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ナツズイセン(夏水仙) と アシナガバチ事件のその後 2019.07.30 -- 1

2019.07.30(15:55)

190730 自宅庭 ナツズイセン3

 撮影場所:自宅庭
 撮影日:2019.07. 30
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 アイロン掛けをしていたら、きれいなピンク色の大きな花が咲いているから庭へ出てくるように、とかみさんから誘いがあった。問題点は「蜂の巣に近い」という。
 下見に行くと、どうもナツズイセンのようだ。蜂の巣からは1.5〜2m くらい離れている。
 長いスボン、長いシャツにさらに蚊避けの上着を着て、靴下をはいてしっかりした靴を履く。
 そこまでやらないと、庭で写真撮影はできない。蜂の巣のすぐ近くで撮影はしにくいので、撮影方向は限られるが、それは仕方がない。


〈死亡事故〉

 昨日の Yahoo!ニュースによると、28日に佐渡市で男性作業員(58歳)の方がアシナガバチに刺され、死亡したそうである。そうなると、庭での花の撮影もかなり気をつけなければならない。
 亡くなられた方は「道路脇で草刈り作業中に左腕をハチに刺され、薬を塗って作業を続けていたが、約3時間後に約900メートル離れたところで右手の指先を刺された」そうである。「その直後に咳や嘔吐(おうと)の症状が出て容体が急変し、すぐに病院に搬送されたが死亡した」という。
 私も「左腕を刺され、1時間半後に両手の指を指された」というところはよく似ている。もう一度刺されたらどうなるか、さすがに試すのはいやだ。

 ナツズイセンの撮影前に、私も蜂の巣を確認してみた。鉄製フェンスの外側、隣の駐車場(わが家の庭より40cmほど高い)の縁(へり)に挟まれた狭い空間にぶら下がっているのが、上のほうから覗くと見える。
 その付近の草刈りをしようとしたので反撃を喰らったらしい。
 どう見ても、駆除は簡単ではない。無理をすればまた反撃を喰らうだろう。
 相談の上、冬になるまでその付近だけ笹や草をそのまま残しておくしかない、との結論に達した。


【ナツズイセン】

190730 自宅庭 ナツズイセン2

 撮影場所:自宅庭
 撮影日:2019.07. 30
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 それはともかく、本題のナツズイセンだが、私は庭で咲いているのを見たのは初めてだ。
 かみさんがいうには、以前に一度咲いているのを見た、という。隣家の叔母からかみさんが聞いた話では、亡父が植えたらしい。何か条件が揃わないと、わが家の庭では咲かないのかも知れない。「庭の花」としては当ブログでは初めてである。


190730 自宅庭 ナツズイセン広角

 撮影場所:自宅庭
 撮影日:2019.07. 30
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD F012

 「ヤサシイエンゲイ」によると、下記の通り。
 ナツズイセンはリコリス・スプレンゲリ〔Lycoris sprengeri〕とリコリス・ストラーミネア〔Lycoris straminea〕もしくはインカルナタ(タヌキノカミソリ)〔Lycoris incarnata〕が自然にかけあわさってできた雑種と言われている。日本には古い時代に中国から海を渡ってやってきて野生化したと言われている。 
 早春に球根から帯状の葉を出して、30cm~50cmの長さに伸びる。夏前に葉っぱはすべて枯れてしまう。その後、真夏になると花茎を球根から長く伸ばしてその先端に数輪の花を付ける。

 大型で見映えがするが、何もないところから太い茎が伸びているのでちょっとびっくりだった。


190730 自宅庭 ナツズイセン1

 撮影場所:自宅庭
 撮影日:2019.07. 30
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

190730 自宅庭 ナツズイセン4

泣きっ面に蜂(その2) 2019.07.28 -- 1

2019.07.28(20:35)

20190728 蜂に刺された手1

 庭で小型のアシナガバチに刺されたのは7月21日だった。
 翌22日には腫れもかなりひいて、23日には通常の状態にもどっていた。
 それで終わりのはずだった…のだ。

 一昨日金曜日の深夜、ほぼ1時30分頃、左指のかゆみで目が覚めた。
 最初に刺された左手首もかゆくなり、とても寝ていられず、冷たい茶を飲み、身体を冷ました。
 土曜日朝、左手首、左中指関節付近から周辺に腫れは広がっていた。


20190728 蜂に刺された手2

 夕刻、右中指周辺が腫れてきて、左手と同様に手の甲の3分の1くらいに腫れが拡大。
 仕方なく、保冷剤で冷やし、夜間に無意識にかきむしったりしないよう、サポーターと保冷剤の組み合わせで対応した。

