イカリソウアップ 2

 2枚目の写真だが、実のなっている様子がわかる。もし雌しべが複数なら、こういう形の実にはならない。
 だから、実を見たことで雌しべの本数にも納得できた。


2020年04月12日

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