2019.12.25(19:00)

撮影場所:小石川植物園
撮 影 日:2019.12.04
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真と同じ
カジカエデ(梶楓)、別名オニモミジ、学名 Acer doabolicum の黄葉だ。
日本海側や北陸地方ではほとんど見られないらしい。小石川植物園の深い林の中でも、黄葉の時季には葉が大きく目立つ。
紅葉(黄葉)の時季には自然と葉に形に目が行くので、ふだん目にとめない樹木も目にとまるようになり、葉の形を憶えるには好都合だと思う。
じつは今年(2019年)は4月の初めに花の写真も撮ってあるので、下に載せよう。
〈参考:カジカエデの雄花〉
撮影場所:小石川植物園
撮 影 日:2019.04.06
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
なかなか見られない独特の形の花だが、4月初めというと、私の頭の中はサクラが大半を占めているので、ブログでは紹介していない。そういうもったいない写真がハードディスクの中に数多く死蔵されているので、こういうときに出さなくては…、と引っ張り出してきた次第だ。
なお、この木は雄木で、花は雄花序を撮したものだ。小石川植物園で翼果を撮影した写真がネットに出ているので、雌木も近くにあったはずである。それはまた、今後の宿題としよう。
2019.12.24(19:00)
「メサイア」とは何かというと、つまりは メシア=救世主のことである。
楽曲としてはイエス・キリストの生涯を題材とした独唱曲・重唱曲・合唱曲で構成されているが、この日の演奏を聴く限り、旧約聖書から採用された部分が長々と歌われて、なかなかイエスが生まれない。イエスが生まれるまでの第1部がずいぶんと長い。
有名なハレルヤ・コーラスは第2部の終わりで、そこでトランペットと打楽器が入り、急に晴れやかで明るくなる。ヘンデルという作曲家は「水上の音楽」などでもよく知られているように、ホルンやトランペットなどの使い方か大得意で、その効果は絶大なのだ。
聴衆が「ああ、今年もクリスマス・シーズンにメサイアを聴いた」と満足するのはハレルヤ・コーラスのおかげなのである。
ハレルヤとは歓喜・感謝を表現する言葉だが、何を喜んでいるかというと、イエスが十字架に架けられたことによって、人々の罪は許され、救世主がこの世の王となられたことを歓び、感謝しているようである。受難=勝利 という図式らしい。
このあと、第三部はイエスの復活であり、5曲歌われてオラトリオ「メサイア」は終結する。トランペットと打楽器は相変わらずはなばなしく響くが、ハレルヤ・コーラスほどではなく、第三部は「締め」の終結部という感じだ。
横須賀学院は毎年12月にメサイアの演奏会を開き、今年は第57回だそうだ。合唱隊を生徒と卒業生がやり、テノール独唱を先生が、その他の独唱はプロに助けてもらい、オーケストラは仙台フィルの有志だそうだ。
私がこの公演を聴くのは2回目で、また来よう、という気にならせるほど満足のいくレベルの演奏会だ。
強いて言うなら、第1部が長すぎて退屈するというのが残念だが、これはヘンデルのせいである。ヘンデルはもともと娯楽性の強い曲を書いた人だが、宗教的題材で季節に合わせて上演を許されるには、ある程度妥協しなければならなかった、ということかも知れない。(もとはクリスマス・シーズンではなく四旬節に演奏されていたそうである)
【センリョウの実】
撮影場所:小石川植物園
撮 影 日:2019.12.04
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
できれば、クリスマスホーリーの実を掲載したかったが、センリョウにて代用。
2019.12.23(17:30)

撮影場所:小石川植物園
撮 影 日:2019.12.04
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真と同じ
「世界三大紅葉樹」というのがあるそうだ。
それはニッサボクとニシキギとスズランノキだそうである。
小石川植物園に「ニッサボク」があるのを知って、なんとかして紅葉を撮ってやろう、と思うのに、なかなかタイミングが合わないでいた。
今回、ようやくニッサボクの紅葉の様子を撮影できた。