 日曜日(本日)朝起きてみると、腫れはかなりひどくなっていて、隣り駅の皮膚科に連絡、診てもらうことになった。

 蜂の針が残っている可能性のある小さな傷痕を捜してくれて、ピンセットで皮膚をつまみ、血を少し絞り出すなどの処置があったほか、即刻抗炎症剤を服用し、おなじく抗炎症剤の湿布を貼り、保冷剤で冷やすよう指示があった。
 翌日夕刻、もう一度見せに来るように指示もあった。

 6日間を経た後に、こういうことが起きることもある。
 蜂には気をつけましょう。

 

庭のサルトリイバラ(猿捕茨)

2019.07.25(18:00)

190725 自宅庭 サルトリイバラ1

 撮影場所:自宅庭
 撮影日:2019.07.25
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ

 蜂に刺された日、庭の植栽が入り組んで這っていかないと入り込みにくい辺りに、サルトリイバラを見つけた。
 思い出して、本日あらためて写真を撮った。


190725 自宅庭 サルトリイバラ2

 花期は4、5月頃だが、私はまったく気付いていない。5月は自宅でバラの撮影ばかりをしていたから、家にいた。数年前にも見つけており、またサルトリイバラがあるのではないか、と注意していたのだが、気付かなかった。雌雄どちらかわからないが、花を咲かせたのだろうか。
 雌株なら真夏には実ができて、赤くなれば観賞価値があるのだが…。


190725 自宅庭 サルトリイバラ3


 下の写真、よくよく見ると、トゲが結構たくさんあるのがわかる。うかつには掴めない。
 ヒゲのような細い蔓が、たくさん出ているのも見える。

190725 自宅庭 サルトリイバラ4アップ

 出歩いていて見つければおもしろいが、自宅の庭だ。踏み込むのを躊躇されるような場所がたくさんあるから、今ごろ気がついているわけであり、おもしろがっているわけにはいかないのである。
 今日もまた、1時間ほど草むしりに励んだ。
 蒸し暑さと蚊との戦いが厳しい。

泣きっ面に蜂 2019.07.22 -- 1

2019.07.22(15:05)

190720 自宅庭 オニユリの繁み

 撮影場所:自宅庭
 撮影日:2019.07.21
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 写真は昨日の自宅庭のオニユリ(鬼百合)の繁みです。
 こんな繁みが庭の各所にできています。
 背景から察せられると思いますが、梅雨の長雨のあいだに笹、ドクダミ、よくわからないイネ科の植物ほかが鬱蒼と生い茂り、その上に木々が枝を伸ばし、蚊が舞い、もはや足を踏み入れるのがためらわれる庭の状態です。
 長袖長ズボン、軍手、蚊避けネットで武装した上、何とか無理矢理奥のほうへ押し入って、奥にいくつかの拠点を確保し、できた拠点から庭の中央へ戻ってくる小道を作るという作戦を立てて数日続けてましたが、昨日不幸な事件が起きました。

 小型なタイプのアシナガバチが、座って笹などを刈っている私の手元に出てきたので、追い払おうとしたところ、左手首に一撃を喰らいました。
 強烈に痛いのです。
 手首は赤く腫れ始め、それを水で冷やして、何か薬を…と捜したら、古いアンモニア水が出てきた。中栓のブラスチックが堅くて外れない。脱脂綿がなくて、ティッシュでは吸い込んで役に立たない。
 仕方ないから上から垂らしてみました。まあ、気休めです。
 激しい傷みは2、3分で引き始めますが、腫れはどんどんひどくなる。
 
 1時間ほどで、手首は腫れたまま落ち着いてきましたが、次第に腹が立ってきました。
 曇っていてほかにすることもないこんな日に、庭のジャングルの藪刈りをしなくてどうする?
 という心理が働いて、先ほど蜂に刺された辺りへ再び入り込んで、私は作業を再開したのです。
 蜂は見当たらないし、さっきの蜂は巡回中の蜂を追い払ったのがいけなかったのだろうと。

 さて、ちょっと瞬きをした瞬間、突然自分の手の周囲に4匹の小型のアシナガバチがどこからともなく出現!!
 逃げる余裕もないままに、軍手の上から左右の手の指を3、4個所攻撃されました。
 いやはや、もう、痛いのなんの!!
 両手の中指の第2関節付近を刺されまして、左手の中指はおそらく複数個所。
 左右とも腫れて指を曲げることもできなくて、午後はすっかりファイトを失い、夕刻まで休んでました。

 まあ、夕方また外へ出て、問題の場所は巣がありそうだからと避けて、草刈りを続けましたけど。
 そうでもしないと、このままでは庭が大変なことになる、という危機感があるのでした。
 本日はまあなんとか…、多少の違和感はありますが指は曲がるようになりました。

 なお、かみさんが問題の個所を後刻見てまわり、庭の境界フェンスの地面に近い辺りに巣を発見したそうです。

ナニワイバラ(難波茨)〜 季節外れの異形の花 2019.07.20 -- 1

2019.07.20(12:50)

