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ミルテの花 2019.06.23 -- 1

2019.06.23(19:30)

190619 環境支援センター ギンバイカつぼみ

 撮影場所:横浜市環境支援センター
 撮影日:2019.06.19
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 6月19日、久しぶりに横浜市こども植物園を訪れ、隣の環境支援センターへ回った。
 気になっていたギンバイカ(銀梅花)の木を確かめる。
 え? まさか、もう実になっちゃったの? あとで拡大したらこれはつぼみのようだが、そうとは知らず昨年、一昨年の写真を調べた。7月の始めに撮影していた。あと10日くらいで開花のようだ。
 今年は再度出掛けていく時間があるかどうかわからないので、もう強引に昨年、一昨年の写真で記事にしてしまおう、と考えた。当ブログでは初めてのギンバイカの登場だ。


170706 環境支援センター ギンバイカ1

 撮影場所:横浜市環境支援センター
 撮影日:2017.07.06
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

 ちょっと話の目先を変えるけれど、
 「ミルテの花」はシューマンが作曲した歌曲集で、シューマンが結婚の前日にクララに献呈した歌曲集として知られている。
 これはピアノ曲が好きだからたまたま知っていることなのだが、それでも「ミルテの花」がまさかギンバイカ(銀梅花)のことだとは、結びつかなかった。

 ギンバイカ(銀梅花)がハーブのマートルだとは知っていたが、英語の Myrtle が「ミルテの花 Myrthen」(ドイツ語)とは結びつかなかった。そもそも私はドイツ語の発音をよく知らないのだ。
 なお、マートルは英国では古くから愛や純潔の象徴として花嫁のブーケに入れる習慣がある、という。
 葉、花、果実などは香料のほか、肉料理のスパイスなどに使われるそうだ。


170706 環境支援センター ギンバイカ2

 歌曲集「ミルテの花」の話題に戻るが、シューマンの場合、クララの無理解な父親から彼は徹底した妨害を受けていた。いつまでも結婚を許してもらえず、故意に悪い噂を流されたりもした。
 そこでシューマンはとうとう裁判所に訴えた。
 裁判で許可を得て、ようやくクララと一緒になることができるという喜びは、たしかに十分理解できる。
 その喜びの気持ちを表現するのに、自分で作曲した歌曲集を妻に贈るというのは、いかにもロマン派のシューマンらしい。


180702 環境支援センター ギンバイカ

 撮影場所:横浜市環境支援センター
 撮影日:2018.07.02
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 しかし、そうはいっても現代の日本社会に生きるドライな性格の私としては、シューマンの時代(18世紀)の社会生活はどうにも理解しがたい。クララの父親の仕打ちも、シューマン自身の反応も、ことさら大袈裟に感情を高ぶらせ、あまりにも感情過多だ、と感じてしまう。
 そのせいだろうか。
 私はバロックからブラームス近辺までの音楽はおおよそ万遍なく楽しめるが、シューマン以降のロマン派となると、どうも楽しめない曲が多くなってくる。
 あまりにも感情的な、思い入れ過多のロマン派音楽表現には、どうにも感情移入がむずかしいと感じてしまう。
 その後19世紀末から20世紀にかけてドビュッシーやサティ、ストラビンスキーらが登場したあとは、また私には聴きやすい音楽表現が増えて、楽しんで聴くことができるのだが…。

2019年06月23日

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