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マグノリア 2019.03.28 -- 1

2019.03.28(21:00)

190315 こども植物園 マグノリア1

 撮影場所:横浜市環境支援センター
 撮影日:2019.03.15
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ

 ハクモクレン(白木蓮)という木は、3月後半になるとあちらこちらで目に付くが、基本的に大きい木が多く、木全体にびっしりと咲くくらい花付きがよい。
 前回こども植物園付近の道路際で撮影したハクモクレンがそのよい例である。

 だとすると、上の写真はほんとうにハクモクレンなのだろうか。
 横浜市環境支援センターの立て札はそうなっていたが、どうも何か別種の花を見ているような違和感が感じられる。木が小型で、花がずいぶんと大きい。
 ハクモクレンをベースにした園芸種なのではあるまいか。

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《参考:ほんとうのハクモクレン》

20190315 環境支援センター ハクモクレン再録

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これはほんとうにハクモクレン(白木蓮)なのか?

190315 こども植物園 マグノリア2

 似たような花は横浜イングリッシュガーデンでも見ていて、同ガーデンは見映えのよい園芸種の植物をこれでもかというくらい集めていて人気がある。


190315 こども植物園 マグノリア3

 モクレン属の仲間には園芸種が多いので区別が難しく、こういうときにはマグノリア(Magnolia)と呼んでおく手がある。マグノリアはモクレン属の呼び名そのもので、「呼び名がかっこいいから」とこの呼び方が流行っているが、園芸種であろうが何だろうがモクレン属であれば「マグノリア」なのである。

アンギョウカンザクラ(安行寒桜) 2019.03.13 -- 2

2019.03.27(21:40)

190313 小石川植物園 安行寒桜1

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2019.03.13
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ

 安行寒桜(あんぎょうかんざくら) 別名:オオカンザクラ(大寒桜)。

 山ぼうし さんのブログ「きれぎれの風彩」の昨年3月14日の記事には次のように記されている。

 --------「安行寒桜(アンギョウカンザクラ)」は、埼玉県川口市安行に存在した本種に命名されたもので、その後増やしつつ「大寒桜」とも呼ばれています。寒緋桜と大島桜の交雑種とされ、ソメイヨシノに先駆けて長期にわたり咲きます --------

 山ぼうしさんは、昨年坂戸市北浅羽の「安行寒桜の桜並木」を現地取材されたのだった。


190313 小石川植物園 安行寒桜2

 小石川植物園の安行寒桜は、数年前に倒れてしまった。
 現在は切り株から再生し、また大きな花を咲かせている。

 山と渓谷社の「日本の桜」によれば、このサクラは寒緋桜と大島桜の交雑によってできたものだろう、というのが通説で、川口市安行に住む田中一郎宅にあったものを小清水亀之助さんが増やしたのが最初と言われている。
 花はオオシマザクラ(大島桜)のように大きく、ハヤザキオオシマ(早咲き大島)やカンヒザクラ(寒緋桜)のように早く咲くが、カンヒザクラ(寒緋桜)のように紅色がかっている。


190313 小石川植物園 安行寒桜3


 〈注〉今晩はこの記事の前に「上を向くのが好きな バイモ」の記事があります。
    併せてお楽しみください。

上を向くのが好きな バイモ(貝母) 2019.03.27 -- 1

2019.03.27(21:05)

190324 自然教育園 バイモ1

 撮影場所:白金台・自然教育園
 撮影日:2019.03.24
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ

 3月24日、白金台の国立科学博物館附属自然教育園。
 なぜかここのバイモは上を向くのが好きなようでした。


190324 自然教育園 バイモ2


190324 自然教育園 バイモ3


190324 自然教育園 バイモ4

シキミ(樒)の花 2019.03.26 -- 2

2019.03.26(21:01)

190309 自然教育園 シキミ1

 撮影場所:白金台・自然教育園
 撮影日:2019.03.09
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ

 シキミというと、その毒性について書きたくなるもので、私もこれまで劇物指定のことなどばかり書いてきた。
 今回はしかし、あらためて花の美しさに気がついた。


190309 自然教育園 シキミ2

 いままで何回かシキミの花を採り上げてきたが、この花は妙に早く開花したり、遅い時季に開花したりするものだから、私はほんとうのハイシーズンを知らなかったのではないか、と思う。
 白金台の国立科学博物館附属自然教育園でたくさんの花を付けた木を見つけたとき、「こんなに花数が多く、きれいな花を咲かせるのか」と驚いたのだ。同じ頃に小石川植物園に行ったら、いままで「木に勢いがない」と思い込んでいたシキミの低木が、やはり数多くの花を咲かせていた。


