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カワラナデシコ(河原撫子)、ハマナデシコ(浜撫子)、ムシトリナデシコ(虫取り撫子) 2018.07.28 -- 1

2018.07.28(11:25)

【カワラナデシコ】(河原撫子)

180713 自然教育園 カワラナデシコ1

 撮影場所:白金台・自然教育園
 撮影日:2018.07.13
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

 「ナデシコ」という名前はよく聞くから、種類がたくさんあるのか、と思っていたら、ナデシコ属の日本の野生種は案外と少ないらしい。
 さらには、一般に「ナデシコ」と言ったら、それは「カワラナデシコ」のことだそうだ。


180713 自然教育園 カワラナデシコ2


【ハマナデシコ】(浜撫子)

200807 自宅庭 ハマナデシコOlympusE510

 撮影場所:自宅庭
 撮影日:2008年7月
 撮影機器:Olympus E510
 レンズ:12--60mm 詳細不明

 最近どこかへ消えてしまってあまり見ないが、わが家には「ハマナデシコ」がよく出てくる。
 根岸はもともと埋め立て地で海が近かったから、その名残だろうか。
 なお、色や花の形がハマナデシコと少し違う、とおっしゃる方もいらっしゃると思う。
 しかし、この花の付き方、艶のある葉の様子からハマナデシコだと判定した。
 別のこういう名称がある、という場合は、教えていただきたい。変種なのかも知れない。

 ナデシコの仲間の園芸種は多いらしい。こまかな園芸種はとても憶えきれないので、園芸の世界では「ダイアンサス」と呼べばそれはナデシコの仲間のことだ、という。
 ナデシコ属の学名が「Dianthus」だからだ。セキチクヒメナデシコなどはダイアンサスなのである。上の花も「ハマナデシコ」でなくても「ダイアンサス」には違いないのだ。
 ただし、例外はカーネーションで、これは一般によく知られている園芸種だから、カーネーションはカーネーションで例外だそうである。
 
 「園芸種のことなんて憶えられるか」とおっしゃる方もいるだろう。
 しかし、園芸家が広めたこのような「通称」はじつは学名の属を表す名称そのものであり、園芸種名を憶えることは〇〇科△△属の△△を憶えることと同じであり、ある植物がどういう属に属しているかを知ることに通じるのである。


【ムシトリナデシコ】(虫取り撫子)

170624 小石川植物園 ムシトリナデシコ

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2017.06.24
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 なお、参考に記載しておくと、「ムシトリナデシコ」はヨーロッパ原産だが「ダイアンサス」(ナデシコ属の花)ではない。ナデシコ科であってもシレネ属の花である。
 ムシトリナデシコは江戸時代に観賞用として移入されたものだそうだが、和名は江戸時代からの伝統を重視して名付けられており、属名とは無関係なのだ。

2018年07月28日

  1. カワラナデシコ(河原撫子)、ハマナデシコ(浜撫子)、ムシトリナデシコ(虫取り撫子) 2018.07.28 -- 1(07/28)