【ミツバツツジ】(4月6日)

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2019.04.06
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下の写真も同じ、撮影日付のみ異なります
ミツバツツジ(三葉躑躅)は枝先に3枚の葉を出すことから和名がミツバツツジとなった。
また、ミツバツツジの仲間は、ツツジの中で最も早く開花するツツジとして知られている。
ミツバツツジ類は、日本を中心としたアジア東部に、約30種があるそうだ。
ミツバツツジの中で最も早く開花するのは「ハヤトミツバツツジ」(隼人三葉躑躅)である。
ミツバツツジ類は葉が展開する前、あるいは葉が出始めるのと同時に開花するので、花がよく目立つという特徴があるが、カメラマン目線になると、ほかの色が入らないので背景が同じ色になり、撮影はとてもやりにくい。
花が咲きはじめたら早めに撮影するか、斜め上から枝先に近い花を撮るのがよさそうと気がついたときには、もうミツバツツジの時季は終盤だった。

「ミツバツツジ類の多くは雄しべが10本なのに対し、基本種のミツバツツジは5本であることが大きな特徴」と言われているようだ。
ただし、種類によっては雄しべに長短があり、数えるときには注意しないと見えにくい雄しべがあるので要注意だ。
この春はいくつかのミツバツツジ類の撮影を試みたので、撮影時期によりやや難の多い写真もあるが、一応並べてみようと思う。
撮影したミツバツツジ類 〜 ハヤトミツバツツジ(鹿児島)、ミツバツツジ(関東)、ナンゴクミツバツツジ(九州)、シロバナコバノミツバツツジ(中部)、タカクマミツバツツジ(大隅半島)、キヨスミミツバツツジ(千葉県、静岡県等)、トウゴクミツバツツジ(関東)〜 以上、おおよその咲いた順番
【ハヤトミツバツツジ】(3月13日)




【ナンゴクミツバツツジ】(4月6日)




以下は次回に続きます。