190309 自然教育園 シキミ3

マツブサ科シキミ属に分類される常緑小高木。


190309 自然教育園 シキミ4


《参考:シキミの実》

20170801 こども植物園 シキミの実再録

 シキミの実は昭和25年制定「毒物及び劇物取締法」、昭和40年政令第2号、第2条第1項第39号で劇物に指定。
 植物の実としては、唯一の指定。

〈注〉今晩は、この記事の前に「オランダ紅」の記事があります。めずらしいツバキです。

オランダ紅(おらんだこう) 2019.03.26 -- 1

2019.03.26(21:00)

190305 小石川植物園 オランダ紅

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2019.03.05
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 「オランダ紅」は「おらんだこう」と読むらしい。
 椿に詳しい「草木図譜」というネット図鑑によれば、江戸中期からの古典品種で、1739年の「本草花蒔絵」に記載されているそうだ。
 風変わりな模様の花なので異国の名前を当てたのか、名前の由来は不明だという。

 なお、松阪には来迎寺といって、オランダ紅の古木が咲く寺があるらしい。
 そこの立て札には「加藤清正が朝鮮出兵のときに持ち込んだ木」と書かれていて「朝鮮ツバキ」とも呼ばれてきた、と表示されているが、現在「朝鮮椿」と呼ばれているのはヤブツバキの園芸品種で、写真の花とはまったくの別品種である。来迎寺の花の写真を参照してみたが、花はやはり「オランダ紅」のようであった。

 ツバキは概して名札がないと品種名がわからないものが多いが、「オランダ紅」はかなり特殊な見た目なので、見つければすぐにそれとわかるだろう。

 正直にいえば、この写真では花に傷みが見え始め、私のいつもの基準ではブログの掲載基準に満たない。
 ただ、この1枚しか撮れていない一方でめずらしいツバキであり、来年も同じ時季に撮ることができるとは限らない。
 以上いろいろと検討して、あえてブログで紹介することにした。

ラショウモンカズラ(羅生門蔓) 2019.03.25 -- 2

2019.03.25(21:01)

20190324 自然教育園 ラショウモンカズラ1

 撮影場所:白金台・自然教育園
 撮影日:2019.03.24
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ

 シソ科ラショウモンカズラ属。
 カズラといっても蔓性植物ではない。茎は直立して、それに花と葉が付く。
 花後にランナーを出して細い茎が地面を這い、根付いて新たな株になる。
 名前の由来だが、平安時代、渡辺綱が鬼の巣くう荒れ果てた羅生門に乗り込み、鬼女の腕を切り落として持ち帰ったという話がある。その切り落とした鬼女の腕に、花の形を見立てて名が付けられたという。
 
 小石川植物園で昨年憶えた植物だが、ブログ初掲載の写真は白金台の国立科学博物館附属自然教育園で撮影した。


20190324 自然教育園 ラショウモンカズラ2


20190324 自然教育園 ラショウモンカズラ3


20190324 自然教育園 ラショウモンカズラ4


20190324 自然教育園 ラショウモンカズラ5

 今晩の記事は2本あります。
 この前の「ホウザンツバキ」(豊山椿)も一緒にお楽しみいただければ幸いです。

ホウザンツバキ(豊山椿) 2019.03.25 -- 1

2019.03.25(21:00)

190305 小石川植物園 ホウザンツバキ1

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2019.03.05
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下も同じ

 ヤブツバキに似て美しい、と気に入った。
 台湾で発見されたヤマツバキの意味で「ホウザンツバキ」と名付けられたという。発見された場所が台湾花蓮県豊山村だったということらしい。(GKZ植物事典より)
 ヤブツバキよりも、実物はやや小型で、色が濃いという印象だった。


190305 小石川植物園 ホウザンツバキ2


190305 小石川植物園 ホウザンツバキ3


190305 小石川植物園 ホウザンツバキ4

2019年03月

  1. マグノリア 2019.03.28 -- 1(03/28)
  2. アンギョウカンザクラ(安行寒桜) 2019.03.13 -- 2(03/27)
  3. 上を向くのが好きな バイモ(貝母) 2019.03.27 -- 1(03/27)
  4. シキミ(樒)の花 2019.03.26 -- 2(03/26)
  5. オランダ紅(おらんだこう) 2019.03.26 -- 1(03/26)
  6. ラショウモンカズラ(羅生門蔓) 2019.03.25 -- 2(03/25)
  7. ホウザンツバキ(豊山椿) 2019.03.25 -- 1(03/25)
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