
撮影場所:白金台・自然教育園
撮影日:2017.08.18
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ
こちらは昨年から注目していながら、なかなか名前がわからないでいた花だ。
葉腋ごとに小さい白い花を段々に咲かせ、花は小さくても草の背丈が高いので目立つ。
草丈80〜120cm とWikipedia に書いてあるが、白金台の自然教育園では自分の背丈との比較から、もう少しありそうに見える。
「シソ科かな」と思わせる花の形だが、当ブログでお世話になっている 楽さんが「シロネ」との立て札を別の場所でご覧になった、という。シソ科シロネ属の多年草だそうだ。

名前の由来は、「地下茎が太く白い」から「白根」。
Wikipedia によると、「晩秋から初冬にかけて、白い地下茎を掘りとって食用とする。きれいに洗って泥をおとし、熱湯でゆでてから、みそ煮、辛子マヨネーズなどで食す。生のまま、天ぷら、バター炒め、フライ料理などにも利用できる」とのこと。
引き抜いて根を確かめるわけにはいかないので、それはやっていない。
今年もまた7月26日の自然教育園で多数目にとまったので、これはそろそろ記事にしなければいけない、と思い立った次第だ。

写真は昨年のほうがよく撮れている。
というよりも、モデルのシロネの花が、まだ7月だというのに昨年の8月中旬より傷んでいる。
そんな次第で掲載写真は昨年8月に撮影した中から選んだ。

一昨日のソクズにせよ、このシロネにせよ、生えていれば必ず目に付く背丈であり、苦労して茂みの中を探さねば見つからない類の山野草ではない。