
撮影場所:小石川植物園
撮影日:2019.03.27
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
「伊豆吉野」は三島市の国立遺伝学研究所で竹中要氏がエドヒガンを母とし、オオシマザクラを父として交配を行い、作出した品種だ。(山と渓谷社「日本の桜」に拠る)
当ブログでは、昨年「天城吉野」を紹介しているが「伊豆吉野」は「天城吉野」とは父と母が逆になっている。

開花の時点で少し葉が出ているものの、オオシマザクラほどではなく、花数が多い印象だ。花弁はオオシマザクラのように大きく、白く、美しい。木全体にびっしりと花を付け、見事な咲きっぷりである。

数多くシャッターを切った割りには、よく撮れた写真が少ない。
めずらしく快晴だったが、コントラストが強くなりすぎてなかなかよい写真にはならない。
2枚目は距離が中途半端でごちゃごちゃしてしまった。もっと遠くから撮りたいが、それができるほど手前が開けていないのだ。
「伊豆吉野」の花の特徴をとらえるには近くから撮るしかないが、ほぼ満開なのでごちゃごちゃと周囲の花や枝が写り込む。
桜の撮影というのは、じつに悩ましい。
この「伊豆吉野」の撮影の頃から急に風が強くなり始めたのにも難儀した。
〈注〉 今晩はこの記事の前に「ゼンマイ」の記事があります。
お楽しみいただければ幸いです。

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2019.03.27
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD F012
ゼンマイ(薇)は、ゼンマイ科の多年生シダ植物です。