
撮影場所:大船植物園
撮影日:2018.09.28
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
写真は今年の9月28日に大船植物園(旧名:大船フラワーセンター)で撮影したタイワンツバキだ。
小石川植物園のタイワンサザンカを紹介していたので、そのうちタイワンツバキを紹介しようと思っていたが、どうもよくわからないことが多いので、いままで写真を握ったままにしていた。
じつは楽さんのブログでタイワンツバキの写真を拝見したが、撮影は12月18日だそうだ。
私の写真はおそらく同じ木で、9月28日撮影である。
GKZ植物事典によると、花期は10〜2月だという。だから9月末頃に咲いていてもおかしくはないのだろう。
《参考》タイワンサザンカ(撮影:12月19日)

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2018.12.19
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
ところで、私が12月23日に紹介したタイワンサザンカ(上の写真)は学名 Camellia tenuiflora である。
つまり、ツバキ科ツバキ属の学名は Camellia で、私たちが通常見ているサザンカやツバキは、学名はどれも 「Camellia なんとか」なのだが、ツバキ科には、「Gordoniaなんとか」という学名になる属があり、タイワンツバキはゴードニアとも呼ばれているそうなのだ。(住友林業 の「きこりんの森」というサイトによる)
原産地は台湾、中国南部、ベトナムで、寒さにはやや弱いそうである。
以下、ふたたび タイワンツバキの写真に戻る

撮影場所:大船植物園
撮影日:2018.09.28
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

なお、この冬、私はトガリバサザンカ(Camellia kissi)、トガリバツバキ(Camellia cuspidata)、ヤナギバサザンカ(Camellia salicifoila)を紹介してきたが、いずれも Camellia と学名の頭に付いているので、これらは ツバキ属の花である。
また、念のため書いておくと、日本で見られる一般的なツバキやサザンカは、どれもツバキ属に含まれる。
そして、「茶」もツバキ科ツバキ属である。昨日紹介した「グランサムツバキ」もツバキ属。
「ツバキ属」というのはずいぶんと広い範囲を内包している。
しかし、ナツツバキやヒメシャラはツバキ科ナツツバキ属の花だ。