190719 自宅庭 ナニワイバラの実1

 撮影場所:自宅庭
 撮影日:2019.07.19
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下の写真も同じ

 今年の庭のナニワイバラは、4月10日過ぎから約2週間でした。
 ご覧の通り、いまはもう実ができています。


190719 自宅庭 ナニワイバラの実と異形の花2

 実ができているのはごく自然なことですが、実と同じ枝から分かれたもうひとつの枝に花が咲いているとなると、「今ごろいったいどうしたんだ!?」ということになります。


190719 自宅庭 ナニワイバラ 異形の花3

 しかも、よくよく見ると、花の中心部を茎が貫いて、先端には若い葉が繁っているではありませんか。
 上の写真の位置から眺めると比較的すっきりしていますが、下の写真のように反対側から眺めると「これはいったいどうなっているんだ!?」と言いたくなるくらい、かなり複雑な感じです。


190719 自宅庭 ナニワイバラ 異形の花4


〈ブログ記事休載中の経過報告〉

 ご無沙汰しておりました。
 「親知らず以外の歯はすべて自分の歯」ということを自慢にしておりましたが、7月1日、とうとう左下奥を抜歯せざるを得なくなりました。午前中に抜歯したというのに、夜就寝するまで血が止まらず、さらに抗生剤と痛み止めがいけなかったか、腹を壊してしまいました。
 翌朝犬を公園に連れて行っても、しゃがんだ状態から立ち上がるたびに立ちくらみ。
 3日ほどそれが続いてすっかり元気をなくし、しかもこの前後から雨天続き。
 仕方ないので、こんなときにPCのOSのバージョンアップでもやっておくか、と始めたところ途中でストップしたまま先へ進まなくなりました。
 Apple のサポートセンターと相談しつつ裏技を教わり3種類の方法を、3日間をかけて試しましたがうまくいかず、結局修理に出すことになりました。
 夜間に集荷、修理受付、配送まで正味3日間、案外と早く戻ってきましたが、当方が草むしり、コンサート、歯医者で抜歯痕の事後点検など、なにかと忙しくて2日間放置。バックアップ・データを修理済みの Macに戻したりするのに丸1日。
 4、5日前には通常の状態に戻っていましたが、雨天が続いて気分が滅入り、本人の私がやる気なし。
 7月19日、ジャングル状態の庭の草むしりの最中に、「ナニワイバラがおかしなことになっている」とかみさんから聞いてカメラを持ちだし、「おもしろい写真が撮れた」とようやくブログを再開する気力が出てきました。
 ジムに通い始めると体調も整ってきて、どうやら気持ちは前向きになってきています。
 いろいろと忙しいのですが、まあ、ゆっくりと、数日置きにブログ記事を書いていきたい、と思います。

庭の黄色いユリ 2019.07.03 -- 1

2019.07.03(23:20)

190627 庭の黄色いユリ1

 撮影場所:自宅庭
 撮影日:2019.06.27
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

 6月27日、フェンスの向こうも含め、ようやく黄色いユリが咲き揃ったと喜んでいましたが、テレビの気象予報によると、翌朝伊豆半島と房総をかすめるように、熱帯低気圧から変わった台風が通過すると言っていました。


190627 庭の黄色いユリ2

 これはもう仕方がないと、フェンス内の一輪を残してかみさんが切り花にしました。


190628 室内の黄色いスイセン1

 撮影場所:自宅庭
 撮影日:2019.06.28
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF24-105mm f/4L IS USM


190628 室内の黄色いスイセン2

 撮影場所:自宅庭
 撮影日:2019.06.28
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 部屋に入ってきたり、1m 以内に近付いたりすると、強烈な香りに驚かされます。
 ラベンダーだけでもかなりの香りがするのですが、ユリの香りはそれを圧倒しています。

 花屋さんでは黄色いカサブランカだと言われて買ったようですが、
 ふつうイエロー・カサブランカというと、花弁の端のほうが白くなっているコンカドールという品種が一般的です。
 この花は全体が濃い黄色。カサブランカなのかどうかよくわかりません。

2019年07月

  1. ナツズイセン(夏水仙) と アシナガバチ事件のその後 2019.07.30 -- 1(07/30)
  2. 泣きっ面に蜂(その2) 2019.07.28 -- 1(07/28)
  3. 庭のサルトリイバラ(猿捕茨)(07/25)
  4. 泣きっ面に蜂 2019.07.22 -- 1(07/22)
  5. ナニワイバラ(難波茨)〜 季節外れの異形の花 2019.07.20 -- 1(07/20)
  6. 庭の黄色いユリ 2019.07.03 -- 1(07/03)