撮影場所:白金台・自然教育園
撮影日:2018.07.13
撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 以下同じ
ウバユリは昨年、一昨年と横浜市こども植物園で見てきた。
「ああ、こんな花、こんな花後の姿」とわかったつもりでいたが、今年白金台の自然教育園で開花したのを見て驚いた。
こども植物園の薄暗い林の中の群生と違い、全体のサイズが大きく、間近で開花の様子を眺めると圧倒されるような存在感がある。
間近まで近寄って花を横から見ると、花は付け根まで深く裂けていて、その様子が異質な生物の口を横から覗き込んでいるような、怖い感じがする。
その連想を拡げていくと、実が口を開いた様子はまるで映画「エイリアン」に出てくるエイリアンの口だ。
自然教育園で間近で見られることがわかったから、今年は秋以降、実の写真をしっかりと撮っておきたい、と思う。
花に圧倒されて葉の写真を撮っていないのだが、ウバユリはユリ科でもユリ属ではなくウバユリ属ということで、下のほうに開いた葉は、ユリの仲間とはまったく違い、ハートのような形をしている。
Wikipediaによれば「花が満開になる頃には葉が枯れてくる事が多いため、歯(葉)のない「姥」にたとえて名づけられた」という。
2018年07月25日
- ウバユリ(姥百合) 2018.07.25 -- 1(07/25)
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