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トウゴマ ---- 種は毒物リシンの原料 2018.10.08 -- 1

2018.10.08(15:45)

180923 トウゴマ 焦げ茶色になった実

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2018.09.23
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 トップの写真はトウゴマの実だ。
 緑色の実ができて茶色くなり、乾燥して黒っぽくなったあと、中から3粒の種が出てくる。その種がリシンの原料になる。

 「不審郵便内容は猛毒リシンの原料」という表題の記事が10月4日の日経新聞に掲載された。
 記事に拠れば「米国でトランプ大統領やマティス国防長官らに宛てられた不審な封書が見つかった事件で、複数の米メディアが3日、捜査当局が西部ユタ州に住む男の身柄を拘束したと報じた」そうである。国防総省は「内容物はトウゴマだった」と発表し、「毒物検査でリシンの陽性反応が出た」としているようだ。

 調べてみたら、リシンは日本でも2015年の11月に自衛官の妻がリシン入りの白濁焼酎を夫に飲ませようとして殺人未遂で逮捕された事件があった。そのときは「トウゴマを県警が妻宅の家宅捜索で押収した」と報道された。


170930 小石川植物園 トウゴマ全体T

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2016.09.30
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD F012

 トウゴマとはどんな植物か。わかりやすいよう、昨年全体像を撮影してある。小石川植物園では背丈120cm くらいまでに成長する。
 小石川植物園の薬園保存園に植えられているトウゴマについては、見た目がおもしろいので2016年の夏から注目してきた。同年にはトウゴマをブログの記事にもした。
 実が真っ赤になり、葉も紅葉した様子をネットの写真で見ていたので期待していたが、どうも真っ赤に紅葉する種類とそうでない種類があるらしい。


161021 小石川植物園 トウゴマの雄花と雌花咲き始め

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2016.10.21
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 上の写真はトウゴマの雌花と雄花。まだ咲き始めだ。
 先が尖った実のようなものはつぼみである。
 日付で言えば、トップの実の写真が9月23日、上の花の咲き始めの写真が10月21日。6月から9月、ときには10月まで、次々と新しい花を咲かせ、次々と実になっていく。
 トウダイグサ科トウゴマ属だ。


180622 小石川植物園 トウゴマの花咲き始め

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2018.6.22
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 上は6月の写真、花は少し咲き進み、てっぺんはできはじめの実になっている。


180721 小石川植物園 トウゴマ1

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2018.7.21
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

 7月21日の写真では花と実の両方が見えている。


180721 小石川植物園 トウゴマ2

 小石川植物園で薬園保存園に植えられている理由は、種子から得られる油がひまし油として使われるからだろう。
 ひまし油は下剤として使われるが、猛毒のリシンが含まれているので使用の際は十分な注意が必要だそうだ。
 Wikipedia によれば、「トウゴマは世界で年間約100万トン生産されており、主な生産地はインド、中国、ブラジルである。これらの国々では活発な生産計画が実施されている」とのことだ。


【付記】

 昨日は西武国分寺線鷹の台駅に集合し、玉川上水沿いに歩いた。
 古民家園(小林家住宅)などに立ち寄り、昭和記念公園方面へ。
 砂川口から入って立川口へ抜け、最後は立川駅周辺の「梅の湯」へ寄り、入浴後に懇親会。
 久しぶりに25000歩を越える記録となった。

 

2018年10月08日

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