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イタチハギ(鼬萩) 2018.10.04 -- 1

2018.10.04(20:50)

【たくさんのつぼみが集合した花序】(4月28日)

180428 小石川植物園 イタチハギのつぼみ

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2017.04.28
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下、日付のみ異なるほか同じ

 イタチハギはその特異な見映えから、変わった雰囲気を作りだしているので注目していた。
 花の時季はなんか妙に格好いいのだ。
 花の時季から実の時季まで一通り観察できたので、どう記事にしようかと思っていた。
 いわゆるハギ属ではないのだが、「ハギ」と付くからまあ、いまでもよいか、と考えた。


【イタチハギの花】(5月4日)

180504 小石川植物園 イタチハギの花1

 イタチハギ(学名:Amorpha fruitcosa)は、北アメリカ原産のマメ亜科イタチハギ属の落葉低木の一種。別名「クロバナエンジュ」ともいうらしい。
 高さは1-5m ほど。両性花だ。


180504 小石川植物園 イタチハギの花2


180504 小石川植物園 イタチハギの花3


180504 小石川植物園 イタチハギの花4

 小石川植物園では分類標本園と、売店近くの藪の中の2個所にある。
 トップの花序の写真は分類標本園で撮影。これらの花の写真は、売店近くにある大株を撮影したものだ。


180511 小石川植物園 イタチハギの花5

 すぐ上の写真のみ5月11日の撮影だ。花序のほぼ先端まで咲き揃っている。


【でき始めの果実】(8月1日)


180801 小石川植物園 イタチハギ できはじめの果実1

 私はイタチハギを気に入っているが、園芸用に庭園に植えるには向かないだろう。ならばなぜ、わざわざ日本で植えられているのだろうか。調べてみた。

 根の土壌固定力が強く、マメ科特有の窒素固定による肥料木としても有用なため、1940年代以降、緑化や観賞用として本格的に輸入された。しかし一方で、自然環境の豊かな地域では在来種の植物の生育を阻害したり、景観を損なうなどの問題を起こしている、という。
 日本生態学会の日本の侵略的外来種ワースト100に選定されているが、一方で緑化樹木として経済的に有用だとのこと。現状では栽培規制は行われていないそうだ。


180801 小石川植物園 イタチハギ できはじめの果実2


【果実】(9月9日)

180801 小石川植物園 イタチハギ  果実1

 果実の写真は、紛らわしいことに、上の写真も下の写真もなんらかの昆虫が写り込んでいる。
 現場では気がつかず、写真を点検して気がついた。


180801 小石川植物園 イタチハギ  果実2

 果実の写真も花の写真と同様に大株の果実を撮影できたらよかったのだが、夏にはすっかり刈り取られていて、分類標本園の果実しか撮影できなかったのが残念である。


2018年10月04日

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