〈8月9日 撮影〉

撮影場所:自宅庭
撮影日:2019.08.09 以下撮影日付のみ異なります。
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
自分の家にハマユウがないと、案外とよくわからないのがこの植物の生態である。
・次から次へと花穂が立ち上がり、1ヶ月を越えて咲き続ける。
・花が終わると、驚くほど大きな実を付け、花穂はその重さに耐えかねて倒れるが、実は地面に転がり、
転がったところで芽を出して、その場で成長して新しい株になる。
〈7月30日 撮影〉

それで、結果的にどうなるかというと、
・自宅庭の植物とはいえ、暑い夏にはなかなか面倒をみてはいられない。
・だから、気がついたときにはとんでもないところにハマユウが出てくることになる。
・上の写真のハマユウは壊れた温室の前、壊れて使っていない物干しの脇で成長した。
・過去に縁の下で成長したハマユウは、頭がつかえ、被害が広がらぬうちにシャベルで掘り出した。
〈7月19日撮影〉

三浦半島に行けば結構いろいろな場所で見られるハマユウだが、自生地の北限は佐島マリーナの近く、天神島だと言われている。
わが家はそれより北だが、葉山の地から出てきた祖父が庭に植えたのだろうと思われ、自生しているわけではない。
成長は非常に遅いが、気がついたときにはしっかりと根を張り、毎夏このような花を咲かせ始める。
《写真画像の表示について》
2、3週間前から複数の方から「写真画像の表示が遅い」との指摘をいただいている。
じつは、このことは数週間前から新聞でも話題になっていた。
要はネットが混み合っているのだ。サーバーに原因がある場合、PCが非力である場合など、事情はいろいろだが、データファイルのやりとりが混み合って起きる現象には違いない。
自分で確認できる現象としては、最初は夜間だけだった。それが盆休みに入り、日中からもう、自分のブログの画像表示が遅くなっている。
そうなってくるともう仕方がないので、試験的に今回から画像ファイルの画質を一段階落としてみた。
これでだめなら、さらにもう一段階落としてみようと思っている。
2段階程度であれば「画像編集者である私本人が細部をじっと見つめればわかる」程度なので、ぱっと見た目はさほど変わらないはずである。
さて、どうなるか……。

撮影場所:新本牧公園付近
撮影日:2019.08.05
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下の写真も同じ
写真のモミジアオイは過去にも何度か撮影し、紹介してきた。
「新本牧公園」(本牧和田公園)の本牧神社寄りの東側に、毎夏モミジアオイを数多く咲かせているお宅があり、そのお宅の植栽である。
ただ問題点があるのだ。

〈モミジアオイの特徴〉
・5枚の緋色の花びらを持ち、大きさは通常のフヨウくらい。ただし、ふつうは花弁は細めで、花弁と花弁の隙間が大きく開いている。
・葉が3裂から5裂くらいに細く裂けて、モミジ(カエデ)のような形になっているからフヨウと区別できる。

その問題点とは、葉が避けている様子から従来よりモミジアオイとして紹介してきたが、花弁が幅広であり、花弁と花弁の間の隙間が広くない。花の見た目はあまりモミジアオイらしくない。
上記の点は以前から気になっていたが、「ヤサシイエンゲイ」に次のような解説を見つけた。
「同属アメリカフヨウとの雑種が知られている」というのだ。「雑種は花びらの幅がいくぶんか広く、ふっくらした印象を受ける。葉の幅もやや広い」そうである。
写真の本種は、もしかすると、アメリカフヨウとの雑種かも知れない。

じつはこのお宅はアメリカフヨウらしき花も咲かせているのだ。
アメリカフヨウにしてはやや小さいが、上の花はいかにもアメリカフヨウらしき風情が見受けられる。

こちらは「こういう色のモミジアオイもあるのか」と思ったが、咲けていない葉も見られる。
アメリカフヨウかとも思うが、それにしては花が小さい。

こちらは葉が三裂に裂けかけている。
前述のモミジアオイとの雑種で、花はアメリカフヨウらしき特徴が残っているのかな、とも思う。

こちらのお宅はなかなかセンスがよくて、モミジアオイと併せてアメリカフヨウらしき花も見え、ついでに風車の飾り付けもして、モミジアオイの花に合わせた庭先のアレンジを行って見せてくれている。

なお、モミジアオイは「北アメリカ東南部の湿地を故郷とするハイビスカスと同属の植物で、紅蜀葵(こうしょっき)とも呼ばれる。冬は地上部が枯れて根の状態で越し、毎年花を咲かせる宿根草(しゅっこんそう)で、草丈は2m にもなる大型の草花」(ヤサシイエンゲイに拠る)だ。

撮影場所:横浜市こども植物園
撮影日:2019.07.03
撮影機器:EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ
本日の記事は横浜市こども植物園で撮影したコオニユリ(小鬼百合)です。
〈コオニユリ と オニユリ はどこが違うか〉
・大きく成長したオニユリと比較すると、コオニユリは背丈がやや低く、花も少し小さい。
・オニユリのは葉はしっかりとして幅も厚みもありますが、コオニユリの葉は細長くやわらかい。
・オニユリはその葉の付け根(葉腋)にころころした黒茶色のむかごが付きます。
コオニユリにはむかごはできません。

コオニユリの写真はやや遠目から望遠レンズで狙ったもので、オニユリの記事と同等の質感はありませんが、上に書いた特徴ははっきりと見てとれる、と思います。
総じて、オニユリの強い色調がやわらいだ印象で、コオニユリは「オニユリが嫌い」という方にも愛されそうです。
〈7月18日〉

撮影場所:自宅庭
撮影日:2019.07.18 以下撮影日のみ変わります
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
今年の「庭のヤマユリ」は7月5日から15日くらいまで、と前の記事に書きました。
その15日頃に咲き始め、30日くらいまで咲き続けたのがオニユリでした。
一度「泣きっ面に蜂」の記事でたくさん咲いている様子の写真を出しましたが、あれは21日の写真でした。
今回は花を大きく撮った写真も含めての特集記事です。

オニユリはむかごで増えるので、庭の各所に咲いていますが、今年は梅雨が長く、雨に打たれることもしばしばでした。
そんな日々の中で、曇った日や薄日の出た日にわずかの隙を狙って撮った中から選んだ写真です。
〈7月19日〉


〈7月21日〉

上の写真、7月22日の「泣きっ面に蜂」の記事の写真より、範囲はやや狭く、花はやや大きく写っています。

〈7月25日〉

以上、これまでの記事のように、わが家では6月の下旬に園芸種の黄色いユリが一番に咲いて、2番目がヤマユリ、次がオニユリ、やがて白いシンテッポウユリが咲き始める予定となっています。
オニユリとシンテッポウユリはとくに植えたわけではなくて、勝手にどこからか侵入してきて、わが家に居着いた百合たちです。
〈7月5日〉

撮影場所:自宅庭
撮影日:2019.07. 05 以下撮影日のみ変わります
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
今年の「庭のヤマユリ」は7月5日から15日くらいまで。
この期間は毎日雨になりがちで、ときおり陽が射してくるという、ヤマユリには気の毒な天候でした。
「アシナガバチ事件」ですっかり気が萎えて、写真を整理していませんでしたが、まあせっかく咲いてくれたのだから、写真をブログに載せておこう、という次第です。

〈7月6日〉

〈7月7日〉

〈7月9日〉


〈7月10日〉
