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タロウカジャ(太郎冠者)〜 雄蕊の葯 退化の確認 2018.03.02 -- 2

2018.03.02(21:25)

180207 小石川植物園 太郎冠者 雄しべ葯の退化

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2018.02.07
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 2月7日 咲き始めの頃のタロウカジャ(太郎冠者)です。
 ご覧の通り、咲き始めの頃から雄蕊の葯は退化していて、花粉を作りません。

 なお、本日は記事が2本あります。
 この記事の前に、「アブラツバキ(油椿)」の記事があります。

カメリア・ドルピフェラ(和名:油椿) 2018.03.02 -- 1

2018.03.02(18:25)

180207 小石川植物園 カメリア・ドルピフェラ1

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2018.02.07
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM

 小石川植物園で育てている椿をていねいに見ていくと、ただ「めずらしいから」というだけで選ばれているわけではなく、どれも何らかの理由があるらしい、とわかってくる。
 ベトナム原産のカメリア・ドルピフェラ(Camellia drupifera)なんて、どうして植えられているのだろう。これはいったいツバキなのかサザンカなのか、見たときは悩んだ。


180207 小石川植物園 カメリア・ドルピフェラ2

 撮影場所:小石川植物園
 撮影日:2018.02.20
 撮影機器:Canon EOS 5D Mark III
 レンズ:EF100mm f/2.8L Macro IS USM 下の写真も同じ

 やがてわかってきたことは、カメリア・ドルピフェラは和名を「アブラツバキ油椿)」といい、中国においては重要な有用植物らしいのだ。
 いわゆる広義の椿油「カメリア油」を採取するのである。
 中国の安徽省潜山県では、2010年からアブラツバキの生産基地を建設し、その後財政豊かとなって生態環境も改善され、四季を通してうららかな景色が広がる「美しい村」の代表格になっているそうだ。


180207 小石川植物園 カメリア・ドルピフェラ3

 ネットで見つけたある記事を引用するが、
 カメリア油(Camellia Oil、中国名:茶油)は「広義の椿油」のこと。
 英語で椿をカメリアと呼ぶことから、産業界では、この広義の椿油を、狭義の椿油(ヤブツバキの種子油)と区別する意味で、カメリア油(Camellia Oil、中国名:茶油)と呼んでいる、という。
 また、学名から分類整理していくと、アブラツバキ(Camellia drupifera)はツバキ(Camellia japonica)でもなく、サザンカ(Camellia sasanqua)でもないが、サザンカに近い、広い意味で「種子油がとれるツバキ科の仲間」ということになろうか。

 なお、花のかたち、醸し出す雰囲気は、1月28日に当ブログで記事にした「オキナワサザンカ」と似ている感じがする。



〈昨晩の記事:「太郎冠者」という花名について の補足〉
 Wikipedia によりますと、
 太郎冠者(たろうかじゃ)は狂言に登場する役柄のひとつ だそうです。

2018年03月02日

  1. タロウカジャ(太郎冠者)〜 雄蕊の葯 退化の確認 2018.03.02 -- 2(03/02)
  2. カメリア・ドルピフェラ(和名:油椿) 2018.03.02 -- 1(03/02)