「世界三大紅葉樹」というのがあるそうだ。
それはニッサボクとニシキギとスズランノキだそうである。
小石川植物園に「ニッサボク」があるのを知って、なんとかして紅葉を撮ってやろう、と思うのに、なかなかタイミングが合わないでいた。
今回、ようやくニッサボクの紅葉の様子を撮影できた。
周囲の環境もあり、撮れたのはさほど美しい写真ではないし、「もっといい色の紅葉はたくさんあるじゃないか」と思ってしまうが、ほかにニシキギとスズランノキが挙げられているのを見ると、どうも「葉が濃い紅色に染まる木」という意味での「三大紅葉樹」なのではないか、と思う。
この「世界三大紅葉樹」は日本の紅葉を知らない欧米の人たちが言い出したのではないか、と疑っている。
まあ、せっかくだから紅葉の時季の話題ということで、記事にしておこう。
ニッサボクはヌマミズキ科の落葉高木だ。
なお、学名に「木」(ボク)を付したらしく、漢字は当てられていない。
2019.12.22(17:25)
撮影場所:神代植物公園
撮 影 日:2012.11.24
撮影機器:Olympus XZ-1
ムクロジ(無患子)を初めて知ったのは深大寺と神代植物公園だった。
深大寺境内ではムクロジの実を比較的近くから観察できておもしろいが、印象深かったのは神代植物公園の中の一画にムクロジが数本まとめて植えられているところがあって、そこの黄葉がたいへん美しかったこと(2012年11月)。
撮影場所:小石川植物園
撮 影 日:2019.12.04
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
上は今年の小石川植物園のムクロジだが、ムクロジの黄葉は林の中でもとくに目立つ。
どうしてもカメラを向けざるを得ないほど色濃く、インパクトがあるのだ。
ムクロジはムクロジ科の落葉高木。果皮がサポニンを含み石鹸代わりに使われるとかも種子が数珠や羽根突きの羽根の材料に使われるなど、話題に事欠かない。
なぜか寺院の参道、境内などでもよく見かけるが、晩秋にはひときわ目を惹く黄葉が見られる。
2019.12.21(16:35)
撮影場所:小石川植物園
撮 影 日:2019.12.04
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
何年か前、湯島聖堂に行ったときに憶えたのがカイノキ(楷樹)。
大きな立派な木で、わざわざ由来を書いた立て札が立てられていた、と記憶している。
当時「そんなめずらしい木はここでしか見られないのだろう」と思い、まじめに調べもしなかった。
Wikipedia によれば、「カイノキ(楷樹、学名: Pistacia chinensis)は、ウルシ科カイノキ属の落葉高木。カイノキは、直角に枝分かれすることや小葉がきれいに揃っていることから、楷書にちなんで名付けられたとされる。(途中省略)孔子の墓所「孔林」に弟子の子貢が植えたことから、各地の孔子廟にも植えられている。孔子と縁が深く、科挙の進士に合格したものに楷の笏を送ったことから、学問の聖木とされる」のだそうだ。
写真は小石川植物園の林の中。
これまで注目したことがなかったが、紅葉(黄葉)が美しいので気がついた。
いかにもウルシ科の木らしい葉の付き方で目立つ。こういうときにこそ、きちんと調べて記事にして憶えよう、とこの記事ができた次第だ。
2019.12.19(22:05)
撮影場所:小石川植物園
撮 影 日:2019.12.04
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レ ン ズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
12月4日の小石川植物園。
カエデの並木道は紅葉にはやや早いか、あるいは台風の風にやられてやや傷みが目立つようでした。
売店近くにイロハモミジの大木があり、ここの紅葉が最も美しかった。
傷んだ葉も多少ありますが、美しいところを選んで4枚ほど…。
木が大き過ぎ、周囲にスペースはないので、遠景は撮れませんでした。
2019.12.17(14:00)
撮影場所:根岸森林公園
撮 影 日:2019.12.11
撮影機器:iPhone6
左側の木がオオシマザクラ、右側の木はエノキです。