
撮影場所:小石川植物園
撮影日:2019.01.30
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
2019年になってからは、1月8日に自宅庭で花を撮影して以降、久しぶりにカメラを握りました。
正月の一連のイベントのあと、6日に八王子で通夜があり、そのときの冷え込みが響いて次第に風邪をこじらせ、回復の兆しが見えたのは先週の初め頃。少しずつ運動量を増やして、昨日は今年初めて少し遠征して植物観察に出かけました。
写真は小石川植物園で撮影しました。タチツボスミレの仲間かな、とは思いますが私にはスミレはまだよくわかりません。
久しぶりに風もほとんどなく、よい日和の一日でした。
みなさんのブログですでに春の花の写真をいくつか拝見していますが、私にとっては昨日のこの花が「いよいよ春が来るのだ」と初めて実感させてくれたのでした。

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2018.12.19
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ
「昭和侘助」は Amazonでも苗木を販売しているようです。
別名が多く、「昭和侘助」の他にも「柳葉侘助」、「雪中花」、「初雁」などと呼ばれているそうです。
写真を見ると、雄しべの葯が退化しているのが確認できると思いますが、これが本来の「侘助つばき」の特徴です。侘助つばきの場合、花弁に花粉が散っている姿というのは、基本的にはないわけです。
まあ、そうはいっても、私は花粉が散っている姿を見たことがありますから、100%ではないようですが。

〈2018年12月〉

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2018.12.19
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
サザンカの「千代鶴」と名札はなっているのですが、結構よく知られている園芸品種で、当然のことながらネットにはたくさんの画像があります。
悩むのは見た目がかなり違っていること。
小石川植物園で撮影された「千代鶴」はどれも当記事のような姿をしているので、私が名札を隣の木と取り違えたということではないようなのですが…。
ここでは一昨年の11月に撮影した写真も併せて載せています。きれいに撮れていますので。
〈2018年11月〉

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2018.11.11
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

〈2017年11月〉

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2017.11.07
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

風邪をこじらせたせいで1月の写真がありませんでしたが、ほとんど治ってきましたので、数日中に花散策に復帰する予定でいます。
〈2018.12.19 撮影〉

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2018.12.19
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
小石川植物園でハルサザンカの「竜光」を撮影しましたが、「竜光」は基本的に真っ赤であって、白い部分が入ることはないのが普通のようです。
昨冬は白の混じった花ばかりでしたが、今年は全体が赤の竜光を撮影することができました。
記事の写真には昨年の写真ももう一度掲載します。
〈2018.02.07 撮影〉

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2018.02.07
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ
「竜光」は東京農工大農学部の資料「東京農工大のサザンカ」によりますと、静岡県浜松市竜光町に推定樹齢200年の古木があるそうです。
繰り返し書いておきます。「ハルサザンカ」とは、「サザンカとツバキ(主としてヤブツバキとその園芸品種)との種間交雑またはその後代と考えられているグループ」だそうです。
たとえばこの竜光もヤブツバキのように雄しべの基部が長めに合着しており、花弁が多く開かず、やや筒咲きのような咲き方をします。


撮影場所:小石川植物園
撮影日:2018.12.19
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
【カンツバキ(寒椿)】小石川植物園

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2018.12.19
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM
カンツバキでもこのようになることがあるのですね。
ただ、名札はカンツバキでも、私がいつも根岸森林公園で見ているカンツバキとは微妙に違いますけど…。
【オトメツバキ(乙女椿)】本牧山頂公園

撮影場所:本牧山頂公園
撮影日:2016.03.20
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

〈2018.12.19 撮影〉

撮影場所:小石川植物園
撮影日:2018.12.19
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ
東京農工大農学部で作成された資料によると、「蜀紅錦」はハルサザンカに分類され、福岡県久留米市草野町吉木に推定年齢200年の古木があるそうです。
小石川植物園の名札では、ただ「蜀紅錦」となっているだけで、品種は表示されていませんが、ハルサザンカの「竜光」と「銀竜」が「蜀紅錦」と並べて植えられているので、この三種をハルサザンカとして一個所に集めて植えられたものと思われます。

なお、ネットではツバキとして扱っている例も見受けられます。
「ハルサザンカ」とは、「サザンカとツバキ(主としてヤブツバキとその園芸品種)との種間交雑またはその後代と考えられているグループ」と憶えておくとよいでしょう。雄しべの基部が長く合着していることが多いので、雄しべ部分の見た目はヤブツバキに近いものが多く、ツバキとして扱われていることが多いのも納得できます。
下に先日掲載したハルサザンカ「銀龍」の写真を掲載しましたが、下側の花の雄しべの基部に注目して下さい。
ひとまとまりに合着していますよね。ヤブツバキもこうなっています。野生のツバキの特徴です。
《銀龍 〜 ハルサザンカ》18.12.19 撮影

〈2018.02.07撮影 蜀紅錦〉

ところで、名物裂(めいぶつぎれ)のひとつに「菱文様蜀紅錦」というのがありまして、そちらは「ひしもんようしょっこうにしき」と読むのが習わしなので、この記事の花の読み方はそれにならって「ショッコウニシキ」としました。
(名物裂は、たとえば茶入れを入れておく袋などに使われます)
〈2018.02.20撮影 蜀紅錦〉
